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ドイツ中世叙事詩「ニーベルンゲンの歌」

Das Niebelungenlied:Uwe Johnson (翻訳), Manfred Bierwisch (翻訳)
「騎士ジーフリトが泉の上にかがんで水を飲んでいると、ハゲネの狙った槍はあの十字の印を貫き、傷口からほとばしる心臓の血はしとどにハゲネの衣服をぬらしたのです。
Und als Sîfrit über die Quelle gebeugt trank, spähte er nach dem Zeichen auf Sîfrits Rücken und durchbohrte ihn unter der Schulter, daß das Blut mächtig auf Hagens Kleider sprang.」

 前回は青少年を対象にした現代語訳「ニーベルンゲンの歌」を読みましたが、今回は原文により忠実で大人向けの現代散文訳「ニーベルンゲンの歌」を買ってみました。古い構文に慣れなくて意味を理解するのに時間がかかりますが、さすがに格調が高く、翻訳によって随分と雰囲気が違うと感じさせられました。
 「ニーベルンゲンの歌」はいずれ朗読&読書会を開く予定ですので、ワーグナーの「ニーベルングの指環」が好きな方はぜひ参加して頂けると嬉しいです。

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