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2020年を振り返る

重い腰が上がらず、長らくnoteを書いてなかったんだけど、リハビリ的に2020年を振り返ってみようと思う。

ツクルバでの情シスの仕事

今年いっぱいで退職することになってしまった(今日が退職日)けど、すごくいろいろあった年だった。

今では情シスのイベントはすっかりオンラインに移行してしまったけど、コロナが酷くなる前の1月末に、第一回が好評だったCorporate Engineer Nightの第二回がツクルバが運営するco-ba jinnanにて開催されて2020年が始まった。テーマは「おれたちは愛されコーポレートITになる」

このイベントについては(情シスの)世界の吉田さんの記事が詳しい。

その後は新型コロナのパンデミックで状況が一変した。とにかく一番大変だったのが、二人目の情シスの採用活動の中断に加えて、業務委託の情シススタッフの契約打ち切りで、従業員200人規模の会社で情シスのコロナ対応を僕一人でやりくりするしかなかったこと…

ISMS事務局を回しながら、急激なテレワーク化でも情報システムの利便性とセキュリティを担保出来るようシステムの導入や運用方法の見直しなどを実施し、PCのセットアップや故障交換を含めたヘルプデスクが自分が物理的にオフィスにいなくても出来るように体制づくりをして、オフィス縮小・フリーアドレス化によるIT環境の整備やPBXのクラウド化などにも対応してきた。

一通り落ち着いたタイミングで最終的に170以上にもなった情シスの業務一覧を作成し、3ヶ月に渡って引継ぎをして退職という運びになった。

あまりにも肩の荷が重すぎて抱えきれなくなった面もあるけど、本当に個性的で面白いメンバーがいるツクルバという企業で働けたことや、Jamf ProやEMS、Acall、顔認証入管システムなど、オンプレ環境のほとんどないモダンなシステムを扱えたことは確実に自分の成長につながったと思う。

続けられなくて残念ではあったけど、これからはツクルバの1ファンとして外から応援して行きたい。

新型コロナパンデミックによる心境や考え方の変化

新型コロナのパンデミックが世界的に広がった3月〜5月に、実はすごく心境や考え方の変化があった。自分の活かし方とか時間の価値的使い方、優先するべき組織やコミュニティ、人生や使命について実はすごく考えることが多かった。

その間にいろんな構想やアクションをnoteに書きまくっていた。

こんな記事たち。

実はこの頃に個人的にZoomの有料アカウントを取ったりしてやりたくて仕方のないことが沢山あったんだけど、5月以降は仕事に忙殺されてしまっていろんなことに完全に乗り遅れてしまった。。

形になりかけている「桜泥棒BEER」プロジェクト

完全に乗り遅れてしまったけど、前項で紹介した記事のようなことはライフワークとしてやっていきたいことであり、そのためには何か一つ実績を残せるプロジェクトを始めないとと長年思って来ていて、一つ形になりかけているのが桜泥棒BEERプロジェクト。

このプロジェクトは、簡単に言うとポートランドのクラフトビールのサブスクパッケージ販売プロジェクトで、以下の三点に「やる意義」を見出して、まずはクラウドファンディングの準備を進めている。

日本にまだ入ってきてないBreweryお墨付きの「間違いない」ビールが毎月届く!
ポートランドの地元で売れてるのにわざわざ日本に良いビールを卸さないとうい背景があり、日本にはまだBreweryの本命のビールが入ってきているとは言えない。日本のサブスクユーザーのボリュームと熱意を直接Breweryに届けることによって、もっと日本のファンを贔屓にしてもらう。

分断されている流通経路をプラットフォームとして統合
ポートランドのビールのインポーターは確認できているところで6社あり、それぞれ卸先が違う。そのため、インポーターを超えてポートランドのビールが一堂に介する機会が少なく、それがポートランドのクラフトビールの流通拡大を妨げていると見て、プラットフォームとして垣根を無くして流通拡大を目指す。

とにかくリスクが少なく効果が見込める!
輸入作業は不要!(インポーターに輸入してもらうので)
在庫リスクが少ない!(販売先(サブスクユーザー)が予め決まっているので)
冷蔵施設も不要!(インポーターの冷蔵施設から直接発送するので)
クラウドファンディングでユーザーが集まらなかったら中止できる!

実はコロナが酷くなる直前の2月に第二の故郷であるポートランドに旅行していた。この旅行は遊びというよりは商談のためだった。ポートランドのクラフトビールを日本でもっと流通させたい!という想いから、John's Marketplaceというボトルショップのオーナーのポールさんに商談しに行った形。

これまでの奇跡は以下のような感じ。

* kskさんとDanがチームに合流
* Bluntさん(Hatos Barの共同創業者)とクラフトビアマスターのRichardさんがアドバイザーとして手伝ってくれるように
* Top12 Breweries選定のための取り組み
* チームでビールのテイスティング会の開催
* ポートランドのBreweriesの多角的な分析
* ポートランドのビアバーで実際に採用されているBreweryの調査
* ビアフェスティバルでメダルの取得数の多いBreweryの調査
* Makuakeのキュレーターがついた
* 主要なインポーターとの商談
  * Farmersの青木社長と森岡(ファルコン)さん
  * えぞ麦酒のフレッドさんと営業の中山さん
* 品川区の35000円のアパートをクラフトビールファンづくり部屋に改変(ショーケース型の冷蔵庫にストックしてあるビールをスプレッドシートで管理)
* 通信販売酒類小売業免許の取得🎉

現在、プロジェクトのロゴを制作中で、来年は早い段階でマクアケにてクラウドファンディングを開始したいと考えている。

自転車のライドイベントのGoPro編集ムービー

コロナ感染対策をしながら楽しむ方法をいろいろ考えた中で、自転車のライドイベントはありだと考え、主に二つのライドチームの定例ライドに参加しながら、GoProの動画編集技術を磨いてきた一年でもあった。

NIGHT PEDAL CRUISINGのハロウィンライド

CRITICAL MASS YOKOHAMAの11月定例ライド

その他の自転車関連の動画はここで見れます。

まとめ

2020年は理想と現実のギャップが最も広がった年かもしれない。

常に考えていることは、情シスの仕事をしながら副業として自分のやりたいことを両立させること。それがどうしてもうまく行かずにもどかしい思いをした一年だった。

正直、桜泥棒BEERは、形になりかけているとはいえ全く成功が約束されていないプロジェクトだし、収益化されるまでにどうやって食いつなぐかとか、結婚は諦めるかとか、ワクワク感よりは不安とか現実に立ち返った時の恐怖感とかの方が大きい。

そんな形で迎える2021年ではあるけど、出来るだけ前向きにやっていきたい。

 

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