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質問の前に聴く

人は自分の話を聞いてもらいたい。

僕もそうだ。

だから、コーチというのは
「聴く」プロなので、

僕の話を聴いてくれるからとても好きだ。

コーチングで自分の話を
聴いてもらうだけでも、

自分の考えが整理できたりする。

コーチは、「質問」で
クライアントの視点を
変える手伝いをしたりするけれど、

これも、コーチングのスキルだ。

ただ、その前に
「聴く」ということがとても大事。

誰もがいきなり心を開いてくれるわけじゃない。

本当は誰にも相談できないことを
コーチに相談しようとしていたりするのに、

肝心のクライアントが
心を開けないコーチだったら

コーチングは成立しない。

僕は聴くよりも、喋りたい方だ。

でも、スキルとして
在り方として後発的に

「聴く」ということに重点を置いてきた。

ついつい喋ってしまうから。

ただ、僕が目指す本物のプロだったら
もういるだけで、その存在だけで

クライアントが心を開いて、
自ら答えにたどり着くような
コーチになりたいと思う。

でも、まだまだその域じゃないので、
今は、心を開いてもらう前に

自分の話をする。
(結局喋りたい)

でも、理にはかなっている。

自分がまず心を開くことで、
相手もやがて心を開いてくれる。

そして、その次に「聴く」だ。

相手がせっかく心を開いてくれたのに、
次の質問が用意されていたりしたら、

「本当に聴いてくれているのかな?」

と思ってしまう。

しかし、何度も言うようだけど
コーチは在り方だ。

だから、
目の前の人に愛を届けるゆえに
相手のことを理解して、

スキルだけでなく、
心から相手のことを受け入れたい。

そこから、
本当の相手への質問が出てくると思う。




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