雲子
まだよく分かりません。
うちに来る半ノラ猫の話
高校生の不思議について。
はじめまして。
最近のわたしの話、登場人物がだんだん増えて、ややこしくなっていませんか? 過去記事を埋め込みもせず、ポーンと話してしまうから、きっと読んでくださる方は、「それ、だれだ?」みたいになりながら読んでくださっているんだろうな、と思うのですが、みなさん、記憶力と洞察力と推理力にとても優れているようで、どうやら、登場人物の相関関係・キャラクターをちゃんと理解されているみたい、と思うのは、やっぱり甘い考えでしょうか。 きっと、いろんな方の記事を読んでいらっしゃる上、仕事や生活が
四月が、もうすぐ終わろうとしている 四月に入ってからのわたしは、 ディケンズの「クリスマスキャロル」さながらに、 「去年の亡霊」に、随所随所で悩まされている まず、新しいほうの勤務校 学校の入り口のテニスコート テニスコートをふわ~っと歩いている とある若者がいそうな気がしてしまう 去年まで車での通りがかり、 いるかな~、あ、いたいた!と こっそり探していたっけ、と思う 午後の授業までの空き時間 社会科準備室の時計を見上げる 去年はこの時間、 とあ
今日は雨は降らないって言ってるから。 と、とある少女。 カッパを持って行こうとすると、3分のロスになるから。 と、とある若者。 二人がそれぞれ玄関を出て行く時には降っていなかった雨が、その後、数分も経たないうちに降り出してしまった。あ~あ、やっぱり。 傘が気になる今日。 ☆ ☆ ☆ 昼からは、晴れ。でも、風が強い。 午前中の古くからの勤務校(男子ばっかりのほう)での授業を終えて、午後は新しいほうの勤務校(女子がいるほう)の授
軒下さん(うちの庭に住む野良猫)がうちに来るようになって、もう 7年目。 軒下さんは、好き嫌いの多い猫です。 猫ってそんなものなのでしょうか。 軒下さんは、まず、見たことのないものは絶対に食べません。めったなことがない限り、乾燥しているほうのキャットフードと、○○ぶししか食べません。 キャットフードも、決まったメーカーの決まった種類のものだけ。違う種類のをお皿に入れると、 「それじゃあないのよね~。分からないかなぁ~。」 と、鳴きながら、わたしの膝の周りをグルグル
朝ご飯が終わって、洗い物。 それぞれの水筒を組み立てて、お茶を入れる。 (水筒のゴムの部品とか、蓋とか、きちんと閉め損なうと、 大変なことになる。) 背中を向けてやっていると、後ろで、とある者たちが、それぞれの学校へ行く準備をしている。 アレだ、コレだ、と騒いで、リュックの中身を入れ替えていたとある若者、急に気づく。 「あ!マッシュルームがめちゃくちゃデカくなっとる!」 振り向くと、とある少女が (あ~、めんどくさい人に見つかってしまった。) というような顔をし
今日も雨降りだったせいでしょうか。とある少女のマッシュルームの1号さんが、また、成長していました。 午前中に見た時は、まだ、中学3年生ぐらいかな?という感じで、昨日から大して成長していないな、昨日の成長は多分、成長期だったからかな?と思っていたのですが、夕ご飯を作る頃に見ると、いきなり、このぐらいに成長していました。 これはもう、中学校は卒業して、高校生でしょうか。 後ろの箱の絵と比べても、それほど変わらないような。もしかして、もう成人の域なのかな?この角度から見る
今日は、この辺りはけっこうな雨降りです…。雨が降って暗いせいか、やたらに眠くて、眠くて、眠くて、眠くてしかたない…。また家に上がり込んで、また午後中眠っている軒下さんと同じくらい……。 眠すぎて、とある少女を待っている間に、ピアノ教室の駐車場で知らないうちに眠ってしまっておりました……。それでも、まだ眠い…。何をしても、動作の遅いパソコンのような、生ぬるさ………。 こんな日にもし採点なんかすると、きっとミスのオンパレードです…。 ☆ ☆
新しい学校は、男女混合クラスの進学校。 今、概ね2回授業をやったところですが、今のところ、 なんとも上品、なんともクール。 わたしがチャイムが鳴るちょっと前に教室にたどり着くと、 まだチャイムが鳴ってもいないのに、なんと、全員席に着く。 わたしが何かしゃべると、なんと、みんなこっちを見ている。 わたしが黒板に何か書くと、なんと、みんなさっさと写している。 あまりにトントンと進むので、時間が余ってしまって、 わたしが、「じゃあ、後はちょっとだけ自習ね。」と言
