麻雀すごろく

麻雀牌を使ったすごろくをご紹介します。セット中麻雀に飽きたときなどにやってみてください。

ネットで調べた限り場所によってルールが多少異なるようですが、ここでは私が所属しているサークルで代々受け継がれているルールをご紹介します。

プレイ人数:4人
プレイ時間:30~60分(打ち切り可能)

ゲームの準備


1.136枚の麻雀牌をすべて伏せてからよく混ぜ、ランダムに20枚を除いて中央においてから(この20枚をチャンスカードと呼ぶ)、残りの牌を伏せたまま卓のふちに一列に並べ、卓を囲うように配置する。この列の両端のうち角に接している牌のひとつ前を「ふりだし」、もう一方の牌を「あがり」と呼ぶ。

2.各自25000点とチップを20枚持ち、駒となるチップを1枚ふりだしに配置する。手持ちのチップは1枚1万点として点棒と同様に扱う。

3.親決めの要領でスタートプレイヤーを決める。
最初にスタートするものを「東家」、以下麻雀と同様左回りに2番目を「南家」、3番目を「西家」、4番目を「北家」と呼ぶ。東家の席の右側に起家マークを配置する。

ゲームの進行

1.手番が来たらサイコロを2個振り、牌をマスに見立てすごろくの要領で出た目の数だけ駒を進め、止まったマスの牌をめくり、その種類によって次に示される指示に従う。止まったマスの牌がすでにめくれていた場合も同様にそのマスの牌の指示に従う。

○索子のマスに止まった場合、その数だけ進む
※赤牌が出た場合は数を2倍する(10とする)。筒子と萬子についても同様とする
○筒子のマスに止まった場合、その数だけ戻る
○萬子のマスに止まった場合、そのマスにとどまる。萬子の同じ牌の4枚目をめくった場合はその数×1000点を全員からもらう
○風牌のマスに止まった場合、その風の者(ex:東なら東家、南なら南家)に1000点を支払う。もし自分がその風の者なら、全員から1000点ずつもらう
○白のマスに止まった場合、1回休む→卓の右端に100点棒や使っていない色のチップをおいて休む回数を示すとよい
○發のマスに止まった場合、全員に3000点を支払う
○中のマスに止まった場合、全員から3000点をもらう

2.牌の指示により駒を動かした場合も止まったマスの牌の指示に従い筒子か索子以外のマスに止まるまで指示に従い動かしづつける。もしマスの指示により駒が同一のルートを循環した場合は駒をふりだしに戻す。

3.もしゾロ目がでた場合は、駒を動かし終わったあと中央の牌(チャンスカード)から1枚選んでめくり、1.を参照しその指示に従う。ただしその指示はもともとの指示の数字(マス、点棒、回数)にゾロ目の目の数を掛けたものとする(例:3ゾロなら3倍、6ゾロなら6倍、ピンゾロは例外的に10倍)。また萬子をめくった場合はその数×100点×サイコロで示された倍率分を全員からもらう。萬子の同じ牌の4枚目をめくった場合は上記とは別にその数×1000点を全員からもらう(倍率は適用しない)

例:3ゾロを出して8pをめくった場合→3×8=24進む
例:5ゾロを出して9mをめくった場合→9×100×5=4500点ずつもらう
例:6ゾロを出して西をめくった場合→西家に1000×6=6000点を支払う
例:ピンゾロを出して中をめくった場合→全員から3000×10=30000点もらう


4.手番を終えたら次の者が手番を行う。これを繰り返し、次の終了条件のいずれかを満たした時点でゲームを終了する。終了した時点で得点をより多く持っていた者が勝者となる。


・誰かがあがりの牌にちょうど止まった時(超えた分は戻る)
 →あがりの牌の指示に従って終了(筒子と索子は無視する)。
 →上がったプレイヤーは全員から1万点もらえる
・場の中央にある20枚の牌をすべてめくったとき
 →20枚目の牌の指示に従って終了
・あらかじめ決めていたプレイ時間を超えたとき
 →手番を終えて終了

※この記事は以下の記事を移動したものです。


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