渡邉美穂卒業記念 『見つけたもの』
この物語はフィクションです。
オレは今ショックを受けている………
なぜなら、推しのべみほこと渡邉美穂が卒業を発表したのだ!!
○○)なんでだよぉぉぉ‼️
??)朝っぱらからうっせぇ……
○○)お前もおひさまなら分かんだろうがア゙ア゙ア゙ア゙ア゙‼️
??)そりゃあそうだけどよ……
皆さんはじめまして、オレは漆葉○○。大学2年生でひらがなけやきからの古参で渡邉美穂推しです。こう見えて有名おひさまインスタグラマーでフォロワーが50万人という多さです。あ、話相手は同じ大学の友達の榛徹君です。
○○)べみほが卒業だなんて嘘だア゙ア゙ア゙ア゙ア゙‼️
徹)だからうっせぇんだよ( '-' )ノ)`-' )ぺし
○○)ノω・、) ウゥ・・・べみほオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛
徹)ってかお前、セレモニー行くんだろ?
○○)うん、行くに決まってんだろノω・、) ウゥ・・・
徹)いつもん所に集合だからな
○○)お、おう(´TωT`)
帰り道
○○)やっべ‼️バイトで遅くなってしまった💦
??)いい加減離して‼️
○○)ん?なんだなんだ?
チンピラ)まぁいいじゃねぇか
○○)なにやってんの兄さん達
チンピラ)なんだガキ?
??)た、助けてくれませんか?
○○)つってもなぁ……って。
そこにいた女性に見覚えがあった………
チンピラ)ガキは早くお家に帰ってねんねしな笑笑
○○)てめぇら………なぁに俺の推しに触れてんじゃゴラァ‼️
そう言った○○は、チンピラに向けドロップキックをした
チンピラ)痛てぇ‼️なにすんだ………って
○○)お〜れ〜のぉ〜推しに〜なぁ〜にしちゃってのぉ〜?( º言º)
チンピラ)ちょ、なんだよコイツ………逃げんぞ‼️
そう言ったチンピラは颯爽と逃げていった
○○)ったく、あとで住所諸々特定してやる(´◉ᾥ◉`)
??)あ、ありがとうございますm(*_ _)m
○○)いえいえ、お怪我はありませんか”渡邉美穂さん”
??)(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…バレてた?
そう、そこにいたのは有名アイドルグループである日向坂46の渡邉美穂だったのだ
○○)それはもちろん俺の推しですので( - ̀ω -́ )✧
○○)(それにしても相変わらずべみほ、可愛いなぁ〜)
美穂)ねぇねぇ、君ってさいつも握手会に来てくれてたりミーグリに来てくれたよね?
○○)おお、覚えてくれたんですか⁉️
美穂)当たり前だよ〜w君さ、ひらがな頃から私の事応援してくれてるでしょ?だからだよ
○○)(めっちゃ覚えてくれてる)か、可愛い((ボソッ…
美穂)ねぇねぇこれから暇?
○○)まぁ……(目の前にべみほがいるしな〜)暇っすね‼️
美穂)じゃあ御礼も兼ねてご飯行こっ‼️
○○)え、えっとそれは文春さんにバレないっすかね?
美穂)自分のことより私のこと心配してくれるの?
○○)俺の推しですので‼️
美穂)ではズバリその推しが卒業すると聞いての心境は?
○○)バリバリ泣いて叫んじゃいました笑笑
美穂)そう?
○○)そうですよ、貴女のおかげで今の俺があるんですから
美穂)ふふっ、嬉しいなありがと💕
○○)(だ、ダメだ彼女はアイドル、彼女はアイドル……)そそ、それでどこに……
??)あ〜‼️やっと見つけた‼️
美穂)あ、菜緒〜‼️
○○)(え、菜緒ってまさか………)
○○)(まま、マジか‼️こさかなじゃん‼️)
菜緒)もうこんな所におって………
美穂)ち、違うよ?この子チンピラを追い払ってくれてたんだって‼️
菜緒)この子に?ホンマなん?
○○)は、はい!全力でお守りしました(`・ω・´)ゞピシッ
菜緒)ありがと〜な、それでどうしようとしたん?
