見出し画像

Veeam Backup for Google Cloud Platform v2での注目の3新機能

Veeam Backup for Google Cloud Platform v2には注目すべき新機能が3つのあり、これらはユーザがクラウド上のワークロードを保護する際に必要な機能です。

データの一元管理

今後多くのユーザが、マルチクラウドやマルチプラットフォームの世界に移行するようになっています。バックアップ管理者にとっては、異なるクラウド環境や異なるオンプレミス・プラットフォームを保護するために複数の製品が使用されているため、複雑になっています。事業継続(BCP)を成功させるためには、異なるプラットフォーム間のすべての異なるバックアップ・ポリシーを一元的に管理できることが大変重要です。

Veeam Backup & Replication v11aとVeeam Backup for for Google Cloud Platform v2では、Veeam Backup & Replicationから直接クラウド・バックアップ・ポリシーを管理することができます。Veeam Backup & Replicationのマネージドサーバにこのプラットフォームを追加するだけで、Veeam Backup & Replicationのコンソール内からすべてのバックアップポリシー、スナップショット、バックアップを管理することができます。また、バックアップ・オペレータは、複数のプラットフォームのバックアップ・ポリシーを単一のコンソールで管理することができます。

画像1

クラウド・アーカイブ・ストレージのサポート

クラウド利用の増加に伴い、これらのプラットフォームの導入コストが重要視されています。ランサムウェアやセキュリティへの要求が高まっているため、バックアップ・オペレータは、保護されているデータは重大な問題が発生した場合に備えて、より多くのデータを長期間保存することを余儀なくされています。Veeam Backup for Google Cloud Platform v2では、Google Cloud Platform Archive tierを活用することで、長期的なデータ保持のストレージ・コストを削減することが可能になりました。この機能の実装は非常に簡単です。アーカイブ・ストレージ・クラスを使用してオブジェクト・ストレージ・リポジトリを作成し、バックアップ・ポリシーの作成時にスケジューリング・ウィザードでアーカイブをオン(On)にするだけです。

画像2

画像3

RESTful APIと自動化

このVeeam Backup for Google Cloud Platformのリリースには、完全なパブリックRESTful APIが含まれています。すべての操作はAPIコールを介して利用可能で、ユーザやサービス・プロバイダがVeeam Backup for Google Cloud Platformを構築して、自身のソリューションに統合することが可能になりました。

画像4


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?