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できているつもりで、できていないコト❶

できていないコト…作業手順書

作業手順書、作業要領書、作業マニュアルは、ほとんどの職場にあると思います。
では、その作業手順書はいつ使っていますか?
書いてある内容を確認したりしていますか?
内容は常に最新版に更新されていますか?
作業現場では一般的に、基本となる手順をやれるようになったら見なくなっていると思います。
作業現場のスキル評価では、「作業手順を頼らずにできる」と言う評価項目があったりします。これはひとつの目安としては正解だと思います。
ただし、大きなリスクもあります。

手順書を見ないリスク

スキル評価では、「作業手順を頼らずにできる」ことを良しとしているので、手順書を見ることに恥ずかしさやカッコ悪い印象を持ってしまうことです。
手順書を見ない習慣や風土ができてしまうと「見ないことがカッコいい」になってしまい、大事な手順の変化点を見落としてしまうからです。
「本来の作業現場は変化が起きている」のが正常です。
現場からの困りごとやヒヤリなどから、改善や環境変化で注意事項があったり、確認手順の追記や変更がされているのが本来です。
見ないと間違ったことをやってしまうのです。
必要な手順を省いてしまうのです。

炊飯器の手順書

新しい炊飯器を買ったとします。
大方の操作手順は、これまでのものから学んでいます。
おそらく新しい炊飯器は機能が追加されて、これまでやっていたことをやらなくて良くなったとか、時間が短縮されたなどの変化点があると思います。だから初回から数回は見るでしょう。
そこからはあまり見ていないんではないでしょうか?

しかし、炊飯器には「おこわ」とか「おかゆ」「冷凍ご飯」とか新たな機能がついています。
さあ、どうしましょう?
「せっかくの新しい機能なので、手順書を見て積極的に使う」「いつもと違う時は確認する」「だいたいわかるから使ってしまう」「使わない」どれでしょうか?

人の判断

いろんな人がいるのに一つにやり方を個々の判断任せてしまう振り幅があるからミスが起きます。
「間違ったことをやると大変なことになる。」と思うとしっかりと確認するでしょう。しかし、炊飯器では大きなケガにはつながらないと思っているから人の個性、考え方、判断でどうするかの選択肢が増えてきます。
その人その人でやることが変わるということです。
「炊飯器のボタンを押し間違えると爆発する」と思えば全員が確認をするということです。
個々の判断だけではなく、全員で行う節目をあえて作るということが大切なんです。

できていないことに気づいて「やる」に変える

「手順書を目は通して確認はしていますよ」という人ができているつもりで、実際はできていないことが多いんです。
振り返ってみてください。
「間違うと大ごとになるぞ」というリスクを考えなければ、人がやることにばらつきが出ます。
だから、変化点があった時には、全員で手順書に追記された内容を確認し、定期的に見直すことで追記漏れを防ぐんです。
これを「やる」ことが大切です。

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