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the band apart 25th Anniversary SMOOTH LIKE GREENSPIA 2023 初日の感想とセトリ

中津川ソーラー以来、約1カ月ぶりのバンアパのライブです!

新大阪駅にいた真っ白いイコちゃん
新大阪駅で新幹線を降りたら、
真っ白いイコちゃんがいて、
幸先の良さを感じました

グリーンズピアは、ここ数年配信視聴していたものの、現地に赴くのは初めて。
現地はどんな雰囲気なのかワクワクしながら、服部緑地野外音楽堂へと向かいました。

ドリンク代を支払い、生ビールと交換して、いざライブスタートです!


BREIMEN

<SET LIST>
1. ODORANAI
2. IWBYL
3. CATWALK
4. 色眼鏡
5. D・T・F
6. MUSICA

バンド公式Twitterより

ITa Fes以来、ライブを見るのは2度目。

イタフェスでは完全に初見だったものの、その後毎朝聴いているinterfmの帯番組(『MUSIClock with THE FIRST TIMES』通称『みゅじろく』)に、キーボードのいけだゆうたさんが月1〜2回出演するようになり、楽曲やいけださんの人となりが分かるように。
みゅじろくへのメールで、いけださんにグリーンズピアを見に行くことを伝えられたこともあり、今回のライブは特に楽しみにしていました。

スタンディングエリア上手端2列目を陣取り、ライブがスタート。
イタフェスで心をつかまれた『ODORANAI』が演奏されます。
そこから間髪入れずにギターのサトウさんが『IWBYL』のイントロのフレーズを弾き出し、一気に私のテンションもマックスに。

恐らくこのあたりで、空いていた隣に背の高い男性がやってきます。
金髪、サングラス、赤い法被……そう!グッドモーニングアメリカのベースたなしんさんではないですか!
開演前に飲食ブースで売り子をしているところはお見かけしたのですが、まさか隣でBREIMENのライブを見ることになるとは……!
途中たなしんさんに「BREIMENめっちゃかっこいいですよね!」と話しかけられたのですが、びっくりし過ぎて「な、なんでいるんですか……」と、怪訝な返事しかできませんでした……。

話をBREIMENに戻します。
3曲目に『CATWALK』を披露した後のMCで、ボーカルの高木さんが「それはにゃんにゃん〜 先がけてワシは言うたが〜 それならばにゃんにゃん〜」と、藤井風の『何なんw』の替え歌を披露します。
そしてそれに合わせてすぐ伴奏をつけるいけださん。さすがです!

その後は、「イタフェスに出演した際に、口頭でグリーンズピアへの出演を誘われ、口頭でOKした」というお話や、色眼鏡とEric.Wのマッシュアップセッションなどを繰り広げます。

MCやセッションなどが想定以上に盛り上がったのか、予定していたセトリから1曲飛ばし、ラストは『MUSICA』を披露。
イントロで、「このタイミングでなんですが、鍵盤のいけだでーす!!」と、いけださんが叫び出します
本当にどのタイミング?????笑

曲中に高木さんがサックスの林さんにアイコンタクトを送り、アウトロでは林さんが前方に出てきて、素敵なサックスソロを披露
林さんは今回アルトサックス、ソプラノサックス、フルートを使い分けて演奏しており、そのオールラウンドさには感服しました。

イタフェスでは、寒さに震えながらアウトドアチェアに座って後方で見たBREIMEN。
今回は前方でしっかり楽しむことができて、本当に良かったです!

物販

売り子は2人おり、そのうちの1人は川崎社長でした。
出番直前まで、売り子をやられていて、本当にお疲れさまです……!

川様の列でお会計をしていたお客さんが立ち去り、私がグッズを購入しようとしたところ、別の列の3人組のお客さんがグッズの現物を確認するために、川様の列の方まで広がってきたんです。
私は「この3人組を待ってからお会計かなー」と思っていたところ、「お次のお客さん、決まっていたらどうぞー!」と、川様が優しく声を掛けてくださいました
さすが川崎社長!仕事ができますね……!

nakedの新譜とチケットホルダー
購入したnakedの新譜とチケットホルダー

川様に「福山のライブにも行きますー!」と一言宣言した後、既に始まっていたヨナヨナのライブへと急ぎました。

YONA YONA WEEKENDERS

<SET LIST>
1. SUNRISE
2. into the wind
3. 君とdrive
4. 眠らないでよ
5. Night Rider feat. 荒井岳史(the band apart)
6. R.M.T.T
7. SUI SUI
8. シラフ

