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Premiere League 第9節 Bournemouth VS Wolves


両クラブの状況

◆Bournemouth
前節、エバートンに敗戦し下位から抜け出すことのできないボーンマス
今季は、シェフィールドと並び未だ勝利が1つもない。
監督の解任が示唆される中、ホームで勝利しなんとか降格圏脱出の
きっかけに出来るか。

◆Wolves
前節はアストンヴィラ相手に引き分けに終わったウルブズ
シティへの勝利から勢いそのままにボーンマス相手に勝利を掲げ
中位以上に上がりたいところ。


スタメン/フォーメーション

◆Bournemouth
ボーンマスは定番の4-2-3-1の布陣となった。
ストライカーのソランキを1トップに置き、新加入のスコット
アーロンズ、ケルケズを先発に選出した。

◆Wolves
アーセナルは3-4-3の3バックを採用
前線のメンツは最近では定番となっているクーニャ、ヒチャン、ネト
レミナの位置にトラオレが先発となった。


前半

躍動するボーンマスの攻撃陣

ホームにウルブズを迎えたボーンマス
慎重なスロービルドアップからタバーニア、ビリングが速度をつけて一気に
ゴールに向かい前進していく形で試合が進む。
タバーニアは簡単に奪われないキープ力とドリブルで左サイドからボックス前までボールを運び、ビリングはサイドに移動しながらもキーパスを狙っていく。
そこで最後のラストピースとなるのがソランキ
この試合でも、右サイド深い位置からのビリングのパスを絶妙なポジショニングで待ち構えゴールに流し込んだ。
また、攻撃陣は守備に戻るのも早く、ヒチャンからクーニャへのパスを戻ってきたビリングがクリアし決定機を防いでみせた。
ファールでのイエローカードが目立つ点が不安だが、後半ホームサポーターに追加点を見せることができるか。


最後の一押しが決まらないウルブズ

アウェイでの戦いとなったウルブズ、今シーズンでは定番となった
ヒチャンとネトの両サイドで攻撃を形成していく。
主にネトはスピードに乗った際の推進力と、カットインでゴールを狙う
開始直後もカットインからバー直撃のシュートを放って見せた。
その他でもアイヌーリからヒチャンの攻撃や、中央でクーニャが単独で狙うシーンなどゴールに迫るシーンは多かった印象だが、結果としては無得点
惜しいシーンはあるものの、最後のシュートの場面で阻まれる展開が多くなってしまったウルブズ、後半で巻き返すことができるか。


後半

試合を大きく左右したレッドカード

1点リードの状態で後半を迎えたボーンマス
このまま追加点を奪いたいところだったが、立ち上がりで1点を失ってしまう。
点を取りに行くしかなくなってしまったボーンマスだが更に不利な状況に
コックがヒチャンにファールをするとヒートアップし頭突きをしてしまいレッドカード。1点を追いつかれた状況で数的不利になってしまう。
その後はウルブズペースで試合が進み、後半での枠内シュートは僅か2本に終わってしまった。
終了間際には逆転弾を撃ち込まれ、ホームで痛い敗戦となった。


仕事をしてみせたスーパーサブ

後半がスタートし、47分にいきなりクーニャのシュートが炸裂。引き分けとした。
その後ボーンマスのコックが退場し数的有利となったウルブズは
ビルドアップを早め高い位置でのボール回しを展開。
途中交代したドイルも落ち着いたパスと状況判断に精度の高いクロスを供給していく。
決定機は多くあるも、中々点が奪えない中クーニャに代えて高さのある
カライジッチを投入した。この采配が吉と出る。
ボーンマスのゴールキック、カライジッチがビリングの後ろからボールを奪うとヒチャンが冷静に再びカライジッチにパス。ボックス内フリーとなった
カライジッチが落ち着いて決め逆転に成功した。
クーニャに代え変化を加えたウルブズがアウェイで勝利を収めた。


試合結果

Bournemouth 1 - 2 Wolves
◆Bournemouth
Solanke ( 17')


◆Wolves
Cunha ( 47')
Kalajdzic ( 88')


Pick up

◆Bournemouth
29.Billing
この試合、トップ下で先発したビリング
先制点のアシストを記録し、後半にはゴールを脅かすロングシュートも放った。
ソランキの決定力不足が不安視される中、鍵となるのはビリングのアシストになるか・

◆Wolves
20.Doyle
シティからのローンで加入したドイル。この試合では後半からの出場
ゴメスに代わり中盤での起用となったが、落ち着いたボールさばきに細かいところを通すパス、正確なクロスと十分に実力を発揮した。
守備面でもアグレッシブな一面を見せ、今後の先発起用に向けアピールしてみせた。


総評(個人的な感想含む)

2番目の推しであるウルブズ対ボーンマスの一戦!

まずはホームのボーンマス
正直ボーンマスの試合は今シーズン2回目?くらいであまり把握出来ていなかったが前線のクオリティがとにかく高かった。
エースストライカーのソランキはもちろん、左サイドのタバーニア、トップ下のビリング。ボックス前で時間を作れる選手ばかりで前半の決定機も多かった。
その分、後半での退場は痛かった。
実際にほとんどウルブズに支配され、チャンスが少なかった印象。
そんな中でもビリングのロングシュートや、ソランキが一人でロングボールからカウンターを狙う姿などは、ホームサポーターにとっては嬉しい場面だっただろう。

一方のウルブズ!
前半は少し押されていたが、両ウイングのネトとヒチャンが試合全体を通して良いプレイをしていた。
特にヒチャンとアイヌーリの縦のコンビは足元+連携が見事に出来ていて
深い位置でタメを作れていたのが良かった。
ネトに関しても安定の足元とスピードで1アシストを記録。
また、クーニャ、カライジッチの2人のストライカーに点が生まれたのもウルブズとしては嬉しい結果となった。
次節は強豪ニューカッスルとの対戦、いかに対策を講じるか。


ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた次の試合で!

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