bird

君への手紙。
ここにあるそれは、
いつも速達で君のところへ送っている。


いち早く、君の元へと届けたいから。


そうして、
君が手紙を読んで、
その日穏やかに眠れたならば。

今度は君が、誰かに手紙を渡す番。

わかるかい?
そう、君も、僕も、
そして誰かもみんな同じなんだ。


自分を信じ、迷いながら、
やるべき事と、やらなきゃならない事を
繰り返し。繰り返し。


僕たちは、
自由の飛び交う広い空に飛ぶ鳥で

同じ自由を楽しむ時は隣同士で、
目指す場所が同じならば後ろについていったり、また先頭を飛んだりして。

自由の羽で飛び回る。


そんなもんだから、
時にぶつかる事もある。
前に飛ぶ誰かのスピードに
ついてゆけない時もある。


そんな時が、
『誰しもにある。』ということを
忘れないで。


僕は伝書鳩になり、
君への手紙を運ぶだろう。
開いた中の僕の言葉を
今度は君が。

どこかで鳴き声がする。
小さくて、耳を澄まさなければ気づかないほど
小さな小さなSOS。


手紙の言葉を抱いたなら、
その声の主まで会いに行こう。
君のスピードで。会いに行こう。


傷ついた美しい鳥を見つけたならば、
そっと近づいて微笑んで。
『もう大丈夫だよ』って、羽で包んであげてほしい。


『君も自由に飛んでいいんだよ』って、
羽ばたいて風を伝えてほしい。


みんな、一緒なんだよ。
自由に、生きていいんだよ。



合わせ鏡のような僕らだからこそ、
伝わるものが、必ずあるから。

#心 #言葉 #心が軽くなりますように
#僕から僕へ #心の護身術

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