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第七芸術 彷徨の旅

〜夫婦のすれ違いを描いた映画で彷徨の旅〜
毎週日曜日はテーマを決めて映画の感想をご紹介していきます。ぜひ、あなたのおすすめの映画も教えてください!今回は夫婦のすれ違いを描いた映画で彷徨の旅です。恋愛映画の中でも相手を思いやる気持ちや思いやれない様が濃く描かれているのが今回ご紹介するようなすれ違い系なのではないでしょうか。そんな中から作品を3つご紹介します。

1. マリッジ・ストーリ
(原題:Marriage Story)
2019年公開のアメリカ・イギリス合同製作の映画。舞台演出家の夫と役者の妻はお互いの生活が合わなくなり、円満な離婚に向けて準備をしていたが不満が爆発し弁護士を雇った裁判にまで発展してしまうコメディドラマ映画です。
改めて予告を見ると、この素敵な夫婦がなぜ泥沼?離婚になるのだろう、と掻き立てられますね〜。自分たちの生活が合わなくなって、それに子どもが巻き込まれてしまうのがとても可哀想だなと思います。確実にその子を創る要因になるのですよね〜。

2. ラブ・ストーリーズ コナーの涙 /
エリナーの愛情(The Disappearance of Eleanor Rigby : Him / Her)
2013年公開のアメリカ映画。ニューヨークで結婚生活を送るコナーとエリナーのすれ違いを『コナーの涙』では男性視点、『エリナーの愛情』では女性視点で描いた作品です。すれ違いを描いているということで、共通するシーンでも微妙に服装や放った言葉が異なっていることで、それぞれのフィルターを通して見た現実、というのが感じられます。
二人がすれ違うきっかけとなったことが明確に提示されずに物語が進んでいくので、ある大きな出来事から小さなことすら見逃せなくなっていくのが人間なんだなぁと学びました。マカヴォイ!

3. ゴーン・ガール(GONE GIRL)
2014年公開のアメリカ映画。5回目の結婚記念日の朝、夫のニックは妻・エイミーが失踪したことに気づく。人気児童文学のモデルにもなったエイミーの失踪によりメディアは白熱し、不可解な行動も相まって世間はニックに疑いの目を向けるミステリー・サイコスリラー映画です。
基本の構成がミステリーで、その謎を解くための回顧にすれ違いの現実を見ていける作品です。あとは、怒らせてはいけない人と一緒にいるのは、それを扱える力を持っている人、という点も感心しました。

いかがでしたでしょうか。映画を見ることで非現実を体験するだけでなく、他人の考え、多様性を理解する一助となるのでとてもおすすめです。来週はドラマからの映画!で彷徨の旅です。お楽しみに!

※あくまでも一個人の意見であり、価値観は千差万別

△自分のスケジュールが想像と違って、完璧な文章の投稿が遅れてしまいましたが、作品は3つ挙げていたのでセーフ!としてください。

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