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ChatGPTでの情報収集の利点を「利害」という点から考える:僕がGoogle検索、SNSが嫌いな理由

「情報収集」という言葉を聞いたとき、私たちが最初に思い浮かべるのは何でしょうか。多くの人にとって、それはおそらくGoogle検索やSNSの検索窓を使っての情報収集ではないでしょうか。実際に、私たちは日常的にGoogle検索やSNSを利用して、情報を検索・収集しています。

しかし、これらのサービスには、情報を収集する上での様々な問題が存在します。例えば、検索エンジンで上位に表示される情報は、広告主や特定の企業の利益が反映されることがあり、真実とは異なる情報が上位に表示される場合があります。また、SNSでは、自分と同じ意見の人々とだけつながることが多く、情報に偏りが生じることがあります。

そこで、本記事では、ChatGPTという対話型AIによる情報収集について考えてみたいと思います。特に、Google検索やSNSにおける「利害」という問題点を抱える情報収集の課題に対して、ChatGPTがどのような利点を持っているか、その可能性について探っていきたいと思います。

Google検索の「利害」の課題

検索エンジン最適化(SEO)を行うことで、ウェブサイトのコンテンツや構造、リンクなどを最適化して、検索エンジンに認識されやすくすることができます。これにより、自分たちのウェブサイトが上位に表示されることが期待できます。しかし、SEOを行う競合他社や広告主も同様にSEOを行い、上位表示を目指しているため、競争が激化しています。

このため、SEOに成功しても、それだけで上位表示を維持することは困難です。また、検索エンジンのアルゴリズムが更新されるたびに、上位表示の基準も変わっていくため、継続的な対策が必要となります。

一方、広告やスポンサーされたコンテンツは、広告主やスポンサーが出稿料を支払って掲載されるため、SEOによる上位表示に関係なく、上位に表示されることがあります。このため、検索結果には有益な情報よりも広告やスポンサーされたコンテンツが目につきやすく、利用者が求めている情報を見つけるのに時間がかかってしまう場合があります。

さらに、検索エンジンは広告主やスポンサーからの収益が重要なため、広告やスポンサーされたコンテンツを優先的に表示することがあるため、有益な情報が埋もれてしまう可能性があります。

そのため、利用者は検索結果を見る際に、広告やスポンサーされたコンテンツに惑わされずに、信頼できる情報源から得られる情報を重視する必要があります。

SNSの「利害」の課題

利益追求のための情報の歪曲:SNS上では、広告主や特定の企業が自社の商品やサービスを宣伝するために、偏った情報や歪んだ情報を投稿することがあります。これにより、消費者は不正確な情報に惑わされ、誤った選択をする可能性があります。一方、広告主や企業は自社の利益を追求するために、誤った情報を投稿することで、自社の競争力を高めようとする利害があります。

  1. 利益追求のための情報の歪曲:SNS上では、広告主や特定の企業が自社の商品やサービスを宣伝するために、偏った情報や歪んだ情報を投稿することがあります。これにより、消費者は不正確な情報に惑わされ、誤った選択をする可能性があります。一方、広告主や企業は自社の利益を追求するために、誤った情報を投稿することで、自社の競争力を高めようとする利害があります。

  2. プライバシーの侵害:SNS上では、利用者が自分のプライベートな情報を共有することがあります。この情報が第三者によって不適切な目的で使用されたり、漏洩することで、利用者のプライバシーが侵害される可能性があります。一方、SNS運営会社は、利用者の情報を収集することで、広告主や企業に対してターゲティング広告を提供することで、自社の利益を追求する利害があります。

  3. 偏った情報の拡散:SNS上では、偏った情報や誤った情報が拡散されることがあります。利用者は、自分と同じ考えを持つ人とのつながりが強くなり、自分に都合の良い情報を選択的に受け入れることがあるため、偏った情報に惑わされることがあります。このような偏った情報が拡散されることで、社会的な問題を引き起こす可能性がある一方、SNS上に投稿された情報を誤解することで、利用者が無実の罪を被る可能性もあります。