いろんなものに地域差があることを知った今日この頃。 この地域では、自転車通学の中学生と言えば、タスキのような反射材と白いヘルメット。そちらの地域でもそういうのはあるのかな。 暑かったから、冬服が暑すぎて、真っ赤になって学校から帰ってきたとある少女が、反射材を外してフックに引っかけながら、突然、バレー部に入る、と言う。 制服のまま、入部届を取り出して、 「書いて。」。 え、昨日までは、さも吹奏楽部に入るようなことを 言っていたじゃない。おとといはフルートが吹けたとか、
今日は、雨降り。 1週間のうち、学校もなく、 家族も出掛けているような、 純粋に誰もいない時間は、 しばらくは この月曜の日中しかない。 せっかくのわたしの時間…… だったはずなのに、 なにも為せずに、 もう夕方。 外から、 小学生の楽しそうな 高音の叫び声。 下校時刻だ。 一瞬、とある少女がそろそろ…… と、思ってしまったが、 とある少女はもう中学生。 今日は部活を見に行くんだったっけ。 ただ、軒下猫´だけは、 今日も同じようにやってきて、 雨がやむまで、 ヤクルトさ
今日は、初夏のような爽やかないいお天気ですね😊。 1年の中でもこんな過ごしやすい日はめったいないようなこの日、この辺りは道普請でした。 「今日って道普請よね?」 と、朝、隣に住む実家に人を誘いに行ったら、おばあさんが、 「おばあさん今日は絵の展覧会で、今から出んといけんのよ。」 「え、そうなん。じゃあ、雨子さんと甥っ子くんは?」 「雨子に駅まで乗せてもらうから、道普請は出んって言うんじゃないかね ぇ。孫くんはまだ寝てるよ。」 (うわ~……。) というわ
今年度最初の授業日。 今年も、出席簿、閻魔帳、ボールペン、教科書、タブレットを重ねてしっかり抱きしめて、ちょっと警戒しながら教室へ向かう。渡り廊下には、見たことのない先生が、点、点、とお二人、先を歩いている。多分、新しい先生たちなのだろうけど(わたしは非常勤なのでよく知らない。もしかしたら、去年もいらっしゃったのかも😊)、みなさん、スタスタと迷いなく教室へと歩いて行く。 先生らしく能動的。わたしはと言えば、特に最初の授業なんかは、わざとゆっくり歩いたり、わざと蛇行したり
4月に入って以来初めて行く、古いほうの勤務校。まだ年度初めの行事ばかりで授業はないから、今日は教科書と時間割を取りに来ただけ。ここへ来て4年目になるのに、いつもと違う新学期の雰囲気に、微妙な緊張感。職員室の扉を「こんにちは……?」と開けると、 新世界! 席替えが行われていた。 高校生たちの席替えでも、なぜか席替えしても場所が変わらない人もいるが、わたしの席も毎年変わらない。ストーブの一番近く、出入り口の一番近く。職員室の引き戸をノックして、「入ってもよろしいですか?
春は出会いの季節ですよね? これからだれも知らない未知の世界、「予備校」に足を踏み入れようとしているとある若者が、今日も元気にしゃべっています。 とある若者:久しぶりにプロ野球見たらさあ、オリックスが・・・、で、ホークスは・・・、で、楽天イーグルスはさあ、・・・。今年は今のところ西武はね、・・・。 (勝ててないとか、調子がいいとか、スキャンダルがあったとか、なかったとか、なんとか。) わたし:ふうん。そうなん。 とある若者:なんで、○○(←球団名)って、最近調子が悪
例によって朝の散歩。 いつもの坂道のほうへは曲がらず、楽な川沿いを歩いて行く。 ピンクの桜が満開で、曇天なのに、川べりはびっくりするほど、明るい。 新高校一年生らしき少年が、真新しいスマホで、桜を撮っている。 いったい、何本の桜が咲いているんだろう? 等間隔に植えられて、並んでいる桜を、歩きながら数えていく。 (いっぽ~ん、) … … (にほ~ん、) … … (さんぼ~ん、) … … (よんほ~ん、) … … (ごほ~ん、) …
「劣等コンプレックス」とは?という話。 「100分de名著 アドラー“人生の意味の心理学”」によると、それは、自分はAであるから(例えば高校生で言うなら、かっこよくないから、大人で言えば、若くないから?)、Bできない(恋人ができない、新しいことは出来ない?)みたいに、自分で決めつけてしまうことだそう。 自分だって、もっとかっこよかったら、若かったら、Bできるのに……、という「AだからBできない」は、ぱっと見、仕方のない・避けられない因果関係のようだけど、実際はそうでは