EC療法：エピルビシン+シクロホスファミド（2週間毎4クール）

2023年3月27日
化学療法室に入るとカーテンで仕切られた部屋が5つあり私は①番。それぞれにリクライニングチェア・テレビ・テーブルがあり点滴中もお茶をしながらゆったり出来る雰囲気。ふ～ん案外快適そうだわ💖

そんな気分も束の間…「〇〇さん、お薬の準備が出来ましたよ」の声で一気に緊張が高まる。まずは吐き気止めの点滴、これは大丈夫。

いよいよ抗がん剤の番がきた…ん⁈赤い⁈何その色‼も～怖いよ(>_<)恐怖感が増すわ〜💦そう、このエピルビシンは見た目の通り強烈だった…

点滴の管を通る赤い液体をじっと目で追う。少しづつ腕に近づいてくる時の何とも言えない恐怖感。もう普通じゃなくなる…辛い副作用…逃げ出したい…

そして、とうとう身体の中に…い…痛い‼腕の血管に強烈な痛み。思わず巻かれたホットタオルをギュッと押さえた。元々血管が細い私は、この先【静脈炎】に苦しむのです。

後に《CVポート鎖骨下留置》をする事になるので、また改めて詳しく書きますね。

そして、少しづつ身体に変化が出てきた。頭がボーっとして目がチカチカ…鼻の奥が痛いような…とにかく首から上に違和感を感じる。しばらくすると、体温・血圧測定「変わりないですか？」と看護師さんの声。

身体に感じる違和感。そこまで辛くはない。でも、確実に抗がん剤が身体に変化を起こしてると実感して怖くなった…思わず看護師さんに不安をぶちまける…

「普通じゃなくなる訳じゃないよ、そんなに不安にならなくて大丈夫」優しい笑顔で言ってくれたこの言葉に気持ちが救われ…ホッとしたら今度は強烈な睡魔が襲ってきた。瞼が…( ˘ω˘ )

とにかく眠い…寝ちゃおうと思った時に、今度は薬剤師さんが副作用等の説明をしに来た。眠いし頭はボーっとしてるし全然話が入ってこない（笑）

その後も点滴の種類が変わり体温・血圧測定、看護師さんの問診などなど…結局、最後まで寝る暇もなく終了。初回だからこんな感じなのかな？と思いつつ会計に向かった。

あれ？普通に歩けるじゃん💦抗がん剤を投与したらぐったりして動けないと思い込んでいた私は、パートナーに車でのお迎えをお願いしていた。

私の姿を見て「え？元気だし」と驚く。ほんと拍子抜けだよ…とりあえず頑張れそう！と思えたスタートでひと安心(´ー｀)

最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)/