見出し画像

洗濯洗剤 粉末と液体どっちがいい?

洗濯洗剤には粉末と液体がありますが、
それぞれどんな特徴があってどう使い分けるのがいいのか調べました。

-----------------------------------------------------------------------

【粉末洗剤の特徴と使い分け】

《洗濯用粉末洗剤の特徴》

〇最大の特徴:洗浄力の高さ。
〇一般的には弱アルカリ性(中には中性もある)
〇メリット:洗浄力が高く、価格が安価な点。コスパの良さ。洗濯回数の多い家庭では節約にもなる。
〇デメリット:水に溶けにくい。色落ちしやすい。デリケート素材には不向き。

《メリットと粉末洗剤が向いている洗濯物》

〇弱アルカリ性で洗浄力が高い:                                  皮脂や汗ジミ、食べこぼしや泥など、酸性の汚れ。
汚れの多い子どもの衣類。汗をかきやすい夏場の洗濯物。作業服、ユニフォームなど汚れの酷いものに向いている。

〇蛍光増白剤、漂白剤入りのもの:
真っ白なワイシャツ。白、または色の薄い衣服など。しっかり汚れを落としたいシーツやカバー、ユニフォームなどに向いている。除菌・消臭効果もあるため除菌・消臭したいもの。

《デメリットと粉末洗剤が不向きな洗濯物》

〇デリケート素材には向いていない:
洗浄力が強すぎてしまうため、デリケート素材には不向き。
白物には向いているが、色柄がある衣類に使用すると、色落ち・変色してしまう場合がある。

〇溶け残ることがある:
溶け残ることがあるので、しっかりすすぎをする必要がある。特に水温が低い冬場の使用には注意。洗濯にお湯を使う事で解消できる。

〇ドラム式洗濯機だとそのまま使えないことがある:
ドラム式洗濯機によっては配管詰まりの原因となるためそのまま投入できない場合がある。ぬるま湯に溶かす事で使用できる事もあるが、手間がかかる。

【液体洗剤の特徴と使い分け】

《洗濯用液体洗剤の特徴》

〇最大の特徴:水に溶けやすい。
〇弱アルカリ性と中性の2種類:弱アルカリ性は普段着用(日常の汚れ)、中性はウールなどのデリケートな素材を洗うおしゃれ着用。
〇メリット:水に溶けやすく洗剤残りがない。すすぎも少なくて済むので節水・時短が期待できる。製品の種類が多い。生地を傷めにくい。
〇デメリット:粉末洗剤に比べると価格が高価。洗浄力が低い。

《メリットと液体洗剤が向いている洗濯物》

〇おしゃれ着の洗濯:
粉末洗剤に対して洗浄力が低いため、ウールなどのデリケート素材の洗濯に適している。この時、中性の『おしゃれ着用』を選ぶのがポイント。洗濯表示に手洗いマークがついている衣類でも、おしゃれ着用を使えば洗濯機でも洗うことができる。(適したモードを使用する事)

〇色柄の衣服の洗濯:
粉末洗剤に対して洗浄力が低いため、色柄物でも色落ちしにくく衣服の風合や感触も変わりにくい。

〇冬場の洗濯:
水温の低い冬場で粉末洗剤を使うと洗剤残りが心配だけど、液体洗剤ならほぼ残る事はないので安心して使える。

《デメリットと粉末洗剤が不向きな洗濯物》

〇汚れが酷いもの、しっかり汚れを落としたいもの:
粉末洗剤に対して洗浄力が低いため、汚れが酷いもの・しっかり汚れを落としたいものには不向き。

【まとめ】

粉末洗剤は、夏場の洗濯・白物・日常の汚れ・汚れの酷いものに適している。
液体洗剤は、冬場の洗濯・色柄物・デリケート素材に適している。

季節や、洗濯するものの素材や状態によって使い分けるといい洗濯が出来そうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?