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今日夢見たってばよ#7

【タイトル】お前も世界に溶ける


これは私が見た夢をただ書いただけですので深く読まずテキトーに読んでくださると嬉しいです。


私は室内プールで監視員として働いている。
主な業務は15分おきにポジションを変えて
25mプールと幼児プールを見張ることだ。

業務をしているとたまに水質検査のおじさんが
入口とは反対側の扉から出てくる。

私はいつも不思議に思っていた。
"あの扉はどこに繋がっているのだろうと"
なぜなら扉の先は外から見ると何もないからだ。

長く働いている女性監視員に聞いても、社員さんに
聞いても教えてもらえなかった。

新参者の私には教えられない企業秘密なのかもしれない
けれど、気になって仕方がなかった。

それから毎日のように
私は監視中に業務を忘れるほどあの扉に注視していた。

ギィィ、バタン

扉が開く。

少し太った体型で目を隠すほど深く帽子を被った
おじさんがノシノシと出てきた。
顔はマスクでわからない。

扉の先が少し見えた。

「地下に繋がっているのか!どうりで先がないわけだ」

私は納得してこの記憶を隅に置いてしまった。


夏の季節がやって沢山のお客さんが来場した。
屋外プールが開場して何日か経った。
私は屋外の滑り台に立ち、滑る順番と滑り方を指示する
ポジションに立っている。

そんなある日、娘の行方がわからないと言う
お客さんが現れた。

インカムでそれを社員さんに共有し、
すぐに社員さんが降りて対応に向かった。

私は社員さんに任せて元のポジションに戻る。


私は違和感というかわからないが
半信半疑になってきた。

それはと言うと子供がいなくなったと言うお客さんが
増えてきたのだ。
しかし、他の監視員に聞いてもそんな話は
受けていないと言っていた。

そしてここ近くおじさんを見ていない。
私はあの扉のことを思い出す。

#####記憶が一部欠如しています#######

それは長い階段だった。
次第に気温が下がっていき白い息がで始める。

ガガガががガガガ
機械音のような音が段々近づいてくる。

それは水質を管理する大きな機械であった。
しかしおじさんの姿はなかった。
周りには書類の山と埃っぽい本棚があった。

カタ、カタ
床から音がする。

「まだ部屋があるのか」
辺りをもう一度見る。
「おかしい、この本だけ埃がない。
隠しボタンがあるのか。」

本棚が少しずつ動き出して扉が開く。
「また、階段か」


「おい,嘘だろ。なんだこれは。」

広がる光景に目を疑う。
それは子供たちが檻に捕まっており
大人は足を天井に吊るされぶら下がっていたからだ。

周りは薄暗く奥の方は真っ暗だ。
そして

ガルルル、ガルルル

見えないが獣のような生き物の鳴き声が聞こえる。

「〇〇君、ここで何をしているんだい?」

「うわぁっ。田中さん、今すぐ業務に戻りま...…」

バキバキ、ゴリッ

「何の音ですか?ここは何ですか?」

「君は記憶が消えないから厄介だね。じぁあ君も
 ×××に食わせて世界からいないことにする。」

「あがぁぁぁぁぁぁあ、だずげぇぇでぇぇ」
女の子の叫び声が聞こえる。

「子供は美味なんだよ、君は1番熟れているね」
 
私はこのことを今すぐに伝えたいと思い走り出す。

バンッ

「いでぇぇぇえ。あぁぁぁぁ」
右足に高熱な鉛玉を打ち込まれた。

#####記憶の継続に失敗しました#######


実はプールの監視をやったことがありまして
地下に繋がる扉が実際にあったんです。

いつも勤務中に秘密の実験をしているのか
いつか爆発するのか気になって
仕方がありませんでした。

リゼロの読みすぎで暴食の大罪司教の権能に似たものが
出てしまいました。

おはよう。

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