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「成し遂げるべき事」を打ち立てる (起業への道)

私は、「起業は、ゲームのRPGのようなものだ。」と意識しています。
最近は「流行らない(ゲームの)ジャンル」のようですが、私が子供だった頃はドラゴンクエストやファイナルファンタジーで燃えました。

「ゲームの目的」は様々で、
「魔王にさらわれたお姫様を取り戻す」や
「魔王の悪政で苦しい生活を強いられている人々を助ける」、
「親の仇の魔王に復讐する。」など色々ありますが、
たいてい「勇者(自分)が魔王をぶっ倒してハッピーエンド」になります。

乱暴ですが、「(魔王を倒すために)成長する過程」が楽しいから「ゲームとして成立」します。「過程」が楽しくないと、「クソゲー」と呼ばれます。

昔話も「RPGのような話」は多いですかね?
「桃太郎」とか、「一寸法師」とか、「スサノオとヤマタノオロチ」とか。
たいてい「苦しめられている人」がいて、
その人を助けるために勇者が旅に出ます。
道中の犬や猿や雉を仲間にするときは「動物かよ!」と驚き、
「鬼を倒す」を成し遂げてスカッとし、
財宝を得られてハッピーエンドです。

そろそろ「俺(私)は、ゲームや昔話を読みに来たんじゃない。起業の話を読みに来たんだ!」と怒られそうなので本題に入ります。

「課題意識」をもつ

「ゲームのRPGや昔話」は、「現実世界とはかけ離れた世界」と思われるかもしれませんが、そうでもありません。
けっこう似てます。

現実世界に「魔王や鬼」はいません。
ですので現実世界で「魔王(鬼)をぶっ倒さねばならない!という課題意識」を持つ事は成立しません。
しかし、
「苦しめられている人々(苦しんでいる人々)」は現実世界にも沢山います。その「苦しんでいる人」に「自分の子供」が入っていたらどうでしょうか?「見て見ぬフリ」はしたくないですよね?
「誰かの助け」を待つのも良いかもしれませんが、
「タイムオーバー」になってしまうかもしれません。
「自分(勇者)が、子供を救わねばならない(育てなければならない)。」は、
立派な「人生というゲームの課題」になります。

「俺(私)には課題など無い。人生ハッピー!やりたい事をやるだけさ。」という人がいたら羨ましいですね。

成し遂げる「べき」事

桃太郎の「課題意識」と「成し遂げた事」は、下記になるそうです。
[課題意識]
鬼ヶ島に悪い鬼がいる噂を聞き「俺が成敗せねば!」という意識をもった。
[成し遂げた事]
悪い鬼を成敗した。
[その結果]
悪い鬼から財宝を得た。

何か新しい事(起業)をはじめるとき、下記を明確にする事は大切です。
 1. 課題意識
 2. 成し遂げるべき事
 3. 成し遂げた結果として得られる事

例①

私は「ラーメン屋さんで起業」を例にして語るのが好きなので、語らせて下さい。私は、経営者には「こんな気概」を持っていてほしいです。
[課題意識]

ラーメン屋を生業にしたい(ラーメン屋で起業して収入を得たい)。
[成し遂げるべき事]
「お金を頂くに値するラーメン」の生産。
[成し遂げた結果として得られる事]
1. ラーメン屋を宣伝する機会。
2. ラーメン屋でラーメンを提供する機会。
3. ラーメンが売れた事による売上。
4. 収益。

逆に言うと、こんなラーメン屋さんには行きたくありません。
[成し遂げるべき事]
ラーメン屋の宣伝。
ラーメンの生産効率の改善。
固定費の削減。

何が違うかというと、
後者には「お金を頂くに値するラーメンの生産」が入っていません。
経営する上で、「お金を頂くに値するラーメンの生産」と「ラーメン屋の宣伝」と「ラーメンの生産効率の改善」を同時に行ったり、順番が入れ替わったりすることはあるかもしれませんが、「お金を頂くに値するラーメンの生産」を除外してしまってはいけません(疎かにしてはいけません)。
「ラーメン屋の宣伝」に注力する事で、一時的に「良い成果(売上)」を得る事が出来るかもしれませんが、肝心の「ラーメンの味」が残念な味でしたら、すぐに廃れてしまいます。
「尻上がり」ではなく、「尻すぼみ」の事業になってしまいます。

例②

「ラーメン屋さんで起業」は「遠い世界の話」かもしれないので、今度は所謂「noterで起業」で説明させてください。

「noter(noteに投稿する人)」には、「事業(起業)として」ではなく「純粋に趣味として」で投稿している人も沢山います。そういう人はこの話には該当しません。不快な思いをされましたら申し訳ございません。容赦ください。

話を戻しますが、
「noterで起業」という場合、「事業化」しなければなりませんので「収益(お金)の話」が出てきます。そのため、こんな感じの気概を持っていると良いかと。
[課題意識]
noteを生業にしたい(noteで収入を得たい)。
[成し遂げるべき事]
「お金を頂くに値する記事」の執筆。
[成し遂げた結果として得られる事]
1. 記事をnoteに投稿する機会。
2. フォロワーの増加。
3. 投稿した記事が売れた事による売上。
4. 収益。

逆に言うと、「こんな(下記の様な)noter」の記事は読みたくありません。
[成し遂げるべき事]
毎日記事を投稿する。
フォロワーを増やす。

何が違うかというと、
後者には「お金を頂くに値する記事の執筆」が入っていません。
「毎日記事を投稿する」や「フォロワーを増やす為にフォローを沢山する」に注力する事で、一時的に「良い成果」を得る事が出来るかもしれませんが、肝心の「記事の内容」が残念な内容でしたら、すぐに飽きられてしまいます。
「読んでほしい事(伝えたい事)があるから記事にする。そして投稿する。」があるべき流れです。「伝えたい事は無い。でも毎日投稿する。」では、「自分の記事の価値」が下がります(信頼を失います)。
「尻上がり」ではなく、「尻すぼみ」の事業になってしまいます。

まとめ

新しい試みとして起業するとき、
 1. 課題意識
 2. 成し遂げるべき事
 3. 成し遂げた結果として得られる事

を明確にする事は、とても大事だと思います。
中でも「成し遂げるべき事」は一番大事です。「事業の軸」になります。
軸が無いと、事業は上手く回りません。

「尻すぼみの事業を、サーフィンの様に波乗りして稼ぐ。」という手法もあります。そして、「それが手っ取り早い」かもしれません。
しかし、カッコ良くはないと思います。
そういう人が事業で成功するかもしれませんが、
私はそういう人を「勇者」とは呼びたくありません。

「生きる為に稼がなければいけない。カッコ良いとか悪いとか、関係ないんだよ!」という事もあると思いますが、「1つの事業を長く続ける」のであれば、「成し遂げるべき事は何か?」を意識しておくと良いと思います。


この記事は、下記記事と繋がっています。
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🎁起業への「道」 (はじまり)
🎁「時間」をつくる
🎁「成し遂げるべき事」を打ち立てる  👈今ここ
🎁「世界」を知る
🎁「その先」をイメージする
🎁「職業の道のり」を考える
🎁「武器」を鍛える
🎁「防具」を身に付ける
🎁「仲間」を募る
🎁「起業という旅」へ (おしまい)


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