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放課後デイサービスでの療育

放課後デイサービスにて療育をしてもらえると知り、通う事にしました。
療育センターからの診断書をもらい、役所にて手続きをして通う事が出来ます。
金額は世帯収入により変わるそうですが、うちは月額5000円くらいでした。

ADHDなどがあると一年生で一人でちゃんと下校出来るのか心配だと思うのですが、なんと下校時は学校にお迎えに行ってくれて、デイサービスでは宿題をさせてきてくれて、さらに自宅まで送り届けてくれました。
宿題をさせるだけでも大変でしたから。親がするのは宿題の丸付けです。
何より親の私と同じくらいこの子の特性を理解してくださり相談にも乗ってくれて、この時私のストレスは激減しました。

放課後デイサービスには同じような子ばかりだから、最初は気が合って遊ぶのだけど、結局はやはりトラブルばかりのようでした。
ただ、学校と違うのは「トラブルは療育の良い機会」ととらえて対応してくれる事。「どうすれば良かったと思う?」と子供達に考えさせてくれる。
よその子が起こした問題でも大抵自分にも身に覚えのある内容だから、一緒に出した答えを自分も気を付けようと少しだけは思うらしい。
「人の振り見て我が振り直せ」というところかな。同じ性質の子が集まるとこんな利点もある。

ドッヂボールでは当てられたら癇癪を起こしたり、鬼ごっこは鬼になったら怒ってやめたり。全員がそうだからね、、、仲良く遊べるところまで持っていく事自体が療育で、いろんな遊びを毎日してくれました。
時には一緒におにぎりを握ったり、製作活動をしたり、山に散歩に出たり。係決めをして「挨拶当番」とか「帰りの会の進行係」とか、苦手とするコミュニケーションを磨く事にも注力してくれました。

ただ、うちが運が良かったのか、全然療育をしてくれないデイサービスもなかにはあるそうです。子供を預かって、DVDを観せたりゲームを持ち込みにしてやらせたりしてるだけとか。

そんな施設がある理由は、放課後デイサービスを立ち上げて子供を預かれば、子供1人につき1日一万円が発達障害児を預かってくれるという事でデイサービス側に支給されるらしい。
これを狙って、全然別の業種からの参入や素人ばかりのデイサービスが乱立してしまっているらしいです。
デイサービス選びはとても大切だと思います。必ず見学に行ってお話を聞いて欲しいと思います。

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