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今日夢見たってばよ#2

今回はホラー・ミステリー系のお話です。


これは私が夢で見たことを書いているだけなので深く考えずテキトーに読んでいただけると嬉しいです。
※夢ですので意味不明な箇所や途中で終わることがあります。


ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ

「なんなんだよアレは!(小声)」
今にも飛び出しそうな心臓を喉で押さえる。

何故こんなことになったのか全く分からない。
ただ『死にたくない』の一心でクローゼットの中に隠れている。

######一部記憶が欠如しています#######

私は暗い森の中にポツリと立っているホテルの一室に泊まっていた。

「うわぁ〜、雨すごいなぁ。明日は晴れてほしいな。」
今夜はぐっすり眠れなそうだなと思いながらカーテンを閉める。
ホテルの内装は西洋風でとても高貴な雰囲気を放っている。

「お腹すいたなぁ、なんか注文しよっと!」
そして机の上に置いてある受話器を取っ…..

#####一部記憶が欠如しています#######

「なんだろう、おかしいなぁ」
暫くして、泊まっているはずの人が居ないような気がして落ち着かなかった。
不安なのか嫌悪感なのか分からないが人を探しに一階のロビーに向かった。

ヴィーン…..ガタン、プォーン!

エレベーターの作動音がはっきりと聞こえるほど周囲は物静かでとても不気味だった。

(エレベーターの扉が開く)
「うっ!?!?」
目の前に広がる光景に私は体が凍りついた。
何故ならそこには黒い塊があったからだ。

(デカすぎだろ!!)
その塊はゾウ2頭分の大きさで節足動物のような足が8本生えていた。

混乱を抑えきれない私は思わず声が漏れた。
「バ、バケモノ……」

するとソレはゆっくりと動き出しこちら振り返る。
その瞬間、私は死を確信し本能に従ってエレベーターを作動させた。

「赤い眼が沢山……やっぱりバケモノだ。」

私は急いで自分の部屋に戻る。
鍵を閉め、スマホを取り出し助けを求める。
「はぁ!?さっきまで使えたのに、なんで圏外なんだよ!」

呼吸を整える暇もなく脳をフル回転させる。
「とにかく逃げよう!」

そして逃げ出すために窓を開けようとカーテンを開く。
しかし

「白い?何かに覆われてる!?しかも開かない…なんで!?」

ドンドンドン
「くっそ!割れねぇ。」

窓の叩く音だけが響く
しかし
『雨音は聴こえない』

#####一部記憶が欠如しています#######

ガサガサガサガサ
下から薄らと足音が聴こえる。

「私の居た階はもうダメだ。運良く上に逃げれて良かった。」
ヤツは全てを破壊しまくっていた。
私は今、自分の部屋の階から4つほど上の階に隠れている。
(……………..)
暫くの間、無音が続いた。

コツ コツ

突然足音が聴こえる。 

「まずい、バレたか!?」
近くの部屋のベットに隠れる。

コツ コツ コツ コツ 

ベットの隙間から見える外の景色
そこには靴を履いた人の足が映った。

コツ コツ コツ コツ
徐々に近き、立ち止まった。

(息を潜める)

「◯◯◯?何してるの?」
その声は私がよく知っている声だった。
恐る恐るベットから出る。

「母さん?なんでここに?」

「なんでってここは私が借りた部屋よ。あんた寝ぼけてるの?さっきまで一緒に夕食を食べたじゃない。もう遅いから寝なさい。」

「……..分かったよ。」
バケモノから逃げていたことはもう忘れていた。
今はただベットの上で横になりたい。

#####一部記憶が欠如しています#######

私は今、母と一緒に階段を登っていた。
僕は働いている会社の愚痴をこぼしていて
それを母さんは後ろで聞いていた。

「先輩がほんと気が抜けててさぁ、ミスするたびに後輩の私が手伝わされて迷惑してるんだよね。」

「へぇ〜。でも働くってそんなもんよぉ。母さんの時代はもっと厳しかったんだから。」

「厳しいってどんな感じだったの?」

「………………….」

「母さん?」
返事が聞こえないので後ろを振り返る。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」

そこには母さんではなくヤツが居た。
私はその瞬間、体は赤く染まり視界は暗くなった。


今思えば窓に映った白いものは蜘蛛の糸で雨の音やネットを遮断していたんじゃねぇ?と思ったよ。
つまりホテル全体を覆ってたとか。
そしてホテルにいたはずの人や突然現れた母さんは蜘蛛が見せた幻覚とか。
まぁ私が見た夢だから正解はないです。
記憶が途切れるのは仕方ないよねぇ

うわっ、最悪な目覚めだ。おはよう。







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