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名前も知らないあなたへ。

今回の記事は、最近人伝に聞いた話から自分が感じたことを書いたものです。

内容が内容なので、
ここに上げても良いものか、とても悩みました。

でも、
自分のこのやり場の無い心に整理をつける為にも文章にすることにしました。

そして、

もし、
今自分が置かれた環境が辛くて悩んでいる人がいたら。

こんな風に考える人間も居るということを、
知って欲しかったので公開することにしました。

明るい内容ではありません。

自死を連想させる内容を含みます。

読んでも良いと思える方のみ、お進み下さい。








あなたはその仕事をするために生まれてきたの?

違う。

仕事は、
こう在りたいという自分の姿を叶える為の手段でしかないはず。

それが、仕事の内容に直結する人もいるかもしれない。

でも、

生活する為の

したいことをする為の

お金を得る手段として仕事をしている人もいる。


あなたの身を置くその場所は、

自らの様々な思惑から、

数え切れない程ある職と職場の中から、あなたがたまたま見付けた場所。

だから、

そこで出会う人も仕事も環境も、

あなたの人生の中の全てではない。

あなたにはその命を諦める前に、
試すべきことが沢山あったはず。

まず、すべてを休むこと。

手を止め、足を止め、思考を止め、自分の家から出ないこと。

その環境から逃げること。

最後まで、
ひとりで苦しみを抱え込み、戦い続けた真面目なあなたにとっては、
何より許せないことだったのかもしれない。

だけど、

命を諦めるほど悩んだあなたは、


頑張り過ぎるほど、頑張ってしまった。

だから、もう十分だった。

職場に迷惑をかける?

周りに心配をかける?

あなたを失う以上の問題なんて、何もない。

もし、あなたの状態と気持ちを知って。

それでも逃げるなと言う場所ならば。

そこは、あなたが命を削ってまで、あなたの人生を捧げるべき場所ではない。

あなた以上に余裕が無くて、可哀想な人達がいる場所だ。

隣でいつも笑っている人が、幸せだとは限らない。

悩みを抱え

対処するべき問題を抱え

理不尽を耐え

孤独を抱えて生きている。

家族やパートナーのいる人だってきっと、
それを失い孤独になることを恐れ続けている。

みんなきっと笑顔で武装して、この世界を生き抜いている。

あなただって、限界を迎える前はきっと、
周りに心配をかけまいと笑顔を作っていたんでしょう?

人の心など覗けないから、
あくまで“きっと”としか、言えないけれど。

私が私以外の人間の気持ちを知る術が無いように。

みんな、相手の気持を知る術などない。


今のあなたに見えなくなっているだけで、
あなたが居てくれる事を当たり前だと思って、毎日を過ごしていた人がきっといる。

あなたの顔を見たことも、

その名前も知らず。

これまであなたが歩んで来た二十数年の人生とも、一度も交わったことの無い私ですら。

あなたの選んだ選択を知り、こんなにも喪失感を覚えている。

私は、
悩むあなたに偉そうな事を言えるような生き方も、仕事もしていないかもしれない。

もし、
あなたの近くで生きていたとしても、あなたを救い助けられたとは到底思えない。

あなたの苦しみを分かるなんて言う気も、毛頭ない。

でも、それでも。

顔も名前も知らないあなたに、生きるのを諦めて欲しくなかった。

だから今、居ても立っても居られずこれを書いている。

あなたが今、
あたたかいところに居てくれる事を切に願う。



もしも、
今、生きるのが辛いと思っている人がいて。

これを読んでくれた人がいるなら。

逃げても良いと私は思う。

辛く心を冷やす冷たいその環境から、
勇気を出して一度離れて欲しいと切に願う。

過去に上げた言葉だけれど、もう一度伝えさせて欲しい。


そこを辞めたら自分は終わりなんてことはない。


その環境が自分にとって辛いなら、時には逃げて、俯瞰で自分のいたところを見てみると。


すごく狭い人間関係と環境、
好き勝手に作られた偏ったルールの中でもがき苦しんでいた事に気付くこともある。

横を見れば、隣に全然違う世界があって、人がいて。

新しい考え方があって。

思い切ってそちらに飛び込んでみたら、驚くほど息がしやすいかもしれない。


仮に違っても、次もある。

その次もある。


時には住む土地を変えちゃうのだってあり。


同じ日本だって、気候も文化も全然違う。


これで海外になんて飛び出しちゃった日には、
どんなに違う世界が広がっているのか想像もできない。


苦しかったあの場所は、

自分の居場所ではなかったんだと、

長い人生の1つの通過点に出来るかもしれない。


少なくとも、今ここに立つ私は

勇気を出して逃げ出して、環境を変えた

あの時の私に感謝している。


あなたの大切な人生の

大切な時間を使って私の記事を読んでくれて

本当にありがとうございます



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