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甘いものは偉大なり

先日,久々にファミレスでパンケーキを食べた。

テンション低めの日

その日は朝からなんだかテンションが上がらず,その上仕事が山積みだったので残業になってしまい,夜遅くに帰宅することになった。

朝から気分が上がらない理由はわからなかった。仕事への支障がなかったことが救いであった。

一人暮らしの方であれば想像がつくだろう。家に帰ったところで,作り置きのものや冷凍食品以外自分で料理をしない限り食べ物は家にない。
そして残業の後ということは言わずもがな料理する気力もなかった。
普段はお金がかかるからという理由で外食にめったに行かない自分もこの時ばかりは即決だった。

よし。ファミレスへ行こう。

特に何の迷いもなかったことから,相当疲れていたのだと思う。

疲れた時の甘いもの

ファミレスに到着した自分はへこんだまま戻らない自分のメンタルを多少気にしながら注文に移った。

ご時世がご時世だから席は8割がた空いていた。
適当に席に座ってメニューを見ると急にデザートが食べたくなってきた。

なんかもう疲れたし,業務過多でご褒美ほしいし,いいよね!と言いながら
のりでパンケーキを食事と一緒に注文したのだった。

食事が終わりいよいよパンケーキ。席に持ってこられたパンケーキはこんがりきつね色に焼けた生地にクリームがぽてっと載っていて愛らしさ全開だった。

そしてそのまま食べるとクリームとパンケーキのいい匂い。

その瞬間にへこんだメンタルが改善していくのがわかった。ここ最近甘いものと言ったらラムネやチョコなど,においはあるけれどどちらかというと味重視の甘いものばかり食べていたからだろう。だからファミレスのパンケーキでもインパクトを十分感じることができたのだろう。

砂糖の摂取によって脳の神経回路にも影響が出る可能性は示唆されている。(A Jacques, N Chaaya, K Beecher, S Aoun Ali , A Belmer, S Bartlett :The impact of sugar consumption on stress driven, emotional and addictive behaviors:2011Beilharzetal.,2014
)もしかしたらその辺も関係あるかもしれないと今更になって可能性を探っている自分がいる。それくらいその時のメンタル回復が自分でもびっくりするくレベルだったのだ。

いつもと違うこと

その時はたまたま体調がパンケーキに合う日だったんだろう。

メンタルが崩壊したときは甘いものを食べたり,寝たり,音楽を聴いたり…色々な手法がある。

パンケーキで元気になるときもあればそれ以外の時もある。元気になる方法を一つでも多く発見できたら,きっとこの先の人生も楽になるだろう。

少なくとも自分にとって,妙に凹んだときはバターや甘い匂いのするスイーツが有効だと言うことに気づけたのはいい発見だ。

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