見出し画像

★阿須波視点+葦原を誘う


 因みに、暁の今の仕事だが赤神製薬会社と言う処の副社長が何やらやらかしているようで、それの調査に色々首を突っ込んでいる模様。
 最近色んな噂のある会社で、特に副社長の赤神 響子と言う女はそれは酷い女だったのだ。
 まぁその話は追々していこう。
 今はこんな話ではなく、月夜の同級生になるであろう葦原親子の話である。

(阿須波視点)

 月夜たちの映像を見た数日後、葦原に連絡を入れうちで飯でも食わんか?と誘ってあったのだ。勿論息子も連れて来いと。

 「もしもし、桜生?高天原だが」
 「えっ!?阿須波くん?どうしたのさ急に電話なんて寄越して。怖いなぁ~何かあるんじゃないのか?」
 「ったく、用があるから電話したんだよ。お前のところの息子君、秋人くんだったけ?今年幼稚園だよな?」
 「あぁ~そうだよ。そっちもそうだろ?どこ通わせるんだ?」
 「うちは、長男が東京都白金国際学校に通ってるからそこの付属白金幼稚園に入れる予定で居るよ」と言えばやっぱそこだよなぁ~。うちもある意味飛んでる家庭だからそこかなとは思って入園許可は獲ってある」
 「でだ、今度の土日にうちに飯食いに来い。子供たちの顔合わせしておけば、知らない子達が居る中では結構強みになる。と言うか、子供同士の遊びとは無縁な日常に居るから少しでも同年代の子供と触れ合わせたくてな。どうかな…」と言う申し出に桜生は…
 「勿論喜んで‼」「って秋人も幼稚園に入れるまでは何かと教育だけはしておきたくて色々連れまわしてしまったからな。同年代のお友達居ないんだよ あははは(;´・ω・)」と同じような答えが。

 「我らがアイドル、月読さんの心を射止めた阿須波が羨ましいよ。ほんとにさぁ、なんで高天原なんだって当時の月読さんファンクラブの奴らを抑えるの大変だったんだぞ。まぁでも俺は阿須波と仲良い方だったから月読さんとの交流も少なからずあったからいいんだけどなぁ~(笑)」

 「お前ら親子は肉好きか?魚が好きなのか?ととりあえずその辺り聞いておいてくれって」
 「肉好きだぞ~。焼肉とかにはよく連れて行ったからなぁ。最近は日本で仕事が多いから、食事もテーブルマナー重視の料理しか食ってないから久しぶりにおにぎりが食べたい」なんて事言うから、土曜日は天気が良かったら外で焼肉にしようかと、話がまとまったところで電話を切って家路につくことにした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?