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〔164〕ポストWWⅡ期の基軸通貨米ドルを支えたペトロダラー・チャイナダラーとジャパンダラー 4/3大幅加筆して完了、熟読を願う。

〔164〕ポストWWⅡ後の米ドルを支えたペトロダラー、チャイナダラーとジャパンダラー  4/1修整。4/3完了

 米ドルを基軸通貨として発展進行してきたポストWWⅡの世界が、令和三(2021)年を以て大きな転機を迎え、新たな時代に入ったと落合は観ています。
 なぜ令和三(2021)年なのか。
 その理由についての説明は後回しとさせて頂くこととしますが、時代変化がこの時期に生じたことを具体的に示すのは、令和四(2021)年二月に始まったプーチン・ロシアによる「ウクライナ進攻」であります。

 世間が「ウクライナ侵攻」と決め付けているこのプーチン・ロシアの軍事行動を落合が「進攻」と呼ぶのに、諸兄姉は違和感を持たれるかもしれません。「侵」と「進」では評価が違いますからね。
 しかしながら、ロシア及びウクライナ(紅ロシア)、ベルルーシ(白ロシア)の三国(以下「ロシア三国」と呼ぶことにします)の歴史的背景に照らせば、プーチンのウクライナに対する軍事行動には「公正かつ十分な理由」がありますから、これを簡単に「侵攻」と呼ぶのは浅慮に過ぎる、と落合は考えます。
 因みに、ウクライナとロシアの対立は、両国の頭文字「ウ×ロ」に漢字を当てれば「烏×鷺」となります。紀ノ川の河口に屯してボラなどの大魚を呑み込む黒い鳥が「烏」で、紀ノ川に流れ込む用水の浅瀬に佇立して鮒など小魚をついばむ白い鳥が「鷺」ですか、対照的な両種の戦いはまさに黒白相対する一局の碁です。
    この囲碁に関しては「中立的観戦者」としてあるべきところ、何を狂ったのか官民挙げて「プーチンの侵攻」と呼ぶのがキシダ・ジャパンで、情けないことに与野党揃ってバイデン・アメリカに迎合し、ゼレンスキー・ウクライナに莫大な国費を供与しています。
 時局を中立的な立場で解説すべき公共放送の報道番組に登場する元自衛隊将官や軍事研究員が、したり顔で解説するのはよいのですが、かれらがこぞってゼレンスキー・ウクライナに味方し、プーチン・ロシアの敗退を願う思いをあからさまにするのは「いかがなものか」と落合は強く疑っています。(例外は元空将補矢野義昭氏だけのようです)。

 さて本題に戻ります。落合はさきほどポストWWⅡ時代の終わりを令和二年と申し上げましたが、正しくは本年すなわち令和六年の春分である、とのご指摘をいただきました。だとすれば明日であります。
 ポストWWⅡ時代が終焉して人類史が新たなエポックに入るのを落合はミロクの降臨と呼んでおりますが、それが令和三(2021)年なのか、それとも本年すなわち令和六(2024)年かを論じることになりましたが、落合はミロク降臨は「時点」より幅のある時間帯すなわち「時期」と観て然るべし、と考えてこの論議に終止符を打つことにします。
 因みにプーチンのウクライナに対する軍事行動を、正当とみる見解は平成四(2022)年に、落合から会見をお願いした元ウクライナ兼モルドヴァ大使
馬淵睦夫氏からの御教示により確信に至ったものでありますが、その後知ったところでは、元ウズベキスタン大使孫崎亨氏も同様な発言を成されておるようであります。さて、春分特有の激しい日中温暖差のせいか、従来の通例を破る気象変化のせいか、はたまた白頭狸特有の財務欠陥のせいか、托鉢を怠ったせいなのか、ともかくここのところ、思考がまとまらず、ご迷惑をおかけしましたが、もうそろそろ大丈夫です。
 思考が平常モードに戻るときの時制は、「マイタレイヤの降臨」と同様で、瞬間すなわち「時点」でなく幅を持った「期間」です。潜水に臨む際の「加圧室」にあたる移行期間というわけで、こkから数行はその期間とみてご海容ください。その後、徐々に「平常思考モード」に入ります。
 さて、ヘンリー・キッシンジャーの偽物が画面に出てきて前言を翻したのは「奴隷主義側」が流した「フェイク・ニュース」と落合は観ています。
 公共放送が、こんな「臭い芝居」を堂々と流すようでは、まさに「今の世も終わり」ですが、物理学ではこの状態を「エントロピーの極大化」と言います。ポストWWⅡ社会のエントロピーは極大に達したとみるべきです。

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