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お正月を迎えるにあたって (計画の立て方)

「一年の計は元旦にあり」という言葉はどっかで聞いたことがあるかと思います。とても素晴らしい言葉で、私も実践できる様に意識しています。

しかし、
「計は立てたが、実現できなかった。」、
「今年こそはダイエットする!と誓ったが、
例年通り太った。」というのはよくある話かと。

私も何度も「計画倒れ」をやらかしてきました。

そんな私も最近は「計画を達成!」できる事が増えてきまして。

振り返ってみて「ここが良かったのかな?」と思う点を述べたいと思います。

結論

結論から申しますと、
「"目的(結果)の目標"と
"行動(手段)の目標"を立てる。
目的(結果)と行動(手段)は、
極力直接結びつくようにする。」です。

理由

どういう事かというと、
例えば2024年の計として「ダイエットする!(10kg痩せる!)」を掲げたとします。

(目標を何も持たないよりは)とても素晴らしい事ですが、やはりこれだけでは目標達成が出来ない事が多いかと。

何故なら、
これは「目的(結果)の目標」だからです。

「目的を達成するために、自分はどういう行動を取るのか?」が重要です。

そして、
「目標と実績を見比べ、必要に応じて対策を講じる(新たな目標を立てる)。」が計画の真価です。「PDCAはもう古い」とか言われますが、本質はここだと考えてます。

「結果と行動の因果関係」を分析する

「現在90kg。2024年は、10kg痩せる(80kgになる)!」だけが一年の計(計画)だったとします。

「何の目標も無い」よりは良く、
「具体的な数値」が入っているだけマシですが、これだけだと3流の計画です。

「おこがましい。何様だ!」という声が聞こえてきそうで恐縮ですが、この計画をわかり易くする為に図にするとこうなるかと↓。

図でも表でも構いませんが、このように「目に見える形」にすることで、実績と比較できます↓。

これで「目標と実績(日々の状況)」を見比べる事ができ、「(体重が)減った!増えた。。。」と一喜一憂できますね。

これはこれで「モチベーションの維持」には大変有効ですが、目標を達成するためにはちょっと物足りないかもしれません。

何故なら
これだけでは、体重が変化した原因が見えない。」からです。

そこで「目的の目標」の他に「行動の目標」を立てます。

「目的の目標を達成するため、現在1日1000ml飲んでいる清涼飲料を1日500mlにする!」などいかがでしょうか?

これに「目的と行動の実績」を入れるとこうなります↓。

これで「目標と実績(日々の状況)」を見比べた時に、「一喜一憂」にプラスして「原因の追究」が出来ますね。

このグラフであれば、
「体重が増えたり減ったりする原因は、
清涼飲料の摂取量が原因だ。」と腑に落ち、「だから、清涼飲料の摂取量を目標通りちゃんと減らさなければ!」と行動を戒める事が出来ます。

実際は、
「目的の実績」と「行動の実績」がこんな「キレイにリンクしたグラフ」になどなりません。

しかし、それならそれでいいんです!

「全くリンクしていないグラフ」になりましたら、「原因は他にある!」なのかもしれません。

「目的に影響を与えている自分自身の行動は何なのか?」を見極める事が出来ます。そしてそれがわかったら「行動の目標」を見直します。

目的(結果)と行動(手段)を極力直接結びつける

上記計画を「もう1つ上のレベル」に上げるポイントがあります。

それが「目的(結果)と行動(手段)が直接結びつくようにする。」です。

上記計画だと
目的が
「体重を10kg減らす事。」で、
行動が
「1日の清涼飲料の摂取量を、
現在の1000mlから500mlに減らす事。」です。

直接関係しているようにも見えますが、
「この程度の行動」でホントに体重は減りますかね?

そこでどうすれば良いかですが、
目的の目標に「1つ下の階層」を設けます。

「1日の摂取カロリーを、
現在の3000kcalから2500kcalに減らす
(500kcal減らす)。」などいかがでしょうか?

これが真の目的である「体重を10kg減らす事」に繋がるかどうかはさておき、行動の目標である「1日の清涼飲料の摂取量を現在の1000mlから500mlに減らす事」と直接リンクしそうではないでしょうか?

そして、
「あれ、清涼飲料の摂取量を1000mlから500mlに減らすだけだと、1日の摂取カロリーを500kcal減らす事は達成できない。」という事が見えます。

真の目的「体重を10kg減らす事」を達成するためには、「もっと頑張らなければ!(行動の目標を増やさなければ!)」という事がわかりました。

まとめ

目標はぜひ、「目的(結果)の目標」と「行動(手段)の目標」を立てましょう。この2つが明確になっていれば「目標と実績の比較」が出来ます。そして、結果と行動がリンクしていれば「必要に応じた行動もしくは目的の見直し」が出来ます。

「言葉の持つ意味」は人それぞれかもしれませんが、「目的を達成するために、計画を立て(Plan)、行動し(Do)、評価し(Check)、必要に応じて改善し(Action)、最終的に目的を達成する。」、この全てを含めて「一年の計」だと捉えています。2024年をより有意義な1年にするため、よいお正月を迎えましょう!


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