湯を沸かすほどの熱い愛 読んでみた ※ネタバレあり
初めての投稿でございます。
登録してから何も書かずに1年経過びっくりです。
最近よく図書館に行くようになりました。
あまり利用していなかったのですが
最近の本もたくさんあるんですね〜。
これは使わなきゃもったいない!ということで
今更ながら映画にもなっている
湯を沸かすほどの熱い愛 読んでみました。
よくNetflixとかで見かけるけどたまたま
図書館で見つけたから読んでみることに!
以下ネタバレ含みますので読んでない人は読まない方がいいかも、、、てか読んでくれてる人いたら嬉しいけど、、、笑
ある時お父ちゃんが蒸発して出て行ってしまい
それから一年後のお話。
当然一家の主人がでていってしまったので家業の幸の湯(銭湯)はお休みです。。
そんな一大事の中、お母ちゃんは突然残りわずかな命と告げられてしまいます。
残りわずかな命の中で最後にやり遂げなきゃいけない事がある!!とお母ちゃんは奮闘します。
このお話はお母ちゃんが主役だと思うけど私はまだ自分の子供もいなけりゃむしろ娘の立場?のが理解できると読んでいて思ったのが率直な感想です。(もう20代後半)
でも涙とまらなかった。。。
蒸発したお父ちゃんを探偵さんに頼んで連れ戻したと思ったら突然鮎子ちゃん(一応お父ちゃんの娘)が登場。
そこから幸の湯がまたスタートしました。
謎すぎるけどお母ちゃんの器の大きさったらない、、、
ある日の体育の時間の後あずみの制服が盗まれてしまいます。
何度もこんな悪戯にあったら当然学校に行きたいわけがない。
お母ちゃんは学校に行きたくないあずみに対して『無理してでもいきなさい。負けちゃダメ』と声をかけていました。いろんな意見があると思います。そこで無理矢理行く事が正しいとか、行きたくないなら無理しなくても良かったり、、、。
中学時代を思い出してみるとあそこまではいかないけどいじめを受けた事が一度ありました。学校に行きたくない時期が少しあったなーと。
そんな時母親は無理してその子達に好かれようとしなくていいと言ってくれました。
行動は違えど自分が悪いわけじゃないんだから逃げても仕方ない。あの時の事と少し重なるなーって読んでて思いました。
最後の方でお母ちゃん、あずみ、鮎子ちゃんの3人で伊豆に旅行に行くことに。
道中で出会った青年の事も受け入れちゃうお母ちゃん。これまた器の大きさを感じました。こんな風に人のことを見抜ける力欲しい、、、笑
この旅の目的はあずみの本当のお母さんに会いに行くということでした。そこでも学校に行きたくないあずみとのやり取りのような事が続きます。本当はつらいはずなのに背中を押すお母ちゃんにはとても涙が出ました。
『だってあずみはお母ちゃんの子でしょ』
というセリフは心に残った一言でもあります。
全てにおいてお母ちゃんに感じる事は懐の大きさ。
全ての人を包み込むような器の大きさに感動しました。
話はまとまってませんがこんな感じでした。笑
ラストは少しホラーで終わりましたが、、、 また読んでみたいと思う本でした。
誰か読んでくれることを祈ります。笑
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