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【オープンマインド編】「自分の英語を評価されたくない!」英会話での不安を乗り越えるために、必要なこと。

こんにちは。

「英語を話すことが怖い状態から、一歩踏み出そうと思えるマガジン。」です。

構成を練り直した結果、今回は【オープンマインド編】となりました。

内容は、オープンマインドがどう英語学習(特に英会話)に影響するか、そして、オープンマインドで英語に取り組むとどうなるのか、というものになっています。

オープンマインドとは?

オープンマインドとは、自分をさらけ出して他人を受け入れる心のことです。

海外でも大切にされている価値観であり、偏見のない心・先入観やわだかまりをもたない心といった意味をもっています。

オープンマインドと聞くと、「open(開く)+ mind(心)」=「心を開くこと」と思われがちですが、実はそれだけではありません。

オープンマインドには、自分が正しいと決めつけずに異なる意見にも耳を傾け、自分とは違う意見や考えを認める姿勢が含まれています。

100%オープンマインドの人は存在しません。
逆に、100%クローズマインドの人も存在しません。どこまでのオープンマインドを持つかは、人それぞれです。また、状況や環境によっても変わってくるかと思います。

普段のあなたは、何%ほどオープンマインドで、何%ほどクローズマインドでしょうか?

英語学習や英会話においてはどうでしょうか?
何%ほどオープンマインドで取り組むことができているでしょうか?

今回はそんなことを考えながら、ぜひ読んで頂ければ嬉しいです。


※記事が全て揃い次第、マガジンを700円で発売する予定です。有料マガジンには、Vol.2〜6の5つの記事を入れる予定です。
単発記事は300円で割高になってしまいますので、記事を2つ以上購入したい方、お得に全巻購入したい方は、記事が全て揃うまでもう少々お待ちください。

Vol.0 : このマガジンを書こうと思ったきっかけはこちら↓

Vol.1 : 【アイドリング編】「英語を話すことが怖い」と日本のジャッジメント文化。
はこちら↓

Vol.2 【癒し編】英語を話すことが怖い人へ。からかわれた経験がある人は発音が良かった証?!
はこちら↓

Vol.3 【恥じらい編】人前で英語を話すのが恥ずかしい!理想が高く、間違いを恐れて、英会話が伸び悩んでいる人へ。
はこちら↓

Vol.4 【学ぶ理由編】英会話や英語学習を続けるカギは、あなたの内なる願望にあります。
はこちら↓


英語学習や英会話において、クローズマインドになちゃってるかも…?!

「人前で英語を話すことが怖い…」
「自分の英語をどう思われるかが怖くて、公共の場で英語を話せない…」

多くの英語学習者、英会話を習っている方は、こんな不安に襲われたことがあるのではないでしょうか。

今回は、そんな自分を、一歩下がって、俯瞰で見ていただきたいと思います。

それが少し難しい場合は、「英語を人前で話すのが怖い、日本人のAさん」という架空の人物を想像してみてください。


まずは、日本の文化や風習から見ていきたいと思います。

【アイドリング編】でも書いた通り、日本にはジャッジメント文化があります。

「これは正しくて、これは間違い」
「これは良くて、これは悪い」
「あの人は日本人だから、寿司が好き」
「あの人はギャルみたいな見た目だから、学がない」

こうやって、多くの日本人は、その人の見た目や服装、話し方で、その人を判断してしまいがちです。

そんな環境の中で、勇気を持って英語を話そうとするとどうなるでしょうか。

「この人の英語は、発音が悪いから、英語初心者なのかな」

そんなふうに思われるかもしれない…という不安がつきまとうのは、自然なこと。


誰かから、自分の英語を否定されたくない。
発音(英会話でいう外見)を気にする。
他者の評価を気にしてしまう。
自分を良く見せたいと思ってしまう。

だから、完璧な英語を話したい。
だから、完璧な英語を話せるまで、人前では話せない。

この状況を、一歩下がって、俯瞰で見ると…

とてもクローズマインドの状態になってしまっているではありませんか…?!


英語学習や英会話において、オープンマインドになるとどうなるの?

