能面は“のーめん”じゃない

のーめん。
ノーメン。

なんとなく聞いたことあったなぁという言葉。
無表情という意味で使われる。
寝起きのすっぴんの顔とか。

けれど、

能面は決して無表情ではない。
そんなことを今日、学校で学んだ。

能面は、たしかに目が細くて、
顔はたいてい白くて、
凹凸のないように見えて、
一見、ぬぼーっと眠そうな顔に見える。

しかし、
よーく見てみると、
左右対称でもないし、
こっちの目尻は下がって

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見限り見切れない日本 ~日本のこれからの産業のカタチを考える④

日本は「何枚、売れたのか?」のままだが、世界は「何回、聴かれたか」である。世界の音楽産業はストリーミングが中心となりつつあるのに対して、日本は依然CD。日本はCDをなかなか見切れず、音楽市場でのストリーミングへのビジネスモデル転換を見極められていない。ガラケーからスマホへの転換に遅れたのも、キャッシュレス社会への遅れも、ビジネスモデル転換の先般の例は、枚挙に暇がない。

ビジネスにしろ、モノづくり

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落語四天王ちょーかっこいい

みなさん、落語を聞きますか?
落語を聞かない、そこのアナタ!

興味がなくても全然いいです。

とにかく一寸だけ目を通して、
「ふーん、こんな人がいたんだな」と思ってくだされば。。。

落語のなにが凄いって

日本が誇る伝統芸能ですから、そりゃ凄いに決まってます。
そんな落語の凄さを一言で語るなんて、それこそ四天王の方々でも無理な話だと思います(それどころか怒られそう)。

ですが、真面目な話は専

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宝生アートサロンへのご支援御礼と終了報告

先日、無事に宝生アートサロンが終了致しました!

まずは資金援助・拡散などでご支援頂いた皆様に心より御礼申し上げます。

皆様の温かいお言葉は大変心強く、実行者一同感動しております。

重ねて感謝申し上げます。

アートサロン当日の様子を写真と共にご報告致します!

能楽堂ロビーにて参加者の方とスタッフがお話しし、参加者の皆様のご専門などを伺いました。

まずは、能面・能装束の展示解説です。

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狂言ー現代に通じる笑いの古典大系ー(『読書のいずみ』115号寄稿文)

狂言は今から600年ほど前、室町時代に成立した、日本最古のコメディーです。作品の話題となるのは日常生活に根ざしたものが多く、何気ない普段の暮らしをちょっと視点を変えたり、極大化して見せることで、時代背景こそ違え、人間が普遍的に持つ本質や意外な一面を浮き彫りにしています。
展開されるストーリーを中心に見たとき、笑いの対象、テーマとなっているものは、今でいう、漫才やコントに通じる物も多く、その意味で狂

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能から死を想う/個性は伸ばすものではなく削るもの

占部まりさんによるアートで死を想う取り組みの「能から死を想う」に参加。

占部さんとは以前ワークショップをご一緒したことがあって、その際に「死を想う」ことの可能性に触れた。
どんな死に方をしたいか?どこで死にたいか?誰に看取ってもらいたいか?
理想とする死に方が見えてくると、そこまでどう過ごせばいいかも見えてくる。

英治出版オンライン「死を想う」
https://eijionline.com/m

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【言葉】野村萬斎さん(能楽師)

狂言には型があります。約600年の伝統のなかでなぜその型になったのかを理解するためには一度型を解体し、組み立て直す作業が必要になります。

その作業を現場となる能楽堂や劇場に来られた観客の皆さんと一緒に行うことで、型を再創造していくのです。解体して再創造する。

伝統芸能は私たちだけで創るものではなく、その面白さを共有する観客の皆さんとともに、ライブ感にあふれた現場で創り上げるものなのです。

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文化を繋ぐことは、文化を生み出し続けること

「 文化 × 今 」「 伝統 × 今 」未来へ繋ぎゆくために
新しい形、新しい掛け合わせを生み出し続けることが、求められているのかもしれません。

“「便利=考えなくなる」ということではなく、「無意識による反射的反応も考慮」しながら、変化に対応、方向性の丁寧な修正に繋げていけるように客観性を維持しながら、信頼感と知見共有からの進化、深度を深めていけるように ”
『伝統芸能と新しさがキラッピカッ。光

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大変なのは主役か、それとも…〜vol.33〜

昨日は9月秀山祭大歌舞伎へ。

寺子屋と勧進帳を拝見。古典を観るのは久しぶりでした。

寺子屋って歌舞伎座で観劇するの3回目なんですけど、やっぱ面白いですね〜。何回見ても面白いのが古典…

さて、その次は勧進帳、これは大変ですね〜。
富樫や弁慶は良いですが、それ以外の方々はみんな待機です。座ってじっとしている。合引を使ってる役者さんはまだ良いですが、富樫についてる子供や家来はたぶん合引なしなので、

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伝統芸能と新しさがキラッピカッ。光る場所

もうすぐ日本の夏が終わりそう

日本橋にある福徳神社や薬祖神社付近は、風鈴や提灯で日本の夏が演出されています。風が吹き、風鈴がとても涼やかな音を奏でてました。

日本のように季節の移り変わりを肌で感じられると、友達や仲間、一人で過ごした時間を、着ていた服装や日本人特有の虫の音色を聴く感覚も一緒に思い出し、なんともいえない気持ちになります。心模様を観察する楽しさがあるかもしれません。写真は、昨夜の福

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