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カナダ旅行記2023 ① 出発からモントリオールまで

5年ぶり9回目となるカナダへの渡航について徒然なるままに、その時々の思いを残しておきます。脈絡なく、率直に、その時々の思いを。

出発の日は朝の8時に起きて、まずはお洗濯。10日ほど不在にするので汚れものを残しておきたくなかったのです。良く晴れていたから出発ギリギリまで外干しできてよかった。

午前中はキャリアカウンセラーのeラーニングを受講。毎日数時間進めることが必須なのでやるしかない! PCに向かって受講しつつ、手はちょっと旅行準備にもかかっていました。

海外旅行は5年ぶりだけど、国内に関してはこの5年の間も出張による移動が多かったので、大きな意味での旅行は慣れたもの。パッキングは1時間もあれば済みます。でも細々としたものを忘れがちでもある。今回はコロコロクリーナー(粘着シートのやつです)を入れ忘れていました。あると便利なのに。

いざ自宅を出て成田空港へ! 色々な交通手段があると思うけど、東京に住まいがある私はいつも日暮里から京成スカイライナーを使います。いつも予約の必要がないくらい空いているし、早いし、料金もまあそこそこだし。何より慣れているのが一番。

成田空港に着いたのは14時頃。飛行機は18時少し前に飛ぶ予定だったので、4時間前の到着。このくらい早く来ると気持ちに余裕があっていいです。買い足りなかったお土産の調達と、Wifiルーターのピックアップと、外貨両替と、チェックインおよび荷物預けの手続き。そして、遅めのお昼ご飯。これだけのことを広い空港で慌てず進めるには、4時間くらいがちょうどです。

ここ数年(5年前から8年前を含め)のカナダ渡航は、エアカナダばかりです。以前はユナイテッドを使ってアメリカ経由をしたことがあったけど、乗り継ぎがなかなか面倒なので、もうエアカナダ一択。

航空会社のランクとかいまいち分かっていないけど、エアカナダはサービスも機材も、まあまあ真ん中あたり、という感じがします。可もなく不可もなく。ちなみに、サービスとは?という定義うんぬんはともかく、お客さんとして有難いのはやはり日本のスタッフだなと感じます。

飛行機に乗り込んでしまえば、もうそこはカナダ。まずは機内の日本人率がぐっと下がります。バンクーバー便やトロント便は日本人もそれなりにいるとは思いますが、モントリオール便になると東京発だとしても日本人は少数になります。

そして、モントリオール便の特徴は、フランス語が第一言語なこと。機内アナウンスは全てフランス語が最初、次に英語、最後に時々日本語、という感じ。

今回は実は座席をアップグレードして、プレミアムエコノミーの席を取りました。久々の長時間フライトだったので、なんというか、色々心配だったのです。そして、アップグレードしておいて正解だったなと思います。座席のゆったり具合と、周りのお客さんの雰囲気に違いがあり、快適に過ごせました。

出発前の自宅でもキャリアカウンセラーのeラーニング受講をこなしましたが、機内でも3時間程進めました。Wifiにお金がかかるけど、なるべく旅行中の受講を減らすため、機内で時間稼ぎをしたわけです。なんか、いつもより集中できました。12時間に及ぶ長時間フライトを有効に使えた気もして良かった。

私は機内でうとうとすることはあっても、ぐっすり眠ることはできないので、長時間フライトはなかなか苦痛です。夜のフライトだと本を読めるほどの照明がないし、映画をぼんやり見るしかやることがありません。今回は、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』と『M3GAN/ミーガン』を見ました。どちらも日本語字幕がなかったので、話を正確に理解したかは不明。でも楽しかった。

海外旅行にトラブルはつきものと言いますが、私はこれまで幸いにも大した目にあったことはありませんでした。今回初めて、トラブルではないけれど、ちょっと焦る目に遭いました。

