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連載17:クロスにひびが入った、床なりがする

この連載は、過去全国で起こっている失敗事例をもとに、これから住宅を買う人に向けて「知っておいて頂きたい、考えて頂きたい」知識や必要事項をまとめましたものです。沼津省エネ健康住宅では、ここに書いてあるようなことは決して起こりませんので、ご安心ください。それでは、本記事をお読み下さい。

 クロスのひび割れや床なりなども、よく生じる家のトラブルです。ひび割れは、クロスとクロスのジョイントに生じることが少なくありません。全館暖房などによって空気が乾燥すると、柱やクロスが収縮してひびが入ることがあるのです。珪藻士などの自然素材を使った場合には、クロス以上に顕著にひび割れが表れますので、注意してください。実際に暮らしている家を見学したりして、どのくらいのひび割れになるのか、確かめておくとよいでしょう。

 床なりがひどい場合には、施工が悪いことに原因があるのかもしれません。しかし、木宅にしても、鉄骨住宅にしても、多少の床なりは生じる可能性はあります。多くの建物の束は、鋼製束や調整可能な束でできています。これは、建物が落ち着くまが必ず起きるので、それを調整するためなのです。

 

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