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【感想】ゴーストランドの惨劇

皆様、おはこんばんちは!
みーんなはホラー映画大好きだよね?
シャイニング、ノープ、死霊館、ソウ、テリファーetc

今回はホラー映画の中でも1度観るともう1度観たくなる
「ゴーストランドの惨劇」を紹介します。



・あらすじ

10代の双子の姉妹、ベスとヴェラは前に住んでいた叔母の家に母親と3人で引っ越すことになりました。
姉のベスは社交的で現代っ子に比べ妹は怪奇小説家の
ラヴクラフトに心酔し自分も恐ろしい作品を作れる
小説家になりたいと考えていました。
叔母の家に向かう際に変なキャンディー販売のトラックと出会いますが何事もなく終わります。

夜になり叔母の家に着くと2人は叔母の家を探索し
始めます。
荷物を運んだり自分の部屋を決めたりする中で
母親が妹のヴェラを甘やかすことに気に食わなかった
ベスは外で口喧嘩をします。

すると背後には車で移動している際に出会った
キャンディー販売のトラックが静かに近づいてきます。

画面は物音を不思議に思った母親に注視されます。
突然後ろから迫ってくる巨漢の男に突撃され壁に
叩きつけられます。
その音に気づき姉妹は向かうと巨漢の男がすぐさま髪を掴み家の地下室に2人を連れて行きます。
そこには髪の長い細身の男性がもう1人立っていました。
つまり男性2人に姉妹は監禁されてしまいます。
 
姉のベスは地下室で巨漢の男に襲わられ妹のヴェラは急いで地下室から逃げようとしますが家のドアは閉まっており細身の男性に襲われます。
すると倒れていた母親が応戦しキッチンの包丁で細身の
男性を倒します。

場面は切り替わりその事件から16年後。
大人になった妹のヴェラは小説家になり上記の事件を
物語にしたホラー小説「ゴーストランドの惨劇」が
ベストセラーになる程の人気小説家になります。
そして結婚もしていて幸せな生活を送ります。

すると突然家の電話が鳴り、出ると姉ベスからの電話でした。しかし彼女は何かに怯えて叫んでいました。
「助けて!」と。
明らかに普通ではない姉を心配して実家に戻ることを
決めます。

実家に戻り母親と再会。母親とベストセラーで受賞した話など他愛のない話をします。
すると地下から姉ベスの叫び声が聴こえて母親は
ベスが自分で鍵を閉めて地下室に入ったと言われます。急いで扉を開けて姉との再会を果たします。
姉のベスは身体中が傷だらけで母親から彼女はまだ16年前の事件に取り残されていると聞かされます。
妹のヴェラは姉が自傷行為をしていると知りひどく悲しみます。

その夜物音がして起きたヴェラは姉が暴れているのを見て母親を急いで呼びます。
彼女の手は火傷を負い、見えない何かに殴られるかのように振る舞い、自分で自分の手の指を捻るかのように曲げていました。そして床に倒れ込むベス。
目を離した隙に次はベットに手錠をかけて拘束されていました。ヴェラは「誰がやったの?」と問いかけると
「現実を見て!」
と叫びました。

・ネタバレ

現実を見て!戻ってきて!
という姉の言葉に頭が混乱するヴェラ。
するとハッ!とするように目を覚まします。
そこには10代の頃の姉ベスがいました。
そして彼女の顔はひどく腫れていました。

そうヴェラとベスはまだあの事件の中にいました。
ヴェラは現実逃避をして自分が人気小説家になった
ことを妄想し地下室にある物に語りかけていました。

そして実際には母親が細身を倒した訳ではなく
母親は細身の男性によって殺害されていました。

姉のベスは妄想を始めた妹を守る為に妹を隠し
1人で男たちに襲われていました。
この男たちはおままごとのような人形ごっこをしていて
細身の男性が化粧をして巨漢の男が人形で遊びます。
この時沢山の人形の中に置かれて人形のフリをしなくてはいけません。
人形が気に入らないと男は殴ったりと暴れ、ライターで
人形の手を焼くという行為をします。
つまり姉はこのような日々を送っていました。

妹のヴェラは姉から人形のフリをしろと言われましたが
恐怖に耐えられず巨漢の男に襲われます。
そこで服に隠し持った髪留めで巨漢の肩を刺し脅威から
逃れます。細身の男性も来ますが窓から逃げたフリをして姉を救出し急いで夜の森を掛けていきます。

夜が明けるまで走った後、警察官2人が姉妹を見つけてくれます。姉は妹を守るかのように女性の警察官だけを近づかせます。男性警察官は姉妹の状況を見て本部に連絡して応援を呼びます。
しかし追いかけてきた細身の男性の急な銃の攻撃に警察官は倒され再び監禁される2人。
またも現実逃避をしてベストセラーを賞賛するパーティの世界に入ります。
そこでは憧れのラヴクラフトに褒められ幸せな世界。
しかし姉のベスを探すと扉の外にいました。
すると母親からここを飛び出したら幸せな世界は
無いと引き留めらますが意を決して姉を助けに
外の世界(現実)に行きます。

襲われている姉を助ける為、細身の男性と闘います。
そこに応援に駆けつけた警察官が助けに来て
この悪夢から姉妹は抜け出すことができました。


・感想


私は1度見た時は妹のヴェラの妄想と現実の交錯に
驚きを隠せませんでした。
まさか母親が負けていたとは。
そして少しやられた警察官が間抜けのように感じましたがそれでも最後に来た警察官はカッコよかったです。

2度目を見た時は双子の姉妹の絆に感動しました。
ヴェラが妄想から戻ってきた時、姉のベスは腫れた顔で
妹に食べ物をあげて笑顔を見せていました。
あのシーンを観て彼女の味わった辛さや恐怖と妹への
優しさが溢れ出ていて涙腺がうるっと来ました。

でもあの巨漢の男と細身がキモ過ぎて同じ人間なんか?
と不思議に思いました。

最後にまだ1度しか観てない人がいれば是非もう1度
姉妹の絆に注目して観てみてください!

おやすみ

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