治療法のない優柔不断病
アレもいいな、コレもいい!わたしはとにかく優柔不断だ。決められない。決められないってことは、アレもコレもソレも好きだから。
好きがたくさんあるんだ。といえば聞こえはいいが、決められなくてもどかしく、この時間がもったいないと思ってしまう。
でもよく考えると、迷ってる時間って意外とたのしいと思ったのだ。
たとえばメニュー決め。毎日のこととはいえ、メニューを考えるのってしんどい。
昨日はお肉系だったから今日は、野菜を中心にしたメニューがいいかなとか考えるけど、そもそもわたしがつくるから、冷蔵庫の中の食材を見て、そのときわたしが食べたいと思うモノをつくる。最終的にはね。
子どもが好きなモノ、夫の好きなモノ、わたしの好きなモノは同じだったりちがったりして、それぞれ好みがある。
でもやっぱり作り手にゆだねられてるわけだから、いま食べたい!と思ったメニューになってしまう。
昨日は買い出ししてるとき、ハンバーグが食べたい!となって、メインはハンバーグ。野菜炒めやらサラダやみそ汁だった。
今日は迷った。昨日ハンバーグだったし、肉系はやめとくか?と思っていたが、シューマイが食べたい!となって、結局また肉系。
夫はお好み焼きといっていったんそれを受け入れたが、やはり今日はシューマイで、ってなってしもた。
明日はたぶんお好み焼きになる予定だ。ただいかんせん作り手はわたしだ。
わたしの明日の胃袋と相談して、メニューが決まるだろう。
ほかにもよく迷う。外にいて、のどが渇いたから飲み物を買うにしても、たくさんある商品のなかから、コレ!っていうのを探すのにも時間がかかる。
パッと決められるときは気持ちがいい。でもなかなか決められないのがわたしだ。
コーヒー?紅茶?それともお茶?炭酸はあまり好まないが、たま〜に一口飲みたくなる。どうしよう…となりながら、その場で立ち尽くすことも多々あるのだ。
ここまでくるともう、ホンモノの優柔不断だなと自分でも笑えてくる。
迷いすぎて決められないときは、その中から2本選んで買うこともある。それはそれでめっちゃ満足だ。
ただ、なぜか罪悪感を覚えてしまう。もうこれは持病といってもいいのではないだろうか。
優柔不断病。きっとこれを治す治療法はないと思う。それなら、この病気と仲良くこれからもつき合っていくしかない。
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