美穂)御礼にご飯連れて行こうと思っただけだよ〜
菜緒)それってアカンやつちゃう?
美穂)じゃあ菜緒も来る?
○○)そ、それもダメじゃ?
美穂)じゃあどう御礼したらいいの?
○○)別に御礼なんていいですよ👍
菜緒)LINE交換やったらいけるんちゃう?
美穂)それいいアイデアだよ‼️
○○)それっていいことなんですか?
菜緒)ま、いいんじゃない?
そう言った菜緒の助言を元に美穂は○○とLINEを交換をした。
○○の部屋
○○)はぁ〜///マジ可愛いかったなぁ〜
呼出音〜🎶
○○)べべ、べみほからだ‼️
○○)『も、もしもし……』
美穂)『あ、出てくれた♪』
○○)『お、推しからの電話ですから‼️』
美穂)『そうなんだありがと💕』
美穂)『ねぇねぇ、○○君ってさ彼女もしくは友達とかっていたり…する?』
○○)『友達はいますけど、彼女はいませんよ笑笑』
美穂)『(いないんだ……)』
○○)『それがどうしたんですか?』
美穂)『ううん、なんでない。あ、そう言えば私の卒業セレモニー来てくれるんだって?』
○○)『はい!オレはひらがなの頃からのべみほ推しなので、最後まで応援させてもらいますんで‼️』
美穂)『嬉しいなぁ〜君にそんなこと言ってもらえるなんて、これはもっともっと練習しなきゃだね笑笑』
そしてこれ以降オレは推しのべみほこと渡邉美穂さんと頻繁にやりとりしていった。雨の日も片方が風邪でしんどい時にだってお互いを励ましあった。
そして彼女は日向坂を卒業した。
数週間後
○○)べみほぉぉおおおおお〜‼️
徹)うっせぇよバカ○○
○○)ノω・、) ウゥ・・・べぇみぃほぉ〜😭
徹)○○のやつまだ泣いてやがる笑笑
○○)推しの卒業で泣かねぇやつがいるわけねぇだろバカか?
徹)いい加減元に戻れよ〜
○○)うっせぇよバーカ
その日の夜
○○)腹減った……コンビニ行くか。
??)久しぶりだね○○君💕
○○)うぇ⁉️べべ、べみほ⁉️
そこには卒業したはずの渡邉美穂の姿があった。
美穂)も〜、私のことは美穂って呼んでって言ったでしょ?
○○)え、えっと………(な、なんでべみほが……)
美穂)嘘だよ〜笑笑
○○)(それにしても相変わらず可愛い…)そそ、それで俺に何か御用でも?
美穂)あ、そうそう実はねまぁその………
○○)みみ、美穂さん?
美穂)明日さ、お出かけしない?
○○)お出かけですか?(なんでだろ急に……)
美穂)だ、ダメ……かな?((上目遣い
○○)(あくまでお供、あくまでお供………よし‼️)い、いいですよ?推しからのお誘いを断るわけないじゃないですか‼️
美穂)やった‼️じゃあ明日の9時にハチ公前に集合ね‼️
○○)は、はい‼️(こ、これって一般的なデートだよな?いいのか俺で……)まいっか。
次の日ハチ公前
○○)こんな格好で良かったかな…
??)○○く〜ん💕
○○)あ………
美穂)ど、どうかな///
○○)あ、えっとその………めっちゃめっちゃ可愛いです。
美穂)ほんと⁉️やった♪
○○)そそ、それじゃあ行きましょうか‼️みみ、美穂さん……
美穂)うん///
こうして2人は109や映画館、水族館など渡邉美穂の行きたい所を行き尽くした。
夕方
○○)めっちゃめっちゃ楽しかったですね。
美穂)うん‼️君と来れて良かった‼️
そう言った美穂は○○にハグした
○○)ふぁ⁉️
美穂)離れるの嫌だなぁ……もっと○○君と居たいよ。
○○)(べべ、べみほからのハグ⁉️や、やばい気絶しそう……)あう〜(/ω\*)プシュ---♥
美穂)あ、あれ○○君⁉️
数分後
○○)こ、ここは………俺ん家?
美穂)あ、起きた?
