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【最新版】ドダイトス&イーブイデッキ【強化仕様】

この記事を書いているのはCL福岡へ出発する前の時間、
必要以上に体力を使わず出来ることを探していました。

そこでふと、noteを使い始める時に合わせて書いた
【ドダイトス&イーブイ】の記事が筆者の記事の中でも
多くスキをいただいたことを思い出しました。

多くの方に見ていただいていることを感謝すると共に、
前期「E,F,G」レギュレーション時代の構築記事であり
安価な商品として実際に販売するために採用カードを
意図的に制限
していたものだったので……。

感謝の印として、現行版かつ強力なカードの採用もした
最新版の構築として手直しをして参りました。

基本コンセプトは維持しつつ、構築上の遊びも残したので
実際に遊ばれる際には独自カスタムもお楽しみください。

↓元構築記事、現在スタンダードでは使用不可です


▷概要

さっそく今回のリストをどうぞ。

「かがやくポケモン」と「ACE SPEC」を両方採用しています

前回構築と比較して、入手にやや手間のかかるカードが
かなり増えました。

とはいえあまりに高額なカードは結果的に多くなく
「ポフィン」をプロモで楽をすれば「ヒーローマント」が
単価としてはトップあたりになるのでは、と思います。

非ルールポケモン(Vとexではない普通のポケモン)を
軸にしているだけあって総合的にはお手頃です。

①基本の確認

基礎は最初の構築から変わっていないため確認程度に。

やはり魅力的なステータスをしています

デッキの主役はこの「ドダイトス」です。

高めのHPと高火力わざ「エボルプレス」をもち、
使い方次第ではexポケモンにも負けない活躍を見せる
強烈なインパクトのあるポケモンです。

このわざを活用するためには場に進化ポケモンを
少しでも多く揃える必要があり、そのためのコンボとして
特性「きょうめいしんか」の「イーブイ」を採用しています。

今なら「なかよしポフィン」で展開できるポケモンです

本来ポケモンを進化させるには、それぞれの「たね」と
その「進化ポケモン」とを順に揃える必要があり、
準備とそれに続く手札とで多くの手札を要求するために
「数を増やす」のは中々骨が折れるものとなっています。

しかし「きょうめいしんか」は直接山札から進化するため
「進化ポケモン」を引く分の手間を省ける、だけでなく
出した番でも進化ができる」という希少な効果のために
下準備に関しても多少余裕ができる強力な特性です。

このデッキでは主役である「ドダイトス」の1つ前の進化、
ハヤシガメ」が特性「ひだまりのこうら」を持っており
草ポケモンを山札から手札に加えられること、
「イーブイ」の進化先に草タイプかつ、エネ加速をもつ
リーフィア」が存在することで一本に繋がっています。

「ふしぎなアメ」で無視されるばかりの「1進化」ではないぞ
どのタイプでも1つで使える「エナジーガーデン」、強力

まず「ナエトル」と「イーブイ」各1体以上を用意して
次の番で「ハヤシガメ」に進化、「ひだまりのこうら」で
「リーフィア」を持ってきつつ、この番でいいので
「2体目以降のイーブイ」を一気に出してから進化する
それが同時に「きょうめいしんか」で進化します。

後はバトル場の「リーフィア」の「エナジーガーデン」で
必要なエネルギーも整えれば、次から多彩な攻撃で
相手を攻め立てることができる、という流れです。

②前回と違う点

大筋をおさらいしたところで、特に変わった点をご紹介。

まずは唯一いなかった初代の「ブイズ」、「ブースター」。

わざ「とうしの〜」は他2体と同じ性能をした「151」の同期

これらの進化先は特に「誰の弱点をつくことができるか」、
で使用を決めていましたが、最新版では有名所として
サーフゴーex」という炎弱点のポケモンが新たに登場。

「エボルプレス」だと場を全て進化にしないと一撃にならない強敵

「ドダイトス」に任せるにはなかなかの難敵であり、
人によっては「サーフゴーex」の耐久力を上げることもあり
ガチガチバンド」や「フルメタルラボ」などを使われると
いよいよ「ドダイトス」では一撃で倒せない相手に。

弱点をつける「ブースター」ならその条件下ですら一撃
もし相手として想定するなら使う価値は十分でしょう。
きちんと「3ブイズ」が揃うのも面白いですしね。

またこれによる面白い変化として、炎エネルギーが
デッキに新たに入ることになるので、「かがやくポケモン」
として「かがやくリザードン」がピッタリハマるように。

こちらは初期版、このために炎エネルギーを入れるくらい強力

他の「かがやくポケモン」たちと比べてもこのデッキでは
元々一番相性のよかったポケモンで、無理なく使えるなら
これほど頼もしいポケモンはいません。

その代わり「3ブイズ」の共存はデッキが少し窮屈にも
なってはしまうため、どんな相手と戦いそうかを考えて
メンバーを考え直すのもいいでしょう。

次はなんと言っても「ヒーローマント」、新たに現れた
ACE SPEC」の1つ、デッキに1枚の強力なカードです。

どれを使うか、悩みますね

今回このカードを選んだのは「ドダイトス」との相性から。

付けた時のHPは「290」となり、これは例えば
ギラティナVSTAR」の「ロストインパクト」すら耐え、
「リザードンex(悪)」を続けて2体倒すことすら可能にする
脅威の硬さを実現出来るピッタリなカードです。

