”ありがとう”を言おう。

心を持っていない物にもありがとう。

そして手放すときも、捨てる時も、今まで一緒にいてくれてありがとう。役に立って助けてくれてありがとうと。

あたしはお婆ちゃんっ子だったから物を大切に、人が心を込めて贈ってくれた物はもっと大切に、そして自身の体を喜びの元に産んでくれた母にもありがとうと、我が身と母を大切にする気持をもって。

だからお小遣いって言ってくれたお金も同じ札やコインでも人が思いを込めてくれたものは他のお金と区別して最後まで使わないようにしてる。

そして本当に必要な時やそれを出さないと困るときにだけ助けてくれてありがとうって言ったり念じたりして使ってる。

与えられることに慣れてはいけない。

権利の上で与えられるものと思いを込めて与えられるものは別物。

愛を受け取ったらそれを大切に育て増やしてしっかり返し、残ったものは種としてふり撒こう。

その種が同じように大切にしてくれる人の心と手によって新たな種となり芽吹くように。