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人生で知っておきたい成長する時間の使い方

現在、中学3年生は公立高校入試まで80日を切りました。そんな限りある入試までの日々を過ごしている中学生には、以下のような話をしています。

それは、成長するための時間の使い方です。

どんなお話かというと、以下のようなものです。

人間には才能の違いや、性格の違いや、お金がたくさんあるかないかや、環境に恵まれてるか恵まれてないかといったことは、人それぞれ違います。
しかし、大人でも子供でも、赤ちゃんでさえも、誰にでも平等に与えられているものがあります。

それは、時間です。1日24時間というのは、誰にでも平等に与えられています。

そして、その時間の使い方の違いで、将来が変わっていくといえます。

例えば、朝6:00に起きて、23:00に寝るとすると、睡眠時間を抜いた活動時間は17時間です。
それを、1時間ずつ細切れにすると以下のようになります。

大体、8:00頃から17:00頃までは、学校や、大人であれば会社に押さえられているので、17時間から9時間引いた8時間が残されています。そしてそこから、例えば、通塾している中高生が塾に2時間時間を使っているとすると、2時間引いて、残りは6時間になります。

ここから自分の好きなことを2時間やるとして、2時間引くと、4時間の時間が残ることになります。
この4時間の使い方が勝負。
この4時間に、いかに自分を高める活動をしていけるか、意識することが大切です。
自分の将来のために、どんな活動をして、どんなことを学べばよいのか、意識して行動する。

そして、ここにはポイントがあり、この自分を高めるための活動は、朝に持ってくる、ということです。
なぜなら、朝は起きる時間が決まっている場合が多く、起床時間を動かしづらいからです。

夜寝る時間は、遅らせようと思えば、いくらでもできます。

しかし、朝の起床時間は決まっているので、就寝時間の遅れは、睡眠不足につながります。1日24時間と決められている中で、日中のパフォーマンスが下がるのは、得策ではありません。

ですので、夜活動するのではなく、6時から8時までの時間を、自分を高めるための活動に充てると決める。そして、そこで自分の成長を意識した行動をするということが大切になのだと思います。

……といった内容の話です。

余談ですが、塾の先生として活動していると、夜型の生活習慣を変えるのは、なかなか大変なことであることを実感します。ですので、人生の早いうちから、朝から活動できる行動習慣を身に付けていくことが大切なんだと思います。いやはや、なんとも。

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