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世界ナンバーワンコーチ、アンソニーロビンズにコーチングをしてみる。

こんにちは。
コーチのりょうくんです。

あらゆることに
望む未来や理想の自分を先取りする、
ということについて。

僕も体験したことだけど、

目上の人だったり、
立場が上の人だったり、
明らかに人生経験も
キャリアも上だったりする人の
コーチングをすることになった、というケース。

特にそれが同業者だったりする場合も
あるわけだ。

そんな時、
どんなマインドでいたらいいのかな?
という話です。

極端な例でいえば、
世界ナンバーワンコーチと言われる
アンソニーロビンズに
コーチングをお願いされたら
どんなマインドでいたらいいだろう?

(ちなみにアンソニーが、
世界ナンバーワンという
キャッチコピーが付いているというだけで、
それが事実かどうかなんてどうでもよいけれど、
とにかくコーチとして著名人だよね)

これは、僕も質問されたことのある質問であり、
僕自身も過去に先輩コーチに質問したことのある質問なんだ。

要は、
「私なんかが到底、役に立てると思えない」

ということが前提としてあるんだよね。

なぜか?
相手が自分よりも経験や技術や立場や名前が
上だと認識した時、

できないとまで言わないにしても、
やりにくいというわけだ。

有名カリスマ美容師に
カットを頼まれた美容師ということと
同じかもしれない。

それで、その相手の言い分に
コーチとしてこう質問してみる。

コーチ>
アンソニーに、
コーチングは
役に立たないと思いますか?

クライアント>
役にたつと思う。
コーチングは誰の役にもたつと思います。

(ちなみにアンソニーは、自分のコーチを雇っていると聞きます。アンソニーですら、アンソニーだからこそ、自分がコーチングを受けることは役にたつと思っているわけですね)

コーチ>
では、あなたのコーチングは
役に立たないと思いますか?

クライアント>
んーー?どうだろう?
コーチングは役にたつと思うけど
私のスキルで役に立てるかどうか……

コーチ>
では、
もし、アンソニーが、
あなたのコーチングで
おお!!そうか!!なるほど!!
感動した!!
となったとしたら、それはなぜですか?

ここがポイント。

さて、あなただったらどうですか?

実はこれに特に答えはないんですよ。
答えはあなた自ら見つけることなんです。

ポイントは前提です。
質問は望む未来の自分を
先取りしているのがわかりますか?

コーチというのは
気づきを与える力と同時に

気づきを掴み取る力が
すごい。

僕も過去に
前述した同じ質問を先輩コーチにして
質問をしている時点で気付いたように、

コーチは
クライアント側になった時、
気づきを掴み取るのが早い。

アンソニーが、クライアントなら

アンソニーは、
どんな質問(相談)をコーチにすることで
自分の中で気づきを得られるか
という質問をするだろうね。

だから、
アンソニーのコーチをするなら
こちらが何も質問することすら必要ないかもしれない。
自分でコーチに話しているうちに
気づきを得てしまうからだ。

だから、実はスキルがいるのは
自ら掴み取る力がまだ備わっていない
クライアントの方がスキルがいるかもしれない。

話を戻すと、
先取りしている、というのは

コーチの質問の前提が
あなたのコーチングは役にたつという
前提に立っている。

クライアントは、
そもそも役に立てるだろうか?
という前提があったわけだけど、

もしあなたが役に立てるとしたら?

という望む未来の前提の質問をしている。

これにどんな力があるかというと、
脳はその前提を事実かどうかは別として
イメージする。

イメージすることは
今それが起こっていることと認識し、

それが快楽だった時
脳内物質ドーパミンを出すという。

それは、
その快楽状態の脳で思考することになるんだ。
その状態をつくることで、
制限が外れて答えは出やすくなる。
クライアントの視点が変わる、ということだね。

それに、
自己認識をセルフイメージというけれど、
そのセルフイメージが
役に立てるだろうか?という自分から
役に立っている自分というセルフイメージに
マインドがセットされる。


もし、アンソニーが、
あなたのコーチングで
おお!!そうか!!なるほど!!
感動した!!
となったとしたら、それはなぜですか?

クライアント>
私だからこその視点は
アンソニーにはなかったから。
私が体験したことは、
アンソニーの体験にはなかったから。
アンソニーは
今の立場の私ではなかったから。

答えはなんでもいいけれど、
それが自信に変わるマインドをつくるということ。

人に与えられた答えよりも
自分で気付いた答えの方が
信じる力が強い。

帰ったら妻は機嫌が悪いだろう、
という前提に気づいたら、

帰ったら妻は超機嫌が良かった、その理由は?

あらゆることに
望む未来や
理想の自分を
先取りするという話。

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(あとがき)

人生のあらゆる場面で大喜利してみる。
意外な答えが出てきて笑える。

妻が超機嫌良かった理由。

私が遅くなってごめんね、の
小躍りの舞いをしたから。

先取りしたマインドは
実際結果を変える。

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