バンド公式Twitterより

ライブを見るのは初めて。
物販の列に並んでいたので、「君とdrive」あたりからスタンディングエリア上手端2列目で拝見しました。

ライブは、ボーカル・磯野くんの「16歳の時、友だちに『K.AND HIS BIKE』を貸してもらって、バンアパに出会いました。今年で3○歳(年齢忘れてしまいました……。)、バンアパにライブ呼んでもらったぞ〜〜!」という雄叫びからスタート。
のっけから磯野くんのバンアパ愛が伝わってきます。

4曲演奏したところで、磯野くんが「これからゲストボーカルが来るから、今座っている人も立った方がいいよ!」と煽り、呼び込まれたのはもちろん荒井さん。
……めちゃくちゃ緊張していました笑笑。
若干強張った面持ちとは裏腹に、ハンドマイクで美麗な歌唱を聴かせます。
「ハンドマイクの荒井さんレアだなあ〜」と思っていると、すかさず曲間で「ハンドマイクの荒井さんは貴重ですよ!」と、磯野くん
プロのバンアパファン過ぎます!笑
そして、曲が終わると爆速でステージを後にする荒井さん笑笑。
荒井さんのシャイな一面が垣間見える、貴重なステージでした。

ステージ上にはアンプと並んで小型の冷蔵庫(!?)があり、磯野くんが曲間にお酒を一気飲みしては、新しいお酒を取り出していました。
ストロングスタイルですね。

またライブ途中では、BREIMENに続きEric.Wのセッションも!
両バンドともコピーではなく、バンドなりのアレンジを加えてセッションしていたのが、大変良かったです。

個人的には予習不足で、荒井さんきっかけで元々聴いていたNight Riderしか分からない状態のライブでしたが、とっても楽しかったです!
特に、『R.M.T.T』と『SUI SUI』が印象に残りました。
これからプレイリストでたくさん復習したいと思います。

the band apart

<SET LIST>
1.higher
2.amplified my sign
3.夜の改札
4.O.Bong
5.Sunday Evening
6.Moonlight Stepper
7.8月
8.Eric. W
9.in my room
アンコール
川崎亘一トークショー(お客さんからの質問に答える)
中学時代テニス部でダブルスを組んでいたザ・ダブルス(川崎木暮組)のハードコア一本締め

スタンディングエリア上手側3列目でリハーサルの開始を待っていると、楽器のセッティング後程なくメンバー4人が出てきました。
そのまま裏にハケることなく、木暮さんの四つ打ちのドラムが鳴り、higherが演奏されます。
このユルさがバンアパらしいですね笑。
higherは川様のゴブリンスイングがキレキレでした。

そして2曲目から『amplified my sign』!!!
右の方にいた男性がイントロで「やったーーーー!!!!」と雄叫びを挙げていて、ちょっと笑ってしまいました笑。
でも、そのくらいうれしいですよね。
イタフェスで聴いて以降、「もうしばらくは聴けないかなあ」と思っていたので、また聴くことができて私も本当にうれしかったです。

3曲目は『夜の改札』!!久々では!??
個人的に生で聴くのは初めてかもしれません……!
日の落ちた野外音楽堂というシチュエーションとかなりマッチした楽曲でした。

続いて『O.bong』。

個人的には1年半ぶり2回目の『O.bong』。
クソ寒い野外で聴く『O.bong』もまた一興。

ここで荒井さんのMC。
グリーンズピアは、毎年いいバンドを招集し過ぎて、トリで演奏する際毎度緊張するそうです笑。

そこから、『Sunday Evening』(nakedの『4』に併せて、そろそろサブスク解禁されるんでしょうか?)が演奏され、続いて披露されたのは!なんと!!『Moonlight Stepper』!!!
初めてnakedじゃないver.を生で聴けました!!!!
ライブで聴いたのは初めてだったので、「イントロやサビで、ドラムに合わせてクラップするんだ!」と、新鮮な気持ちになりました。
また、Aメロのリードギターは両手タッピングなんですね。
これに気付いたのが2番だったので、もっと早くから川様の運指を凝視しておけば良かったと反省しました……。

そして、『8月』。
グリーンズピアではよく演奏されている印象があります。
クソ寒い野外で聴く『8月』もまた一興。

ここで2回目のMC。
まず荒井さんが、「nakedの新曲をMVを18時頃にアップしようとしたけれども、重過ぎて夜遅くに投稿される予定」という裏話を教えてくれます笑。

