春は出会いの季節ですよね？

　これからだれも知らない未知の世界、「予備校」に足を踏み入れようとしているとある若者が、今日も元気にしゃべっています。

とある若者：久しぶりにプロ野球見たらさあ、オリックスが・・・、で、ホークスは・・・、で、楽天イーグルスはさあ、・・・。今年は今のところ西武はね、・・・。
（勝ててないとか、調子がいいとか、スキャンダルがあったとか、なかったとか、なんとか。）
わたし：ふうん。そうなん。
とある若者：なんで、○○（←球団名）って、最近調子が悪いんかねぇ？
わたし：さあ～？
とある若者：やっぱりXXがメジャーに行ったからかねぇ？
わたし：さあ～？？
とある若者：なんでXXはメジャーに行ったかって言うとね、……

と、全く興味のないわたしをつかまえて、ひたすらしゃべる。この人も、なかなか「。」が来ないタイプです。
　本人曰く、高校を卒業してしまって、話す相手がいないのだから、全然乗ってこなくても、わたしに話すしかないそうである。かわいそうに😊。はやく、予備校が始まるといいね？野球部の友達もけっこう行くみたいだから。

とある若者：オレが思うに、どこのプロ野球球団好きかで、けっこうその人の性格が分かると思うんよね。
（と、ある種、母と似たようなことを言うとある若者。）
とある若者：巨人だと××な感じ、阪神だと△△、ホークスはねぇ▢▢、広島カープは☆☆、西武は・・・・・・（といろいろ）、なんよ。たとえば、オレの知り合いで言うと、・・・・・

　と、生き生きと友達や先生の趣味嗜好について語りはじめる。
　ちなみに、わたしの直接知っている人で言うと、生井金太郎くんは阪神ファン（なるほど。）、とある若者の３年連続元担任の先生はホークスファン（なるほど。）、新しい勤務校のバスケ野球部のA先生は阪神ファン（なるほど。）だそう。
　ふうん、たしかに、そう言われれば、みんなそんな感じするね？と、はじめて興味が出てくる。
　さらにちなみに、とある若者は、オリックスファンである。「ウイイレ」ではなく「プロスピ」でたまたまオリックスを持っていた（持つ？どういう意味だろう？？たぶん、そういうものなんでしょうね。）のがきっかけだけど、現実のオリックスがあまり勝てないところから始まって、だんだん強くなって優勝したりまでするけど、その後不思議と混乱が生じて突然勝てなくなって、まただんだん強くなるところにシンパシーを感じるのだそうです。
　さらにさらにちなみに、とある若者によれば、「プロ野球は見ない、という人にもある種のメンタリティーがある。」そうです。
　ふうん…。わたしにもある種のメンタリティーがあるらしい。
　
とある若者：だからさあ、あんまり知らない人と話すとき、「プロ野球見る？」は、天気の話みたいなもんで、使えるんよ。そこから会話を広げていきつつ、どんな人かアタリを付けるって言うかさ、いいコミュニケーションツールなんよ。

と、春の出会い用に、勧められてしまった。そんなものなのかな。
　でも、あまり知らない人に「プロ野球見ますか？」「どこの球団が好きなんですか？」は、ちょっといきなりすぎるんではないでしょうか。えっ、なんで急に？？と、戸惑われないんでしょうか。

　ちなみに、好きな球団ありますか😊😊？
　　　（やっぱり、いきなりですよね😊）