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女王まりかのつれづれぐさ/第一回;財布を落としたオヂ

どーもー! 女王まりかです⭐️

今回は創作じゃないです。コメント欄に、こんなご意見を頂いたんですね。

『まりかさんのエッセイや自己紹介、日記も気になる方が多いのでは?』


エッセイとかブログとか、他の方みたいに面白いものを書ける気がしなかったんですけど、折角のご要望ですからね。

という訳で、この『女王まりかのつれづれぐさ』を始めることにしました。

不定期かつ気ままに、何かしら思ったことを書いていきます。これは一種の自己紹介で、これを通じて私の人物像を掴んで頂けたら、と思います。

かくして、ここから本題!


・第一回;財布を落としたオヂ


ちょっと前の話です。街中で、中年男性(以下オヂ)に声を掛けられたんですね。

オヂ「あのぉ…。財布を落としてしまって、帰りの電車賃が無いんです。千円、貸してくれませんか?」

そう聞いて、当時の私は思いました。

何ぃぃぃぃっ! 今すぐ、この人の財布を探さねばっ!!


当時の私は100%本気でオヂの言葉を信じてました。で、こう返したんです。

まりか「その場しのぎの一時金なんて意味ありませんよ!  財布を取り戻すべきです!  今すぐ警察に行って、遺失物届を出しましょう!  ○○警察署なら、すぐそこです!」

何度も言いますが、当時の私は本気でした。財布を落としたこのオヂを、何とかして助けねばっ!   それしか考えてませんでした。

なんですけど…。「警察に行こう」という私の提案に対するオヂの返答は…

オヂ「いいです」

だったんですね!

財布を落としたって言うのに、何を謎の遠慮してんの!?   相変わらず本気だった当時の私は、このオヂを説得せねばっ!   と思って、こう言いました。

まりか「良くないです! ○○警察署の場所がわからないなら、案内しますよ! 行きましょう!」

確か私、そう言いながらオヂに近づいたんですよね。しつこいですけど、100%誠意でしたからね!

でも、オヂったら酷いんです。

オヂ「だから、いいですってぇぇぇぇぇ!」

オヂは猛ダッシュで私の前から走り去りました。
本当にショックでした(半分ウソ)😝

まりか心の声
「意味わかんない!    なんで財布落としたのに、警察に行かないの!?」

本当にしつこいけど、当時の私は本気でしたからね!

その後、この話を姉にしたら、教えて貰いました。

「財布落としたってのはウソだね。まりかから金を取ろうとしただけ。まりかが"警察に行こう"って言ったから、オヂは"警察につき出される!"と思って逃げたんだよ」

私はようやく理解しました。本当です。

なんか知らないけど、その後も財布を落としたと語る人から度々声を掛けられます。「お金を貸して欲しい」と。
おじいさん、おばさん…。高齢の方が多い印象ですね。

でも、今はこう返しますよ。
「すいませぇーん!    今、手持ち無いんですぅ~」

あ、ウソ。
機嫌が悪かった時に声掛けてきたおじいさんには、「知りません!」って怒鳴りつけたわ…😜

なんとなく、わかって頂けましたか?
私はこういう人です。

因みにオヂとのやり取り、記憶ベースなので言葉は少し違う可能性がありますけど、「財布落とした」って言ったオヂを信じてたのは、本当ですからね!

皆さんは、通りすがりの人に「お金貸して」って言われたこと、ありますか?



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