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【新卒で教員になる人へ!】3月までにやっておいた方がいい9つのこと(その2)


前回は、「3月までにやっておいた方がいい9つのこと」のうち、4つを紹介しました。

今回は、残りの5つを紹介しようと思います!

前回の記事をまだ読んでいない方は、ぜひそちらもどうぞ!


では、残りの5つです。
みなさんの助けになれば幸いです!

※基本的に、「小学校教員」の目線で書いていますが、中学・高校でも参考になるところは参考になると思います!


⑤学期毎の掲示物を作る

学期毎の掲示物とは、例えばこういう物です↓

他にも以下のような物があります。学期毎に紹介します。

【1学期】
・入学おめでとう(1年生担任の場合)
・進級おめでとう(2〜6年生の場合)
【2学期】
・2学期もがんばろう
【3学期】
・あけましておめでとうございます
・3学期もがんばろう

言葉は多少違っていたりしますが、(小学校では特に)ほとんどの先生が、学期の最初の日に掲示します。

もちろん、手書きで「進級おめでとう」と書く先生もいますし、チョークでキャラクターやメッセージを書く「黒板アート」をする先生もいます。

掲示物として作っておくと、文字の位置を調整するのも簡単ですし、なんと言っても短時間でできてしまうので、私は掲示物派です。

(絵が上手く描けたら「黒板アート」もやってみたいなぁなんて思うのですが、私、絵がめちゃくちゃ苦手なもので…それも掲示物派の理由の1つだったりします。とほほ。)

手書きで書きたい方や、「黒板アート」をしたい方は、今のうちにデザインを考えておくのもありだと思います。

⑥季節の掲示物を作る

学期毎の掲示物の話をしましたが、文字だけだと味気ないので、季節のものも一緒に掲示したりします

↑例えばこんな感じ

また、毎月掲示物を変えたりする学年掲示板がある学校が多く、そこに季節のものを掲示したりもします

学年掲示板は学年の方針にもよりますが、4月は1組、5月は2組、6月は3組…と、掲示をする担当をローテーションすることが多いです。

自分の担当する月が来たときに掲示物を作ってもいいですが、もともと季節の掲示物を持っていると、学年掲示板を素早く完成させることができます

季節の掲示物は、例えば以下のようなものがあります。
【春】
・お花(桜やタンポポなど)
・小鳥
・ランドセル
【夏】
・お花(ひまわりなど)
・昆虫(カブトムシやセミなど)
・食べ物(スイカやかき氷など)
・海関連(泳いでいる子どもなど)
【秋】
・紅葉
・くり
【冬】
・雪
・クリスマス関連(サンタやツリーなど)
・お正月関連(門松やお餅など)

基本的な作り方は、以下の通りです。

1.イラストを印刷or描く
2.イラストを切り取る
3.ラミネートする
4.余分なところを切り取る
5.両面テープ付きの磁石を貼る

イラストは、
・ネットのフリー素材
・掲示物用のイラスト集の本
などが使えます!

「両面テープ付きの磁石」は、
100均などの安いものだと、風などですぐ落ちてしまう場合があるので、文房具店などで売られている強力なものがおすすめです!

基本的な作り方は、先ほど示した通りですが、完成している掲示物を「メルカリなどで購入する」方法もあります!
メルカリなどで販売されているものは、ラミネートがされていなかったりするので、ラミネートと磁石を貼る作業はしてくださいね!

⑦ 仕事に関する本を読む


私は「これ、1年目の助けになるかも!」と思って、本を色々買ったものの、仕事が始まってからでは時間がなくて、1年間全く読むことができませんでした

本を最初から最後まで読まなくとも、パラパラめくっておくだけでも、何か困ったときに「ここらへんに載ってたな」と、必要な情報が見つけやすくなると思います。


⑧ 週案の枠のテンプレートを入手する

その週に何の授業をするのか、その授業の目標は何かなどを書く「週案」

週案を毎週管理職に提出する学校も多いと思います。

働き初めの頃、私の周りには週案を手書きする先生が多かったのですが、
「手書きなんてやってられるかーー!」と思ってしまいました。
(手書きが得意な方は全然いいと思います!私は小さい文字を書くのがあまり得意ではないので…。)

エクセルで打ち込んで、それを印刷・貼り付けしている先生もいて、その方のテンプレートをもらったりもしたのですが、

ちょっと形が気に入らず、結局自分で1から作りました。5時間くらいかかりました…。
(5時間もかけるくらいなら、もらったテンプレートを使いなさいって話ですが…😅)


手書きしたい方は全然いいと思うのですが、エクセルなど、PCで打ち込みたいという方は、今のうちから週案のテンプレートを探すか、作っておくことをおすすめします!

知り合いに教員がいれば、その方からもらうことも可能かもしれませんし、ネット上にもテンプレートがあったりします。まずは探してみてくださいね。

⑨ 年賀状ソフトに慣れておく

学校の先生から、暑中見舞い年賀状をもらったことのある方は多いのではないでしょうか。

私も「教員になったのだから、年賀状を子どもたちに出そう!」と思ったのですが、年賀状ソフトに慣れておらず四苦八苦

人数も多いので、宛先を手書きしたら時間がかかる。かと言って、年賀状ソフトの使い方もよく分からない。という状態になってしまいました。

今では年賀状ソフトの使い方にも慣れ、宛先もパパッと印刷できるようになりましたが、大学生の頃に慣れておけばよかった!と本当に思いました。

試しに、来年の年賀状をソフトを使って作ってみてはいかがでしょうか。




以上、「3月までにやっておいた方がいい9つのこと」の残りの5つを紹介しました!

【今回のまとめ】
⑤学期毎の掲示物を作る
⑥季節の掲示物を作る
⑦ 仕事に関する本を読む
⑧ 週案の枠のテンプレートを入手する
⑨ 年賀状ソフトに慣れておく

前回も言いましたが、全てやる必要は全くありません!焦らないでくださいね!

何なら全部やらなくても大丈夫なくらいです!
(実際私は9つのうち、1つもやらずに初任を迎えました!やらなくても、一応なんとかなるということですね!)

しかしながら、「これはできそうだな」というものを1つやるだけで、来年の余裕度は全然違うと思います。

1つもやる時間がなくても、「こんなのを作ったりするんだなあ」とあらかじめ知っておくだけでも、余裕度は違うと思います!



教員1年目は大変かと思いますが、健康第一に、息抜きもしながら、頑張ってください!
心より応援しています!

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