本稿の要旨
[本稿を誰に読んでほしいのか？]　
　「生活や仕事や収入など、何かを変えたい！」という想いがある人。
[本稿を読んで抱いてほしい感情]
　「起業してみようかな」。

起業という「旅」

「今の生活に大満足！」と感じている人は少なく、人それぞれ「(何かしら)変えたい！変わりたい！変わらなきゃ！」という気持ちを抱いているのではないでしょうか？

そんな時、
多くの方は「転職や離婚を考えてみる」や「(株などの)資産運用を始めてみる」、「資格取得の勉強を始める」などの行動を起こしたりするかと思いますが、私は「そんな時は、起業を考えてみるのも手ですよ。」と喧伝しています。

私は、「起業は、ゲームのRPGに似ている。」と考えています。
昔はよくファイナルファンタジーシリーズやドラゴンクエストシリーズに夢中になっていました。今の若い人は「何それ？」でしょうか？

ほとんどのRPGでは、自分が「勇者」になって旅に出ます。「旅に出る理由」は様々で、「お姫様を魔王にさらわれた。」や「魔王の悪政で人々が苦しい生活を強いられている。」、「魔王に両親を殺されて復讐する。」等が多いでしょうか？

しかし、「現実の世界(実生活)」に魔王なんて居ません。
お姫様もなかなか居ません。
なので「魔王に両親を殺された」なんて事もなかなか起きないかと思います。なので「現実の世界(実生活)とRPGの世界は別物だよ！起業とRPGの世界なんて結びつかんよ。。」と呆れられてしまうかもしれません。

しかし私は、それでも「起業はゲームのRPGに似ている。」と考えます。
例えば、あなたに「お子さん」がいるとします。
「お子さん」に、「満足のいく(十分な)生活」をさせてあげれていますか？
「経済的な面」のみならず、「夫婦や親子の関係の面」も含みます。
「トゲトゲした環境」は、「お子さんの成長」に良くないですよね。
もしお子さんが「何か」で苦しんでいるのであれば、立派な「勇者が旅に出る理由」ではないでしょうか？

こんな事(上記)を言うと、
「子供を育てるために、今の好きでもない仕事を無理して続けているんだよ！」、「子供を育てるために、離婚せずに我慢してるんだよ！」、「訳の分からない事を言わないで！」と怒られてしまうと思います。

私は、「何かを我慢しているサラリーマン」に、
「脱サラして起業しましょう」と言っている訳ではありません。
「夫(妻)と離婚したい妻(夫)」に、
「離婚して起業しましょう」と言っている訳でもありません。
「今の生活に副業という形で"起業"を加え、その事業を成長させて、いつか目標を達成しましょう！」と言っています。

「"副業で起業"を遂行する人」はどんどん増えていますが、「起業するためには脱サラしなければ。」や「起業するためには離婚しなければ。」と感じてしまい、「行動に移せない人」もまだまだ多いのではないでしょうか。
そんな人たちに、「起業って、そんな大それたものじゃないですよ。」と、本稿(から始まる一連の投稿)で伝えたく。

「事業主の起業(旅)」

私は脱サラして、現在はビジネスオーナーの端くれをさせて頂いています。その関係で「会社や個人事業の事業主」と話したりお酒をご一緒する機会が増えました。そんな席で話題に挙がる「事業主の"新たなる起業(旅)"」についてまずご紹介させてください。

そう言うと、
サラリーマンなどの「起業した事が無い人」の中には、「事業主なんだから、既に起業してるよね？それなのに"新たなる起業"って意味わからん。」と感じる人が多いと思います。まずは「この誤解」を解く事がカギになると思うので説明させてください。