自分をさらけ出すのが、オープンマインド。
自分が正しいと決めつけずに、異なる意見にも耳を傾けるのが、オープンマインド。
自分とは、違う意見や考えを認める姿勢が、オープンマインド。

人それぞれ異なる意見があるように、英語においても、あなたの英語をどう判断するかは、その人次第です。

同じ英語を話しても、

先ほどのように「この人の英語は発音が悪いから、英語初心者なのかな」と思う人もいれば、

「この人すごい!人前でも頑張って英語を使ってて、めっちゃ勇気ある!」と思う人もいれば、

「こんだけ英語話せてたらペラペラやん」と思う大阪のおばちゃんもいる、ということです。

英会話においても、オープンマインドを取り入れると、少しは気が楽になって話し出しやすくなるのでは…と思っています。


周りの目以外にも、相手に伝わるかどうか、という不安もありますよね。

「伝わらなかったらどうしよう…」
「英語を間違えて、大変なことになったらどうしよう…」

ここにも、オープンマインドを取り入れてみたいと思います。

例えば、日本で海外の方が道に迷っていて、あなたに英語で話しかけてきました。あなたは勇気を出して、英語で説明しようとしました。

しかし、あなたの英語はミスだらけです。相手も「???」という顔をしています。こんな最悪な状況で、何が起きるでしょうか?

「…」


「… 」




何も起きません!!

「頑張ったけど、ソーリー!ごめんなさいー!」

「Oh〜!アリガトウ〜」

で終わりです。

コミュニケーションは、非言語コミュニケーションで70%伝わると言われています。言語が持つのは、たったの30%。

つまり、顔の表情や態度、声のトーンやジェスチャーで言いたいことの70%は、相手に伝わっているのです。

喧嘩腰でない限り、極度のパニック状態ではない限り、通り魔でない限り、英語ミスしたぐらいでは、誰も死にません。

そう考えると、少しは話しやすくなるのではないでしょうか(^^)


英会話にオープンマインドを取り入れると、こんなことにも気付くことができます。

「日本人が使う英語、通じないんじゃなくて、聞こえてないだけ!?」です。

まさかまさかですよね。

でも「私の英語、相手に通じてないなぁ…」と落ち込んでいたら、実は聞こえてないだけだった… は、意外と英会話あるあるなんです。

ここからはエピソード話なのですが、私はカナダでワーホリ中に、ある日本人の方に出会いました。

その方は、とても明るくて、いつも声が大きく、日本だと少々注意されてしまいそうな、そんな方でした。

カナダ人のホストファミリーは、彼女の英語を「とても聞き取りやすい」と言っていました。

その理由を聞くと、「声が大きいだけで、聞き取りやすい」とのこと。

なるほどなるほど。

発音が良い悪い関係なく、吹奏楽部ばりの腹式呼吸が身についていれば、英語は通じるのか!

これに気付いた時は、目から鱗でした。

後で知ったのですが、知り合いの英会話講師をしている方からの話では、日本語と英語では使う音の周波数(ヘルツ)が違うそうです。

だから外国の人からすると、日本人の英語は聞こえにくい。

反対に外国の人の英語は、日本人にとってはうるさく聞こえる。

駅のホームで、電車通過中でも、外国の方は話し続けますよね。日本人は会話を止めるのに。それは、出す音の周波数が違うからだそうです。

腹式呼吸を練習して、声を大きくする。
自信がなくても、間違っても、大きな声で話す。
意外と外国の方は、英語の細かいミスなんて気にしていません。聞こえれば、通じますよ。


日本人にとっては意外と得意?!オープンマインドのコツ。

これは勝手な私の偏見なのですが、多くの日本人は意外とオープンマインドを隠し持っている気がしています。

私はカナダで生活しているのですが、カナダ人はよく、日本の百均の便利グッツにビックリしています。

「さすが日本!目の付け所が違うわ!」
「本当に型にハマらない考え方をするよね!」

異なる意見や考え方を受け入れて、理解した上で、問題解決となるグッズを開発する。
そんな姿勢は、正しくオープンマインド!と感じました。

日本が世界に誇れる漫画やアニメ、ゲーム、電化製品などなど、それら全てはオープンマインド精神があるのでは、と勝手に考えています。

また、日本は島国です。他の国と陸では繋がっていません。

その分、他国への興味や関心も強い気がします。

私はカナダで学んだことなどをnoteで記事にしているのですが、なんと1番読まれている記事は「なぜ海外の人は誕生日会をするの?」という記事です。

これは、日本人が正しいとか1番などと決めつけずに、異なる意見にも耳を傾けてる証拠だと感じています。
自分とは、違う意見や考えを知って、理解して、認める姿勢を持っている。
そこから、思いやりや親切さが生まれて、それがマナーや礼儀に表れる。

そんな日本人、素晴らしすぎます。


ですので、オープンマインドのコツはここで説明するまでもない…と感じていますが、英語学習や英会話においてオープンマインドになるコツを2つだけ、ご紹介します。


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