原さんの笑顔がまぶしいサムネイルですね。

その後、木暮さんが「持っている靴の9割、ズボンの10割は撥水性があるもの。俺は雨に強い(意訳)」というMCを行います。

ここで曲に行くかと思いきや、「ここで曲に行くかと思ったでしょ?違います。しゃべります」と、なんと!川様がMCを始めます。
後ろで原さん、木暮さん、荒井さんが3人で集まって深刻そうにしゃべっていたので、「なんかトラブったのかな……?」と一抹の不安を抱えつつも、レアな川様MCに耳を傾けます。
しかしあまりしゃべることもないのか、お客さんから挙手性で質問を募る始末w
男性客から「イタフェスは来年もやりますか?」という質問が来るものの、恐らく時間切れ。

原さんが一言二言しゃべって(内容が思い出せない……)、いよいよここで本家本元の『Eric.W』が披露されます。
『Eric.W』は何回聴いてもいいですね。

そしてお次の曲は、『in my room』!!
もう1回書きます『in my room』!!!
『amplified my sign』や『Moonlight Stepper』もかなりうれしかったですが、この選曲にはびっくりし過ぎて思わず「うおおおおおお」と声が出てしまいました。
X(旧:Twitter)情報によると、『in my room』がセトリに入るのはなんと!11年ぶりっぽいですね。
あーーー本当に大阪まで来て良かった!!

『in my room』の曲前や曲間に荒井さんが何度か「ありがとう!」と言っていたので、もしや……とは思いましたが、本編はここで終了。
恐らく55分程度で、「これからアンコールがあるにしても、予定の70分よりはちょっと短いな……」と疑問に思っていました。

アンコールの声に応え、川様が登場。
また原さんのマイクを使ってしゃべり始めます。
やっぱり何かいつもと違う……?

先ほど答えられなかったイタフェスの質問に、「4月開催か、11月開催で迷っている」との回答をします。
しかし、お客さんの声は圧倒的4月開催。
「もう有給取っちゃった!」「11月は寒い!」との意見が聞こえてきます。
一方で、現在は4月にも全国各地でたくさんのフェスが行われているので、11月だと演者もお客さんも集めやすいというメリットがあります。
4月開催の声が多数だったという意見を参考に、川様や掛川さんを中心に今後も検討を進めていくそうです。
質問を寄せた男性客には、川様から手渡しでピックがプレゼントされていました。やさしい世界。

その後も川崎亘一トークショーコーナーは続き、「バンドを25周年続けてきた感想は?」という質問が寄せられます。
(回答は忘れました……🙇そしてこのお客さんにも、川様がピックをプレゼントしていました。)
途中で木暮さんも登場して、ドラムセットに鎮座したのですが、ここで木暮さんの口から本日アンコールがないことが明かされます
やっぱり何かトラブルがあったんでしょうね……。
私のいた場所からだと、最初の方は客席に向いたスピーカーより荒井さんの返りのスピーカーのギターの音の方が大きかったり、原さんのベースが若干聴きにくかったり、途中で急に川様のギターの音がデカくなったりしたりしたので、音響系かなあと推測しています……。

アンコールの演奏に代わり、中学時代テニス部でダブルスを組んでいたザ・ダブルス(川崎木暮組)のハードコア一本締め(ドラムのカウントの後、川様が一本締め)で、初日が終了しました。

イベントが巻きで終わり、少し不安に思う部分もありましたが、最高のセトリでレアな川様長尺MCも見られて、総合的には大満足です!

帰り際に物販を除いてみたら、もう川様が売り子としてブースに立っていて、「川崎社長……働き者……!」と、一人で勝手に感動してしまいました。

総括

スタンディングエリアで演奏に盛り上がるのも良し、座席でゆっくりライブを見るのも良し、後方でレジャーシートを広げるのも良しと、かなり自由な楽しみ方ができる空間だなと感じました。
また飲食の出店もあり、さながら小規模のフェスのようでした。

元々22日日曜日に大阪でライブを見る予定(坂本真綾さんのツアー振替公演)があり、「きょうどその週大阪にいるじゃん!」とチケットを取ったかたちになるので、申し訳ないことに2日目のライブは見ることができません。
しかし他に類を見ないすごくいい雰囲気のイベントだったので、来年もできれば大阪まで見に行きたいなあと思いました。

次にバンアパのライブを見るのは、前述した通りnakedのツアーの福山公演。
それまでに、今回ゲットした新譜を聴き込みまくろうと思います!

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