○○)ふぁ⁉️なな、なんで美穂さんが俺ん家に⁉️
美穂)君のお友達の徹君って子がたまたま通りかかって来てたからお家に教えてもらったついでに運んでもらったの‼️
○○)(あのバカ徹め……覚えとけよ)なな、なにやってるんですか?
美穂)○○君お腹空いてるかなって思って……作ってみたの……
○○)こ、これはブログにあった豆腐ハンバーグプレート‼️
美穂)さすが私のファンだ、さぁさぁ食べて食べて‼️
○○)いただきます🙏‼️
○○)(・u ・)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ゴックン( ‘ч’ )ゴックン
美穂)ど、どう……かな?
○○)めっちゃめっちゃ美味しいですよ‼️
○○)こんなに美味しいの久しぶりです‼️もう美穂さんがお嫁に来て欲しいぐらいめっちゃくちゃ食べたいっす‼️
美穂)お、お嫁さん///
○○)あ、いや……これはそのえっと〜
美穂)ね、ねぇねぇ○○君
そう言った美穂は○○に近付いた。
○○)みみ、美穂さん?
美穂)○○君さ、私のこと好き?
○○)ふぁ⁉️なな、何言ってるんですか⁉️おお、俺はオタクですよ⁉️そそ、そんな……女神みたいな貴女にそんな‼️
美穂)じゃあ……私のこと嫌い?
○○)きき、嫌いではない…です。
美穂)ふふっ、素直でよろしい。
そう言った彼女は俺の頭をぽんぽんし更にもたれかかった。
美穂)私はね君のこと好きだよ?
○○)そそ、そうなんですね。(なんて反応したらいいんだよこれ‼️)
美穂)私のさ卒業理由は知ってるでしょ?
○○)まぁ、はい。
美穂)私さ、後悔はしてないんだけどやっぱりあそこにもっと居たいなって思うんだ……けど!
○○)けど?
美穂)今は、君の傍にいたい。もっともっと君の傍にいて君のことたっくさん知りたい‼️
○○)みみ、美穂さん?
美穂)私は、好きな人にしか好きって言わないよ?それがどういう意味か私のこと推してる君なら知ってるよね?
○○)美穂さん………
美穂)漆葉○○君、私と付き合ってください。
○○)(えっ、美穂さんが俺のことが好き?な、なんで俺なんかしたか⁉️こ、これはわざとなのかそれとも釣ってるのか?
彼女目は真剣な目であった
○○)(本当に俺のこと好きなんだ美穂さんは……俺もそれに答えなきゃだよな?)
○○)この人生、オタクっていう肩書きのせいで付き合うことなんて夢のまた夢だと思ってました。
○○)けど、今分かりました。彼女が出来ないんじゃなくてそういう出会いが無かっただけなんだって。
○○)渡邉美穂さん、俺も貴女のことが好きです。俺と付き合って……いや、結婚を前提に付き合ってください。
美穂)えっ、けけ、結婚⁉️いきなりすぎない⁉️
○○)それほど貴女を離したくないんですよ俺は。
美穂)○○君、ありがと大好き‼️😘💕💕
○○)俺もです。
○○)せっかくなので美穂さんにひとつ
美穂)なぁに?
○○)俺は1度美穂さんに言いましたよね『貴女のおかげで今の俺がある』って
美穂)うん、言ったけど?
○○)俺は、美穂さんと同じで昔はさ人前に出るのがめっちゃ苦手で人に自分の気持ちが言えなかったんです
美穂)え〜⁉️うっそだ〜‼️
○○)嘘じゃありませんよ、そんな時に渡邉美穂さん貴女のこと知ったんです。
○○)それで美穂さんが俺と同じ境遇の人だって知って嬉しかったんです。
美穂)だから、私のこと応援してくれてたの?
○○)はい、そんな貴女が今では俺の彼女です。
美穂)ズバリその心境は?
○○)世界一嬉しい最高の日です今日が
○○)………美穂。
美穂)○○……君?
○○)愛してるよ。
こうしておひさまである、漆葉○○はある日突然卒業発表した推しの渡邉美穂と両思いとなり、末永く暮らすのでありましたとさ。
渡邉美穂卒業記念 『見つけたもの』
~完~
渡邉美穂さん、ご卒業おめでとうございます。
オタクとして陰ながらも貴女こと応援します。
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