モントリオール空港に着いて、入国審査までは拍子抜けするほど順調でした。その先の、預けた荷物の扱いについて慌てることがありました。成田空港で預けた荷物を、モントリオールでピックアップするのか、最終目的地のシャーロットタウンでピックアップするのか、エアカナダ側の説明がはっきりしなかったことです。

今回、成田空港からシャーロットタウン空港への飛行機を手配する際、モントリオールで乗り継ぎ時間が1泊という珍しいルートを選択しました。通常、モントリオール乗り換えでもトロント乗り換えでも1泊はしません。せいぜい5時間(これも長いけど)くらいです。

この乗り継ぎ「1泊」が気になって、成田空港でエアカナダのスタッフに質問したら、「モントリオール空港で一度荷物をピックアップしてね。そして翌日またチェックインしてね」とのことでした。ちなみに、成田空港でもエアカナダのスタッフはカナダ人(と思われる)がかなりおり、私の対応をしてくれた人は英語しかできませんでした。でも、話はクリアだったので、納得しました。

ところが、モントリオール空港の荷物が出てくるレーンで、私の荷物はとうとう見つかりませんでした。・・・ドキドキしました。レーンが止まってしまってもしばらく待ちましたが、やはり出てこず。・・・焦りました。

気になったのは、私と同様に荷物が出てこなかったと思われる人が多数いたこと、そして、レーン上とレーンの周辺にはかなりの数の荷物が放置されていたことです。持ち主と荷物がうまく巡り合えない事態が頻発しているようでした。

さて、しょうがないので荷物が見つからなかった人用の窓口で、エアカナダの人に問い合わせました。そしたら、物凄くあっさり「君の荷物は明日シャーロットタウン空港に届くよ」と言われました。「そうですか、そうですか。なら、いいんです。でも成田空港で聞いた話と違いますよ、大丈夫ですか?」と念押ししたら、「明日シャーロットタウン空港で分かるよ」とのこと。うーむ、最悪の事態(荷物が迷子)ではなさそうだけど、荷物の行方がちゃんと分るまで一晩待つのはドキドキです。今日の午後、シャーロットタウンで私のスーツケースにちゃんと出合えますように!

一晩スーツケース無しでの宿泊ではありましたが、最低限の洗面用具とかは手荷物に入れていたので、大きな問題はありませんでした。ホテルにバスローブがあったので、夜はそれを着て寝れたのもよかった!

さてさて、荷物探しにかなりの時間を費やしてしまったモントリオール空港からは、タクシーでホテルまで向かいました。スーツケースが無くて身軽だったから、バスとか公共の交通機関でもいいかなと思いましたが、空港で寄ったお手洗いを出たすぐ目の前がタクシー乗り場だったので、吸い寄せられるようにタクシーに乗ってしまったのです。

モントリオール空港での荷物探しに疲れてしまった私には、タクシーの運転手さんの普通の親切が、非常にありがたかったです。フランス語ネイティブの黒人さんだったので、英語はお互い適当で良かったし、会話量も適度で、快適なドライブでした。

今回のモントリオール滞在のホテルは、色々迷って少しいいお部屋にしました。口コミと立地で決めました。私の前職は宿泊業なので、ホテル選びにはどうしても慎重になってしまうのです。しかも社会人になって20数年経っています。少しは良いところに泊まりたい気持ちが強くなっています。

フロントの方は適度に親切で良かったです。最低限しかお世話になっていないけど、何かあったら頼っても大丈夫そう、と思えるのがいいですね。


モントリオールのお部屋


お部屋も快適でした。古い都市のホテルにはよくありますが、建物自体はかなり年数が経っています。天井がとても高いお部屋でした。ひとつだけ残念だったのがシャワーの湯量でした。かなり乏しかったです。もっとじゃんじゃん浴びたかった。でも、これもよくあるよね、と思います。

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書き始めたら、結構な量になってしまいました。さて、そろそろ移動の時間です。いよいよプリンスエドワード島へ出発です。この続きはまた。

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