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〜彼女ができるまで〜 完結編(仮)

今の彼女と出会ったのは失恋ラッシュが始まってから2週間くらい(結構早め)
タップルで出会った。
プロフ画像は結構可愛かったので期待していたのだが、仲良くなってメッセージでやり取りし、インスタを交換した直後に突然衝撃的な事実を告られた。
それは、その可愛かったプロフ画像は別人の画像だということだった。
つまり、プロフ画像で詐欺をしていたということだ。
「実はプロフ画像は私じゃないんです。それでも会ってくれますか?」
まぁ、インスタも交換してしまったし寂しかったのでそれでもいいや!と思って「会いたいです!」と送った。
その後、電話をした。
なぜ、出会い系サイトをやっているのか。
会ったらどんな所に行きたいのか。
どんなタイプの人が好みなのか。
そして、自分の前に会った人がとんでもない奴だったこと。
そのとんでもない奴とは、タップルで数日前に会ったという男で、その男と彼女はカラオケに行ったそうなのだが、そのカラオケで強引に迫られたらしい。
簡単に言うと襲われそうになったということだ。
彼女は男性経験がゼロで、過去にストーカー被害にあったせいで若干男性恐怖症らしい。
そんな彼女がカラオケで男に襲われそうになりキスまではしたらしいのだが、怖くなってしまい、泣いてしまったそうだ。
そうすると男は不機嫌になり、そのまま彼女を帰らせた。…という話を聞いた。
その話を聞いた自分は、襲われるということは結構かわいいんじゃないか?と期待値が上がった。
勿論、可哀想だとも思ったし、彼女を襲った男は許せないとも思った。
しかし、それ以上に彼女に対する評価は顔が見えていないのも相まって高く見積もられた。
そして、デートの日を決め遂に彼女に会うことに成功した。
正直、初めて彼女の顔を見た時はかわいい!とは思わなかったが、徐々に会う度に彼女のかわいさに気づけるようになった。
1回目のデートは栄に行った。
本当はオシャレなカフェでデートするつもりだったが、そのカフェはとてつもなく混んでおり行くことができず、チェーン店のパスタ屋で夕食を取った。
2回目は水族館に行く予定だったが、自分のスケジュール管理のミスにより、水族館を諦め、急遽大須で遊ぶことに。
3回目で水族館にいった。
この日は初めて彼女と手を繋いだ。
周りのカップルが殆ど手を繋いでいたので、逆に恥ずかしくなって手を繋いだ。
4回目はららぽーとに行った。帰りの名駅で良さげなイタリア料理の店に行った帰り際に告白した。
3回目のデートで告白するか迷ったのだが、自分がチキンだったのもあるが、彼女の男性恐怖症に配慮して4回目が妥当だったのではないかと今は思う。
そんな訳で、現時点でこれから3ヶ月ほど経つ。
今は1ヶ月に2、3回ほど会っている。
最近は、彼女がバイトをやめて金欠で、自分もバイトをやめたので金欠時期が被ってしまい、なかなか遊びに費やすお金が無い。でも今は新しいバイトを見つけて、彼女と会うのを楽しみに生活している。
今の自分はとっても充実している。

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