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Premiere League 第14節 Man City VS Tottenham


両クラブの状況

◆Man City
前節リヴァプール相手に終盤で追いつかれ惜しくも引き分けに終わったシティ。首位の座をアーセナルへ明け渡す形となった。
CLではライプツィヒに勝利し首位での突破が確定し調子は万全
今節は長年苦しめられているトッテナム、過去30試合では17勝3分け10敗と
やや勝ち越しているが、油断は禁物だ。


◆Tottenham
前節ヴィラ相手にホームで敗北を喫しリーグ3連敗となるトッテナム
何としても連敗を止め年末への過密日程へ進みたいところだが今節の
相手はリーグ3連覇中のシティ
マディソンを怪我で欠く中、ソンフンミンを筆頭にシティを攻略できるか


スタメン/フォーメーション

◆Man City
シティは可変式3バックの3-2-4-1の布陣
今節も左ウイングにはドクが選ばれた。
怪我人も復帰が続き、コヴァチッチ、ストーンズもベンチに名を連ねた。



◆Tottenham
トッテナムはソンフンミンを1トップに置いた4-2-3-1の布陣
トップ下はクルゼフスキが務め、左サイドにはリシャルリソンではなく
ヒルが選ばれた。
マディソン、ペリシッチ、ファンデフェン、サールと怪我人が多い状況



前半

ドクの個人技とウォーカーの鉄壁の守備

前半がスタート、シティはいつも通りハイプレスを仕掛けチャンスを伺っていくが、カウンターから早々に失点をしてしまう。
その後ソンのOGで追いつくと左サイドの猛攻が始まる。
シティの攻撃では中盤で支配し、前線近くではほとんどがドクにボールが集まる。ドクは前を向いた際の敵を剥がしながらボックスに侵入するドリブル、また1対2になった時はノーモーションで後ろに戻すこともできる。
この試合では1度のポスト直撃のシュートとアルバレスに供給したキーパスで見事に仕事をして見せた。
守備面ではスパーズのカウンターに対し、左のポロにはウォーカーが完璧な対応。
ハーランドの決定機でのシュートミスが目立つ点だけ不安材料か。


ジョンソンのスピードにハイプレス

アウェイのスパーズは前半早々、カウンター時にクルゼフスキから展開しソンが見事ゴールを決める。
しかし、その後ソンのOGで同点としてしまう。
攻めてはシティのハイプレスに対し、スパーズもボール非保持の際はハイプレスで対応していく。
印象的だったのはジョンソンのスピードに乗ったドリブル。得点には繋がらなかったが、グヴァルディオルとのマッチアップでドリブルで見事抜いて見せた。
その後もハイプレスからのパスカットでチャンスを演出するも、ウォーカーやディアスの対応に防がれ追加点はならず。
守備面ではヴィカーリオ⇔DF陣でのパスミスが目立ってしまいボールを奪われる展開が多くなる場面が多くなってしまう。


後半

チャンスをものにした男、グリーリッシュ

1点リードで迎えた後半、ドクが足の違和感?のためグリーリッシュと交代
前半に引き続きハイプレスで攻め込むも、ロチェルソのゴラッソで同点に追いつかれてしまうが、途中交代のグリーリッシュが魅せる。
ボックス前ロドリがビスマからボールをカットすると、右に流れながらハーランドへパス。ハーランドがゴール前へグラウンダーのクロスを送ると
グリーリッシュが流し込みリーグ戦初ゴールを記録した。
その後投入されたリコルイスは攻守に渡て迫力のあるプレイで貢献するも
最後の最後に追いつかれ引き分けで終了。
チェルシー、リヴァプールに続いて追いつかれての引き分けとなってしまった。


欠場の多い中奮闘するスパーズ

後半がスタートし、巻き返しを計るスパーズだがシティの守備、ハイプレスに対し中々中盤とゴール前での時間を作れない。
しかしロチェルソがゴール左隅へ見事なロングシュートを叩き込み同点にする。その後追加点を許すも90分にジョンソンがウォーカーと対峙しながら上手くタイミングをずらしロブパスをあげると、走りこんできたクルゼフスキが競り勝ち頭で押し込み再び同点に。
CBの欠場が多く、十分なスカッドではなかったものの強気なビルドアップとハイプレスで何とか同点にした。


試合結果

Man City 3 - 3 Tottenham
◆Man City
Son ( 9' OG )
Foden ( 31')
Grealish ( 81')

◆Tottenham
Son ( 6' )
Lo Celso ( 69' )
Kulusevski ( 90' ) 


Pick up

◆Man City
19.Alvarez
この試合、IHで先発したアルバレス
守備時のハイプレスはもちろん、攻撃時の素早い顔を出す動き
オフザボールのポジショニングなどハーランドが不調の中攻撃に厚みを
持たせた。
2点目の場面では見事なアシストを決めフォーデンのゴールに貢献した。


◆Tottenham
18.Lo Celso
今シーズンから加入したロチェルソ
前節のヴィラ戦に続き、見事なロングシュートを決め2試合連続得点となった。
中盤の要サールが不在の今、ビスマとコンビを組みチームの不調を救う存在となれるか。


総評(個人的な感想含む)

引き分けが続き負けられないシティと連敗中のスパーズの試合!

まずはホームのシティ
この試合ではピンチでのディアスやウォーカーの対応で防いでた部分もあるが3失点もしてしまった。
スパーズのスピードの速いビルドアップ、カウンターに対し十分に対応が出来ていなかった。
攻撃面では順調な崩しから2点を決めたが、ハーランドの不調?が垣間見えるようなシュートミスの場面も。
フーパー主審によるジャッジでチャンスを一つ潰された気がするけど、失点数を抑え、決めるところで決め切れていれば。といばそこまで。
今季は勝てた試合で追いつかれて勝ち点を取りこぼす展開が多すぎた、、、
次節はグリーリッシュ、ロドリを欠いて好調のヴィラと対峙。
この停滞した流れを食い止めれるか。

一方アウェイのスパーズ
マディソン、ファンデフェンを欠き万全なスカッドではないがシティのハイプレスに対し上手く対応しながら攻撃を仕掛けれてたと思う。
ジョンソンやクルゼフスキのスピードと抜群のパスセンスを持った攻撃に
好守でインパクトのあるプレイを見せるウドジェ、最後まで走り切って
ミスを逃さないソンなど全体的にクオリティが高かった。
崩されたシーンやビスマがカットされたシーンなどは修正が必要だが
マディソン、サールが戻ってくると考えると攻守に厚みが生まれてより強くなる。


色々と思うことはあるけど、4連覇を狙う上ではこのままだとシティはだめだなと感じてしまった。
ドクやコヴァチッチといった期待の戦力もあるがまずは全体のシステムを見直し、追いつかれないため、勝ち切るサッカーをしてほしい。


ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた次の試合で!!

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