他の「ACE SPEC」ももちろん強力で悩ましい中ですが、
一旦安価な方で十分強い「ヒーローマント」にしました。

ここで「ドダイトス」にとっては特に、
「攻撃を耐える→更に進化を増やすチャンスが出来る」
という強烈なシナジーがあることも見逃せません。

やられて、増やしてを繰り返すのはこちらも大変なので
1度でも耐えてくれるだけで隙ができるのは嬉しいです。

弱点を付かれるなど、それでも倒される時は倒されるので
付けたからといって過信は禁物、よく確認しましょう。

③その他の補足

難しいところとして、このデッキが苦手とするところに
単純に手札を増やすこと」があります。

「ひだまりのこうら」では草ポケモンが増えていくだけで
「トレーナーズ」などの便利なカードは増えないため、
ビーダル」の特性「はたらくまえば」のように
手札を整えられるカードの力が借りられれば助かります。

ただ、かなり多くのカードを採用するために中身が
パンパンに詰まりがちなデッキであるのが難しく、
何を入れて何を諦めるか」は使う人の腕の見せどころ。

筆者のリストはどちらかといえばこのまま戦うより、
「こういうカードは使えそうだよね」というものを
幅広く取っている参考リストのため欲張り気味で、
カスタマイズは各々に委ねることにします。

後は、強力な「なかよしポフィン」ですが、残念なことに
「ナエトル」は現在使えるもの全てがHP「80」

そのため「ネストボール」や「ボウルタウン」などの
HPに関係なくたねを増やせるカードの採用は忘れずに。

なお「ナエトル」はリストの最新版をオススメします。

「ドダイトスex」と同時に「ワイルドフォース」で登場

この「ナエトル」、「にげる」エネルギーが多い代わりに
特性「かたいこうら」を持っているのが強力です。

なんと「かがやくゲッコウガ」の「げっこうしゅりけん」を
自力で耐えることができる力を持っています。

もしかしたらこの差が活きることもあるかも、ですので
可能ならこちらを選ぶとよりいいでしょう。

▷調整案

一応筆者からも「変えるならこういうところかな?」
という点をいくつかピックアップします。
1つの参考にしてください。

①タイプを絞って…

真っ先に思いつくのはタイプを1つ減らすこと。

「エナジーガーデン」は異なるタイプ3つを使うときに
最も強く使えるようになるので、4つめは少し欲張り。

「ドダイトス」の草と、「かがやくリザードン」の炎、
この2つは特に大事なので減らすなら残りの水と雷から。

どちらかを諦める、のもそうですが、思い切って
2つ諦めた上で他のタイプを使うのもアリ。

それが「」で、進化ポケモンを増やすために入れている
ゲンガー」が簡単にわざを使えるようになるため、
ブイズの種類を突き詰めることで違った戦略が狙えます。

特にエネルギー1つでわざが使えるのが他にないポイント

3ブイズ達の下のわざは、強力な代わりに3エネ必要で、
加速なしで使うのは難しいため器用さが欲しい時に。

②「ドダイトスex」を使ってもよし

中には新しく出た「ドダイトスex」も活躍できないか、
と気になる人もいるのでは。

最大の魅力はやはりHPの高さでしょうか

こちらの「ドダイトス」にもまた違った魅力があり、
HPが更に高くなるのはもちろんのこと、
わざ「もりのこうしん」は1エネで撃てる軽さがあり、
「イーブイ」の進化コンボを「リーフィア」に寄せれば
草ポケモンと進化ポケモンを増やすことを並行できるので
2つの「ドダイトス」の両方を活かす道もあります。

ジャングルハンマー」も2つはどのエネルギーでもよく、
エネルギーのタイプがバラけてしまってもいいところが
不安なく使えながら耐久を上げられる嬉しい要素です。

▷終わりに

筆者としてもいい時間潰しになる記事でした。

「進化ポケモン×進化ポケモン」のコンボデッキなので
癖が強い部分はありますが、決まれば楽しいデッキです。

前回構築から繋げて考えると、「レギュレーションの変化
を味わうこともできて面白いかもしれませんね。

使いこなせさえすれば、草タイプは相性面では意外と
悪ポケモンの弱点を付けることが多かったり、
同じ非ルールポケモン達のちょっとした攻撃なら
持ち前のHPの多さで耐えてしまえたりといい事も多く、
最後の1年でも「ドダイトス」の魅力は尽きないです。

「きょうめいしんか」の「イーブイ」がもつ個性も含めて
全く別のデッキとしても考えてみたくなる
そんなきっかけを提供できていれば幸いです。

ぜひ「あなたのデッキ」に染め直してみてください。

さて、福岡に向けて最後の一休みをしなくては…。
それでは、また。

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