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帰省概念1-What is homecoming-

 今回のGWで1年4ヶ月ぶりに地元に帰省した。今回の帰省をテーマにしてシリーズ「帰省概念」を始める。このシリーズでは写真を撮るという行為を通して、帰省とは何かを自分の中で改めて整理してゆく。
 一年以上帰らなかったのには理由がある。去年は卒業研究が忙しくなかなか帰るタイミングがなかった。取り組むことのほとんどが初めてのことだったので、できるだけ研究に時間を割きたかった。しかし、これだけではない。地元とは物理的に距離が遠く、高速バスでも5時間かかる。正直、移動がとても大変で面倒くさい。また、田舎なので京都で味わえるような刺激が少ない。帰省時に友達と会えるのは楽しみだが、自身を今までの様に受け入れてくれるか不安であり、緊張もある。これは家族に対してもそうだ。以上のように帰省に対してのネガティブなイメージが渦を巻いていた。今回の連休も帰らないで置こうと考えていたが、姉の説得もあって帰省を決断した。自分自身帰らなければ帰らないで、何か地元に置いてきた気分になる。
 ネガティブイメージが自身の中でついてしまった「帰省」。これが本当にネガティブなものなのか、帰省とは何か、今一度問う。

帰省は荷造りから既に始まっている。数日分の衣服をキャリーケースに詰める。
キャリーケースには高校の修学旅行時にもらったツアーの名札が今もついている。
旅を憂う、そんな出発。


新幹線で岡山を目指す。乗車時刻までは時間がある。改札越しに時刻・車両を確認する。
最近はスマホのアプリから新幹線の座席予約ができる。ICカードを連携させていれば、改札でカードをかざすだけでホームへ入れる。とても便利。


搭乗予定の新幹線がやってきた。新幹線の車体はとてもかっこいい。テンションが上がった。
今回は指定席なのでゆったりと移動ができた。新幹線に乗るのは久しぶり、うまく乗れるか不安だったが問題はなかった。
途中で姉と合流。小腹を満たすため、カヌレを食べた。
反対車線に停まった新幹線は東京行き。東京が身近に感じられてくる。いつか新幹線で行ってみようか、そんなことを考える。
車窓からの風景
あっという間に岡山に到着。この後特急南風で丸亀へ向かった。



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