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なんでもないと思っている会社員キャリアは起業で活きる

「私、新卒からかれこれ15年?16年?もう何年かも数えられないくらい、ここでしか働いたことがなくて」

私は普段、どう自分らしくこれから働いていくのか?というコーチングセッションや起業サポートをしていますが、たいてい会社員の方は、みなさん自分のキャリアにどこか自信なげにこのような発言をされることが多いです。

でも、わかるなぁ・・。私も起業をする3年間は同じ気持ちでした。この部署の仕事はそれなりにできるけど、一歩外に出たら何にもできない自分に、勝手に負い目のようなものを感じていました。

「会社員をずっとやってきた」って、一昔前なら賞賛されていたことが、今では「会社員しかやってこなかった」に捉え方が変わるのですから。時代の変化を感じます。 

会社員から起業をして改めて今思うことがありますが、
会社員キャリアは必ず誰でも次のキャリアにいかせますよー!

ということ。

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起業をして初めて気がついた会社員の凄さ


私のキャリア遍歴を簡単にお話しすると、新卒でスタバに入社、4年働いたのちに英会話スクールで2年半働いて、29歳の時にANAに入社して、CAとして約10年在籍してフライトをしてきました。

いわゆるオフィスワーカー的会社員ではありませんでしたが、ばっちり大企業に16年〜7年染まって真面目に働いてきました。起業をしてすぐに気がついたことは、

当たり前にやってきた「普通」のことが、
起業の世界ではプラスに働くんだ!

ということ。

起業をしたいけど、私、普通の会社員で、役職も持ってないし大した実績もないし、何も特別なものも持ってないし、と思ってる方は朗報です。すでに起業で活かせるスキルを、きっとみなさんも備えていらっしゃるはずです。

え!そんなことが起業の世界で生きるんですか?ってエピソードを4つご紹介しますね。

期限を守る

「当たり前でしょ。何を言ってんの?」って感じですよね。
いや、私もそう思ってたんですが、これが結構、じわじわと生きてくるんです!会社で期日を守らないと、他部署や取引先などあちこちに迷惑がかかりますので、会社員の人にとって期日を守るものはもう絶対。ここに理由とか意義を見出さなくてもみなさん、普通に守ると思います。

自分の体調が多少悪くたって、子供が熱出したって、やると思います。どーしても自分が出来ない時は誰かにお願いしてでも、期日通りに仕上げることを前提で動きますよね?

個人で仕事をすると、取引先との納品日などの約束がない限り、誰も何も言ってくれないし、納期もありません。全部自分でいつまでに何をやるのか?スケジューリングをして進めていきます。

気分が乗らないからって手をつけなければ、それだけ結果が遅まるだけ。

誰になにを言われなくても、締切日から逆算して動けること自体が、個人で仕事をする上では基盤となる大事なビジネススキルになるので、十分にいかせる能力の一つになります。

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プレッシャーに強い

2つ目はプレッシャーに強いこと。もちろん個人差はありますが、たくさんの方の起業をサポートをしていて感じることは、会社員経験の長い方は、ここぞという時のがんばりがすごい!

「やっぱり私には無理です」ではなく「やってみます!」と言える方が多い印象を受けます。あくまで私の感覚値ではありますが、ここは大きな組織にいた方ほど、強い。(しつこいですが個人差はありますが)

なぜプレッシャーに強くなるのかな?と思うと、会社って緊張する場面だったり、不慣れだけど失敗が許されないシーンで頑張るなど、それぞれびプチドラマを経験しているんですよね。みなさん何かしらの局面を乗り越えてきてるんですよね。逃げ出さずにやってみれちゃう、これも組織でのお勤め経験が長い人はすごい強い。(日々、お疲れ様ですー!)

これのどこが起業に活きるのか?というと、起業って不慣れで未知なる体験じゃないですか。職場で経験する緊張とは違うタイプのプレッシャーになりますが、それでも未知の体験ゾーンに飛び込んでいく必要があるので、実は会社員の方はすでにその能力が備わっている方が多いと感じます。

ただし。全ての局面を逃げてきた。安全な道を選択してきた方は、いよいよ起業という新しいフィールドでは飛び込んでいかなきゃいけないので、ここはちょっと覚悟が必要かもしれません。

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折り合いをつけて働ける

折り合いつけられるって・・それ良いとこなんですか?ってツッコミが入りそうですが、これも起業で活かせると私は思っています。

腹落ちしてなくてもなんとか自分なりに解釈をして手足を動かせる。

これも会社員で身につく大きなスキルの一つですね。

ぶっちゃけ、組織で働くって、思い通りにいかないことの連続じゃないですか?
働きたくない人と働いたり、この部署になってから、この役職についてから、仕事が楽しくないとか文句言いながらも、なんだかんだ言われた通りにやれるのが会社員です。

この感覚で働き続けるのが良い、という話ではなくて、納得してなくても淡々と働けるというのも、ある種スキルの一つと捉えて私はいいのではないか?と思っています。

納得できてなくても、一旦やってみますって状況を捉えて進めることも、起業や新しい事業で、活かせるスキルになると思うんですよね。

やりがいがあって楽しい仕事でも、やりたくないことや苦手なことに遭遇しますし、どうしても乗り越えなきゃいけない局面は、あります。

そんな時に、自分なりに状況を納得できる意味づけをして動けることができるなら、もうこれは十分活かせるスキルですよね。

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あくまで「仕事」と割り切れる

だんだん皮肉ってるのか?って感じですが、そんなことありません(笑)
いい意味で妥協ができたり、期待値を上げすぎない冷静な感覚も大事なんですよね。

割り切って働こう!って推奨はしていませんが、過度に物事に期待しないっていうのも、継続的に個人で仕事をする上では必要なスキルだと思います。

個人事業って持久走です。
短距離を早く走って賞をもらうことを目標にしたら
すぐに廃業してしまいます。

というか、それではすぐに疲れて、続かないんです。

いかに長いマラソンを楽しく、着実に走るか?

のスタンスが大切なので、時に、「ま、お仕事ですしね」くらいの感覚を持って、走り続けることも大事じゃないかなと思います。

この割り切りがあることで、長い起業というランニングをうまく走り進めることができると思いますので、これも会社員スキルで身につけたアドバンテージになるポイントだと思います。

起業でうまくいく人は経験の変換、解釈の仕方が上手い人


ここまでいかがでしたか?普通にやってることが起業で生きるんだなということを少しでも感じていただけたなら幸いです。

よく、無駄な経験はないっていうじゃないですか。本当に私もそう思いますが、その経験を無駄にしないために意識するといいことが一つあります。

それは、

経験をダイレクトに起業に活かそうとするのではなくて、
ちょっと変換したり解釈をつけて活かす工夫をすることです。

例えば、経理一筋でやってきたから、じゃあ起業でも経理系の仕事しかできないや、じゃなくて、

経理の仕事で、タイムマネジメント力、細かくて正確に仕事を進める力とか、小さな間違いに早く気づく力がついた、など経験を少し変換して眺めることで、自分の強みに変えることができます。

これまでやってきたことを自分の強みに捉え直すことで、より、
新しいキャリアでみなさんの良さを活かしていけるようになっていきます。

私はこれまでお会いした方で、過去のお仕事が一つも活かせないなんて人は、一人も出会ったことはありません!必ず活かせるものを経験しているので、自信を持って新しい道を進んで欲しいなと思います。


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