見出し画像

Blender初心者がBlender初心者に教えたい最初のころに知っておきたかったこと

無料3DCGソフトであるBlenderを最近触っているのですが、触る時間が増えるごとに「最初のころ知っていればなあ」という機能などが増えてきたので、思いつく限り挙げてみました。

なお使用バージョンは2.79bです。もうそろそろ2.8出て色々変わるようですが善は急げです。

この記事は誰向けか

Blenderのチュートリアルを一通り見たりして一通り使い方は分かる人向けです。
私はチュートリアル等はこの辺を見ました。

Blenderの易しい使い方
CGrad Project - CG制作や個人の雑記ブログ
Blender Cycles memo

ググれば大体のことは解決するのがBlenderの偉いところ。
ちなみに英語がある程度聞けるならBlender GuruYoutubeが超有能です。英語も聞き取りやすいし、日本語字幕を付けてくれてる動画も結構あります。

(2018/11/10 追記)ちなみにこの記事より一つか二つくらい前段階なのが
【blenderモデリング基礎】造形するにあたって序盤で知っておきたかったコマンドなど - riotoqll's diary
この記事です。
(追記終わり)

なぜデフォルトで有効になってないのか不思議なアドオン

・Node Wrangler
 Node Editorが色々便利に
・F2
 面貼りが色々賢く
・Measureit
 辺の長さや角度が計れる
・Extra Objects
 オブジェクトの種類が増える
・Loop tools
 二つのエッジ間を繋げるのに便利
・Import Image as Plane
 名前の通り

Blenderって、
「これどうやったら出来る?」→「アドオンで出来るよ、環境設定で有効にするだけ」
みたいなことが何かと多くないですか?
まだ全然使えていないので抜けはあると思いますが、とりあえず使ってる中から挙げました。
使い方はそれぞれググっていただいて。でもとりあえず有効化しといて損はないと思います。

単位をメートルにする

PropatiesのSceneのUnitsのLengthをMetricに。
これをしないとBlenderはBlender Unitとかいうよく分からない長さの単位を使います。
身近な単位の方が分かりやすいよねということで。

(2.8からはデフォルトでメートル単位らしいです。)

選択モードはShift + クリックで複数有効に出来る

編集モード時のヘッダーの頂点/辺/面の選択モードのアイコンをShift + クリックすると複数の要素をオンにできて、いちいちショートカットで切り替えたりしなくてもそれぞれ選択できるようになります。

実はこれ、この記事の目玉なんですけど、私の観測範囲では英語でも日本語でもチュートリアル動画どころか超凄い人のモデリング動画ですら使ってるところを見たことがないんですが、その割に便利すぎませんか。隠し機能かなにかか。

ちなみにマニピュレータでも同じ操作が可能です。

Node Editor時にノードをCtrl + Shift + クリックでビューワー

Node Wranglerアドオンの機能です。
たまにチュートリアル動画とかで出てきて、どうやってるの?と思ったらこうでした。
テクスチャをMixしたりした時の確認に便利。

ベイクしたテクスチャはEmission nodeを使うとよい

どうやってテクスチャにベイクするのかはたくさん動画が出てくるんですが、そのベイクした後の画像をどうすれば いいのかという動画は少ないのです。
EmissionのStrengthを1にしてMaterial Outputに繋ぐと、Emissionで設定した色が陰影なしでそのまま出るらしいです。
ちなみに上記のビューワーも中身はStrength:1のEmissionです。


以上です。

読んでいただきありがとうございます。