  4. 情報の過剰な共有:SNS上では、利用者が自分のプライベートな情報を過剰に共有することがあります。これにより、利用者のプライバシーが侵害されるだけでなく、情報の過剰な共有が引き起こす社会的な問題や精神的なストレスなど、利用者にとって不利益な影響が出る可能性があります。

それに対するChatGPTなどの対話型AIの利点

中立的な情報

ChatGPTは、特定の企業や広告主からの影響を受けず、中立的な観点から回答を提供します。これは、利用者が自分自身の意思決定をするために必要な、オブジェクティブな情報を提供することができるためです。例えば、ある企業の製品に関する情報を調べる場合、その企業の公式サイトや広告に掲載されている情報だけでは、製品の良し悪しについて偏った情報しか得られません。しかし、ChatGPTから提供される情報は、複数の情報源から得られた情報を基に回答が生成されるため、より客観的で中立的な情報を入手することができます。

ユーザーの利益を優先

ChatGPTは、利益を追求することが目的ではなく、利用者の利益を優先して回答を提供します。これは、ChatGPTがプログラムされた目的が、利用者にとって役立つ情報を提供することであるためです。例えば、利用者が医療に関する情報を検索した場合、ChatGPTは信頼性が高く、正確な情報を提供することが求められます。そのため、ChatGPTは広告主や特定の企業の利益を優先することなく、利用者にとって最も役立つ情報を提供することが目的となります。また、ChatGPTは、機密性が高い情報を含む回答を提供することはありません。これは、利用者のプライバシーを保護することが目的となります。

ChatGPTに「利害」が入り込む余地はある?

Q. ChatGPTなどの対話型AIに、特定の個人、企業や団体に利益のある情報を優先的に回答するということはあり得るのでしょうか?

対話型AIに特定の個人、企業や団体に利益のある情報を優先的に回答するようにプログラムされることは、倫理的にも法的にも許容されるものではありません。

現在のAI技術は、大量のデータを元に学習するため、プログラムされた情報に基づいて正確な回答を提供することが期待されます。また、AIの回答は、質問に対する適切な回答を提供するために最適化されるため、特定の個人、企業や団体に利益をもたらす回答を優先するようにプログラムされることはありません。

さらに、AIの運用には法的規制が整備されており、偏りのある情報提供を禁止する法律や倫理規定があります。例えば、EUの一般データ保護規則(GDPR)には、個人情報の保護や正確性、透明性が規定されています。また、AIの倫理的な使用に関する規制も、世界各国で整備されつつあります。

したがって、対話型AIが特定の個人、企業や団体に利益のある情報を優先的に回答するようにプログラムされることは、現在のAI技術や法的規制によって防止されることが期待されます。

ChatGPT

Q. 対話型AIに特定の個人、企業や団体に利益のある情報を優先的に回答するようにプログラムされることは、倫理的にも法的にも許容されるものではありません。という点で、そういった不正なプログラムが意図的にされていると、ユーザーからの信頼を失い、サービスの発展にリスクがあるのでやらない、とうい抑止力は働くのでしょうか?

はい、対話型AIに不正なプログラムが意図的にされていると、その企業やサービスに対するユーザーの信頼を失う可能性があります。AIは、その回答に対して中立的で正確であることが期待されており、不正な情報提供や利益追求による歪みがある場合、ユーザーから不信感や批判が寄せられることが予想されます。

また、ユーザーは自分自身の利益のために、正確な情報を求める傾向があります。不正なプログラムが意図的にされている対話型AIを利用することで、ユーザーは誤った情報に基づいた判断をする可能性があります。そのため、企業やサービスがユーザーから信頼を失い、競争力を失う可能性があります。

加えて、不正なプログラムが意図的にされているという情報が広まると、企業やサービスに対する法的な問題が生じることも考えられます。例えば、消費者保護法や不正競争防止法に違反する可能性があります。
以上のような理由から、対話型AIに不正なプログラムが意図的にされることは、企業やサービスにとってリスクが大きいため、抑止力になることが期待されます。

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