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車と免許

田舎と車って切っても切れません。
自家用車が一人につき一台ないと何も出来ません。

仕事に出るのも、
買い物に行くにも、
役所や病院に行くにも、
全てに車がいります。
10㎞とか荷物持って歩けますか?

痛ましい車の事故がある度に、
高齢者の免許未返納が話題に上がったりします。
返さないんじゃなくて、
返せないんです。

一時間に一本のバス(公共交通機関)があるとかはまだ良い方で、
お昼の間は路線なし。
朝と夕方に2,3本出してお終い、
みたいな路線があるって想像できますか?

赤字だらけで運行続けられても、
誰も得しないんですよね。
最終的に誰がどのような形で支払うか考えてみてください。

ボランティアさんが大型バンとかを走らせてくれないと、
免許返納者は買い物にも行けないのが現実です。

法律や制度を考えるのは都市部にお住いの方々です。
一度、本当の限界集落やその一歩手前で生活して考えてくれませんかね。

「そんな非常に稀な地域の事なんて考えてられないよ」

って言われて終わりでしょうけど、
現地は切り捨てられてそれでお終いって訳にはいかないんですよ。

地方の田舎にとって乗用車とは贅沢品ではありません。
生活必需品で会って命綱なんです。

たまに、田舎でも車なしでも生活できます
って書かれた記事を見ます。

そこ、それほど田舎じゃないですから

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