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英語多読レビュー:ER Doctor

All in a Day's Work ER Doctor
一刻を争う命に関わる仕事、救急救命医に密着

レベル:2  YL: 2.3-2.5  総語数: 5047語 WPM:132wpm

子供の頃、これは海外ドラマだと意識して視聴した最初の海外ドラマが「ER」でした。
(それまでにもNHKでホームズやポアロのドラマを見ていましたが、海外ドラマという意識は無かった)
グリーン先生、ロス先生……ロス先生は、ただでさえ仕事で忙しいのに、狭いコミュニティの中で恋愛して、くっついたり別れたり忙しいなと思いながら見ていました。

この作品は、レベル的に今の自分にはやや無理めなのですが、内容に興味があったこと、「どんなもんかちょっと中身を確認してみよう」と思って、作品ページを開いたら閲覧率が100% になってしまい(読んだ語数の集計や閲覧率が自動で計測される多聴多読用のサイトを利用しています)、読んだ累計語数にカウントされてしまったので、読むしかなくなったという情けない理由で読みました。
読む前の予想通り、50%か60%ぐらいしか理解できなかった気がします。
文法的に難しいというより、聞きなれない医療用語がたくさん出てきたのがきつかったです。

この本は、大人の英語初級者におすすめできると思うのですが、英語の難易度とはまったく別の意味で、要注意な点があります。
以前の記事で、外国の動物病院や犯罪のドキュメンタリーは、日本のドキュメンタリーと比べて、血や傷跡をはっきり映すと書きましたが、この本はそれらよりももっと、鮮明な画像が載っています。
(大けがをして、縫い合わせた傷の写真や、ERに運ばれてきた負傷した患者など)
正直、血とか苦手な人が見たら気分が悪くなるかもしれないと心配になるレベルです。
私はホラー映画が大好きなので、画像で見る分には大丈夫でした。目の前に患者さんがいて、血の匂いがしたりしたら、さすがに動揺すると思いますが…。

虫同様、血や傷は、無理な人は本当に無理だと思うので、無理はなさらず。
病院や警察のドキュメンタリーや海外ドラマがお好きな人には、興味深く読めると思うので、おすすめです。


シリーズ: Time for Kids Nonfiction Readers
出版社:Teacher Created Materials
著者:Diana Herweck

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