「ラーメン屋という事業をやっている事業主」がいるとします。
「その(ラーメンの)事業が順風満帆で、猫の手も借りたい！」という状況でしたら「他の事業」によそ見している暇はありませんが、多くの事業主は「業績をもっと上げたい！」という想いを抱え、日々奮闘しています。
「サラリーマンが収入(給料)を上げたいという想いを抱え、日々奮闘している。」と一緒ですね。
「そんなラーメン屋の事業主」が、「ブログ」を始めたらどうでしょうか？その事業主や私は「新たなる事業としてブログを始める」と捉えます。

「え、それってただの"ラーメン屋の営業活動"じゃん。」と思われるかもしれません。では、「ブログ」ではなく「ユーチューブで、ラーメンに対するこだわりや、レシピの公開などを始めた。人気が出て、広告収入を得られるようになった。」ではいかがでしょうか？
「ブログなりユーチューブでラーメン屋を紹介し、ラーメン屋にお客さんを誘引する。」のみであれば「ラーメン屋の営業活動」かもしれませんが、「ブログなりユーチューブ自体で収益が挙げられる事業形態。」になっていれば、立派な「ラーメン屋さんとは別の事業(新たなる起業)」です。
「事業に必要なスキル」も、「ラーメン屋」と「ブログ(ユーチューブ)」では全く違います。

「このような感じ」で、事業主は大した躊躇もなく「新たなる起業(旅)」を始めます。例えるなら、「趣味として、釣りを始めました。」や「健康の為、ランニングを始めました。」という感覚です。

ここで大切な事がありまして、
「新たなる事業(旅)に費やす時間や費用は、無理のない範囲で。」です。
「無理(な挑戦)」は、誰しも中々できません。
例に挙げたラーメン屋さんであれば、「ラーメン屋の仕事」に悪影響が出てはいけません。何かを始めるときは、「今の生活に悪影響を与えない様に」が基本です。

事業主同士で飲んでいると、「俺、〇〇を始めてみようと思うんだよね。」が始まり、だいたい「いいねー！」という感じで盛り上がります。
誤解しないでほしいですが、「無責任に楽しんでいる」ではありません。
みんなで「明るい未来」を描いています。

「サラリーマンや主婦の起業」

そんな「事業主の起業」に対し、
「サラリーマンや主婦の起業(旅)」は「人生の一大事」に感じます。
元サラリーマンとしてわからないでもないですが、理由は「起業するためには、脱サラしなければならない。離婚しなければならない。」がセットになっている為かと。

そんな人は、例えば「副業で、noteで起業する。」はいかがでしょうか？
書いた記事が「評価」を得られれば、収入が得られます。「経費：0円」でも出来てしまいます。「副業で始めた事業(note)で十分な収入が得られるか？」は「先の課題」となりますが、「(副業で)起業」を体験する事が出来ます。
「起業」を体験すると、色々な事がわかります。
「確定申告」もその１つです。
起業を体験する事で、「事業の運営」を知り、その経験が「より良い事業の発想」に繋がるかもしれません。

そんな「副業で起業」も「多くの費用がかかる」では考えモノですが、「金銭的には、ほぼタダ。事業を行う時間があればOK。」だったらいかがでしょうか？チャレンジしてみる(旅に出てみる)価値は、十分にあるのではないでしょうか？

まとめ

「起業」は特別なモノではありません。
「費用も労力もかからない起業」はザラにあります。
「そんな起業」は、「ちょっと旅に行ってきます♪」みたいなもんです。

「起業への道」は、「険しい道」ばかりではありません。
「旅に出る理由」があるのであれば、まずは「穏やかな道」で踏み出してみてはいかがでしょうか？

この記事は、下記記事と繋がっています。
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🎁起業への「道」　(はじまり)　　　　　👈今ここ
🎁「時間」をつくる
🎁「成し遂げるべき事」を打ち立てる　　
🎁「世界」を知る
🎁「その先」をイメージする
🎁「職業の道のり」を考える
🎁「武器」を鍛える
🎁「防具」を身に付ける
🎁「仲間」を募る
🎁「起業という旅」へ　(おしまい)

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