見出し画像

HER2陽性乳がん🌸記録⑫CVポート留置術※画像あり

2023年5月8日EC療法終了。静脈炎・血管痛があり次のHPD療法に備えて『CVポート留置術(皮下埋込型ポート)』を受ける事になりました。

※留置箇所(約10ヶ月後現在)とポートを使った点滴中の画像があります。


【HPD療法】
分子標的薬
(パージェタ+ハーセプチン)
     +
抗がん剤
(ドセタキセル)

・術前→3週毎4クール
・術後→分子標的薬のみ3週毎14クール


5月24日
午前中入院
午後『CVポート留置術』
  ↓
5月25日
HPD療法初回
  ↓
5月26日
退院

病室は4人部屋の窓側で良い眺め✨荷物を整理してシャワーを済ませ待機。昼食は無し(手術中に吐き気を催す可能性がある為)暇だな…😑

ボーっとしているうちに手術開始時間30分前。看護師さんと車いすで手術室に移動(足が悪いので配慮してくれました)

手術台に上がると急に心臓がドキドキ💦不安な気持ちで天井を見つめていると「〇〇さん、大丈夫ですか?」と主治医が私の顔を覗き込んだ。

普段は冷たい雰囲気で正直苦手なタイプだけど、この時は優しく声掛けをしてくれて緊張がほぐれていきました。

心の声「診察の時も優しくしてくれよ~」

いよいよ手術開始。
顔に透明のシートをかぶせられ…え⁈透けて見えるし👀💦局所麻酔だから意識もあって声も丸聞こえ状態。

首筋を引っ張ったり押したり結構激しい感触。血管にカテーテルを挿入してるのかな?と想像。

ポートは鎖骨下を約3cm切開して留置。切開した時の出血が肌を伝わる感触にちょっとビビッてしまった😓

手術は約1時間で無事に終了。
私「何か気を付ける事はありますか?」
主治医「特にありません」

あら?いつもの冷たい雰囲気に戻ってる😒それ以上聞くと怒られそうだしやめておこう。

お迎えに来てくれた看護師さんと車いすで病室に戻り、麻酔が切れた時の痛み止めにロキソニンをもらいベッドで安静。

夕食の許可は出たけど、起き上がる時に首筋からポートが入っているところまでがズキーン⚡まぁ我慢できないほどじゃないし日にちが経てば治まるでしょ…

この翌日にポートを使って初回HPD療法となりますが、詳細は改めて書きます。

この後、ポート留置箇所の画像が出るので苦手な方はご注意を!



留置術から約10ヶ月後現在(首筋の傷:約5mm ポート部分:約3cm)
ポートに針を刺して点滴中

あくまでも私個人の感想ですが『CVポート留置術』を受けて良かった✨

・点滴中の腕の血管痛から解放される
・点滴の漏れを心配しなくていい
・両手が自由に使える
・トイレも楽ちん

カテーテルやポートが入っている違和感はあるので、しばらくは「ポート側を下にして横になれない」「ショルダーバッグの肩ひもがぶつからないように」など気にしていた。

そのうちポートの違和感も気にならなくなり、今では入ってる事すら忘れて何の制限もなく過ごしていますが痛みもトラブルもなく平和です😊

それでも最初は不安でした。身体の中に異物を入れておくなんて怖かったし感染リスクもあるし…だけど、先が長い薬物療法で痛みなどの苦痛が無くなる事は治療を進めるうえで大事だと実感しています。

『CVポート留置術』を不安に思っている方に少しでも参考にして頂けたら幸いです。

※見出し画像は『CVポート留置術』を受けると渡される【患者情報カード】です。

最後まで読んで頂きありがとうございました🍀




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?