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DIY 自宅に10Gネットワーク配線(前編:準備)

契約前から自宅のネットワークは将来見据えて10Gの有線LANを各部屋に配線したいと思っていました。最近のWifi 6E対応ルーターなら無線でも相当早く安定するようですがどうせなら有線ですよね。
やりたいのは以下のようにウォークインクローゼット(WIC)を拠点として全ての部屋と有線の10Gで接続する事です。
ハウスメーカーの営業さんはネットワークについて知識がなく会話がかみ合わず大変でしたが以下の図を電気屋さんにも共有してもらい何とか対応してもらいました。


ハウスメーカーに希望として出した回線構成
現状のインターネット速度改善状況(2023.5.21途中経過)

家庭ネットワーク構成の基礎知識(写真を後で追加)

家のネットワークを10Gにするのに必要なのは以下の機材

  1. ONU:光終端装置と言い、インターネットの光回線を家庭で扱えるデジタルに変換する装置。通常NTTやauなど回線業者から提供されます。そもそもの外部との速度が10GあるかわかりませんがONU直前まで10G回線にしておくと将来的に10Gに対応できます。

  2. 10G対応ルーター:複数台のPC等をインターネットに接続するために管理してくれる装置。管理装置が複数いると混乱が生じるので基本1つだけ。

  3. 10G対応スイッチングハブ:ルーターと似ていますが管理はせずネットワークを分配する装置。通常ルーターはハブの機能も持っているので繋ぎたいデバイスが少なければ不要

  4. 10G対応LANケーブル:各部屋の間をCat6a以上で結線する必要があります。光ケーブルで繋ぐ事もちょっと思いましたがSFP対応のルーター高いしさすがにケーブル作れないのでやめました。

  5. 10G対応PC:PCや各種家のハードウェアも10G対応が必要です。実は我が家はまだ10G対応製品少なかったりします。

まず、インターネットに接続しつつ家庭内のネットワーク全て10Gにするには、ONUに届いた光回線をどこかで集約して各部屋に10Gで分配する必要があります。インターネットに接続する外部回線と家庭内の回線を別ける事もできますがそこまでは目指しませんでした。

1Gで良ければ下記のような見た目すっきりとネットワークを集約する事が出来る物もあるのですが、10Gではまだ無さそう&高くついてしまうので出来る人にはお勧めしません。とりあえずWIC等に他の部屋と繋がるネットワークを集約する場所を用意して10G対応ルーターを用意するのがお勧めです。

まとめてねット ギガ | インターネット配線設備 | 電設資材 | Panasonic

我が家のネットワーク構成

ハウスメーカーとの相談時に決めておくこと

ハウスメーカーに相談する時に決めておくのが、一次受けをどこにするかと配線をどうするかの2点です

一次受け口の場所

通常外からのインターネット回線は浴室上の空間に通ってくるらしいのですが、実際に家の中に出す場所が一次受けです。一次受け場所にはONUとルーターを置く必要があり回線も終結させる必要があるため、ごちゃごちゃして見栄えが悪い可能性があります。我が家は1F玄関すぐに納戸があるので納戸も候補になったのですが最終的にWICに集約する事にしました。

家中のLANを一か所に集約

部屋間の配線

部屋間の配線はCD菅という屋内配線用の菅を通してその中をLANケーブルを通すことになります。本当はPF菅の方が難燃性あって良い様ですが値段が上がるらしいです。


10Gネットワークの配線はハウスメーカーにもお願いできるのですが、元々割高なのと通常の電気業者ではCat6aの結線は対応してなく別の電気業者も呼ぶことになり1本約25000円取られるとの事でした。
そのため、すぐ使う2階WIC~1階 TV下への配線だけお願いして、後は各部屋にCD菅だけ通して貰って残りは自分で配線する事にしました。ちなみにCD菅(22Φ)の配線料金は1本だいたい8500円でした。

CD菅を配線してもらうときに大事なのは、呼び線を一緒に通しておいてもらう事です。これがないと配線するときに最初に口の間を繋ぐために掃除機でビニール紐を吸い込んで通すなどが必要になってしまいます。


部屋のコンセントに配線口
予備線を活用してケーブル配線


自分でネットワーク配線に必要な機材

壁にモジュラーを作る&検査器具
壁のLAN口からPCまでLANを配線するためにはこちらのRJ45のキットも必要



■コンセントにLANの口を作るための工具類
Cat6Aの100m                           :¥  7890
  部屋の中を通すケーブル
モジューラージャック RJ45    :¥  2048
  部屋のコンセントにつけるLANポート
  Panaなどもあるが成端工具が結局パンドウィットなので
  メーカー揃えてみました
      本当は両端するのですが高いのでWIC側はRJ45にしました
外皮向き                                   :¥  2591
  ケーブルの外皮を剝ぐ工具
スパイキ                                   :¥  1065
  剥がれた中の寄り線をバラスための工具
  (無くても良いが手でやるより楽)
モジュラージャック成端工具  :¥    798
  ケーブルを通してモジュラージャックを作る工具


■LANケーブルを作るための工具

RJ45モジュラープラグ             :¥  1680
 LANケーブルの両端
 Cat6a対応の物にしましょう
 貫通型が楽かも
かしめき                                   :¥  3632
 ケーブル通してモジュラープラグを固める物です
 Cat6a対応の物が必要
 貫通型にしておけばよかった
ケーブルテスタ                        :¥  7456
 ケーブルが通っているか確認するもの


■電気業者に配線をお願いした場合の値段
CD菅配線                                  :¥ 8500
Cat6a配線                                 :¥25000
全て自作配線   :¥38300 + 6 x ¥8500  = ¥  89300
全て業者     :¥6 x 25000                   =¥150000

と言う事で2倍近く値段が変わってきます
全て業者の場合は更にモジューラージャックからPCへの接続ケーブルも購入する必要があるので更に差が広がります


■その他
ビニールテープ
 呼び線とLANケーブルを固定して引っ張る様に何かしらテープが必要です
マイナスドライバ
 コンセントの外装やダミーのモジュラーを外すのに必要です
ニッパー
 かしめ機でもできるのですが、ケーブルや心材を綺麗に切るのにあると便利です



実際の加工作業は次回記事で

今回配線してみてわかったことは

・Cat6a配線は自作で問題ない
・CD菅に呼び線を通しておいてもらうのは非常に大事(無いとビニール紐と掃除機必要)
・Nasneユーザーは電源場所にテレビの端子もあると良い


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