受験日本史を考える

地歴公民科の私立高校教員(10年目)が大学受験を意識した授業実践で心掛けていることなど…

受験日本史を考える

地歴公民科の私立高校教員(10年目)が大学受験を意識した授業実践で心掛けていることなどをつぶやきます。 日本史が専門ですが、歴史総合、世界史、現代社会、政治・経済、倫理も担当しているなんでも屋さんです。 定年退職までに自分の書籍を出すのが夢です。お仕事お待ちしています!

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note始めました

どうも、こんにちは。 教員歴も10年目となり、何か新しいことを始めたいと思ってnoteをやり始めました。 こちらでは、普段私が教えている高校の地歴公民についてのいろいろな所感を述べていきます。 コンセプトは以下の通りです。 ・大学入試について受験生向けに情報をまとめます。 ・同業者の教員と地歴公民の教え方についての情報を共有します。 ・教材研究をしていて、おもしろいと思った著書を紹介します。 大学受験を想定している受験生、若手・中堅の教員にとって資する情報を提供していくつも

    • 【現社】大学入試における時事ネタの扱い②【政経】

      前回の続きです。 考え方② 他教科の先生の勘違いが受験生を誤った道に導いてしまう…  そもそも、なぜ現社・政経はニュースを見れば何とかなるという不易流行が存在するのでしょう。それは、単なる生徒の思い違いという側面もあるかと思うのですが、それ以上にその思い違いを後押ししてしまっている存在=現社・政経のことを知らないのに知ったふりをしてしまっている教員の間違った進路指導が災いしているのではないかと考えています。  昔のセンター試験についていえば、公民という科目は、資料の読み

      • 【現社】大学入試における時事ネタの扱い①【政経】

        (日本史のnoteのはずなのに、公民について語り始める教員がここにいる。だって、公民の指導も面白いから…!) ★はじめに毎年、共通テスト(私大の問題)の受験指導をしていると、 「現社(もしくは政経)って時事ネタが問われると思うのですが、 毎日ニュースや新聞を読んだ方がよいですか?」 という質問を受けます。 答えは「否」です。 もちろん、ニュースや新聞に興味を持って読み解くのは大事なこと。 授業を聞いて、時事問題に興味を持ちました!と言ってもらえるのは教師冥利に尽きます(過

        • 【大学入試日本史】オススメ一問一答①【石黒拡親先生の渾身の一冊】

          ★はじめに どうもこんにちは。 とある進学校で、地歴公民の受験指導をしています。 今回は、大学入試の受験生向けに、または受験指導をされている先生向けに、大学入試日本史でのオススメ一問一答について、いくつか記事を分けて紹介していきます。 今回の記事で紹介する私のオススメは、こちら! 石黒拡親『日本史用語2レベル定着トレーニング』です!!! ★著者の紹介 著者の石黒拡親先生は、河合塾でお勤めの予備講師です。 「ウソはったりのない、入試に直結する講義」をモットーにされており

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