見出し画像

ニンジャセッションと筋力トレーニング

自分はニンジャセッションを始めてまだ1年も経っていない。
ニンジャスレイヤーという作品はファン活動の敷居が低く、コスプレ(ニンジャセッション)も同様に未経験者でも始めやすい雰囲気がある。

去年、オンリーイベントであるニンジャ万博(終)の新刊の準備に追われる中、ふとクローゼットを開けた所、天啓があった。
『これ、トリダ君(生前)出来るのでは?』
自分はINW中心サークルなのでサンドイッチマンめいて自らを看板にすることで広告効果が倍増(さほど期待はしていない)。また、なにより物理肉体を介して大勢の見知らぬヘッズと会う。そして、初めてサークル参加するイベントで素のままで居るのは妙に気恥ずかしい気がしていたため、いっその事セッション参加もしてしまうことにした。
多少の小物を作ったり、ウイッグのカットなどが必要になったが、当日は概ねそれらしい状態になることができた。

10月9日にんぱくにて 

アイサツの後互いを写真に納めあったり、衣装デザインや造形のワザマエを見てまわったり、飲み物を買いに行った際に『血はないぞ!』と、ギャグを飛ばされるなど、初めて会うヘッズとも気軽な会話ができたりとなかなか面白く、初セッションは楽しい経験として終える事ができた。

数日後、またクローゼットを眺めていたところ、再びの天啓があった。
『これ、ブルーブラッドも出来るのでは?』
自分は衝動的に思いついたモノを作るという癖がある。
にんぱく(終)はちょうど10月で、ハロウィン時期で血糊や鉤爪などそれらしいおもちゃが大量に出回っていたことも重なり、衣装を作ってみたくなったたのだ。
そして早速、小物やウイッグを作り、古着をリメイクなどした。

※頻繁に首がチュンすることもあり、頭だけで遊ぶなど。


※無駄に光らせる

☣ハロウィン

☣2月22日ニンジャソン

イマジナリー寄りのデザインで作ってみたものの、何回か試している内に物理書籍版のブルーブラッドにも近づけてみたくなってきた。
しかし、ここに一番の難関があった。

おお見よ、彼の細身ながらも威圧的な腹部を!

そこで考えた。

自分は耽美派であり、好きなキャラをやらせていただくにあたっては、できるだけ自分なりに最大限の敬意を払いたい。しかしー
自分は別にコスプレイヤーではなく、頻繁にやるわけでもないのに、(胸潰しはそこそこ使うから良いとしても)肉襦袢を買うのもナンセンスに思えたので、(常人の3倍虚弱なため)体力維持の為に毎日やっている筋トレを一歩進めて、自分の腹を6分割することにした。勿論、全身も鍛える。
が、やはりデフォルトで虚弱なので体調を崩したり、肺炎にも掛ったため、その間にヒョロヒョロに戻ってしまうというトラブルに見舞われた。
回復後の5月初旬に御見舞にエアロバイクをもらい、再開。安定した環境下での効率的な有酸素運動、脚部の筋肉を鍛えることで代謝を底上げすることに成功した。

ブルーブラッド用のつけまつ毛上下と口紅…つけまつ毛は薄ピンクのものにマニックパニックのテンポラリーヘアカラーの青を塗り、ウイッグ同様、ブラックライトを当てると無駄に光るようにした。青口紅は普段でも使っているので、今ではかなり短くなってしまっている(ゴスなので重宝している)。


5月末。筋目が入り、腹斜筋がついた状態までに回復。


同月、HMC4にて

※首の縫い目はにんぱくで頒布したハンドメイドのチョーカー(サンプル)で

その後、ちょうどいいチョーカーを見つけたので購入。


ニンジャスレイヤー7周年記念に

今までは、ある種のゲーム感覚もありつつ、『老後のために歯と筋肉はできるだけ残せたらいいなー』と、漫然とトレーニングを行っていたが
今回、このような目に見えた欲求を満たすことを目標にするとモチベーションが上がり、筋肉増強行為がかなり捗る事を実感するに至った。
やはり、目先の欲は大事だ。INWが好き。サイエンス・イズ・パワー。耽美があればなんでも出来る。
また、一定のリズムで膨張と収縮を繰り返す自分の筋肉を見ながら筋トレをすると、ハンドスピナー同様にゼンが決まってくるので、自我とかヘイキンテキとかにも良い。


今日現在の状態(2017/07/28)…身長:158cm 体重:43,0kg 体脂肪率:16,0%

日常も、イベント時も、そしてニンジャするにも、とかく筋肉は必要だ。
人の顔に縦についている耳の形や鼻の高さは自力で変えることは出来ないが、横についている目や口は意識的な表情如何でどうにもできる。
同様にして、縦たる身長はどうにもならないが、横である厚みはどうとでもなるもの。どうにか出来る内はどうにかして、ニンジャが足りない時は自力でニンジャを補給できるようにしたい。(もはや自分にとっては、筋トレ自体がニンジャ予備動作になりつつある)
一応の区切りとしてこの記事を書いたが、衣装としてはまだ作りかけの段階であるため、今後、ニンジャ筋力までとはいかないが、トレーニングを続けてよりハッキリとしたシックスパックにして行くつもりだ。
(以降、筋トレ日記をつけることにした。が、若干無茶な部分もあるので読んでも参考にしないで欲しい。)


筋肉は全てを解決する。


※追記:基本的に写真嫌いなことと、血まみれなのはどうかと思ったのでリンクを挟みました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?